VOL.1 / 創刊号「日本1位、2位」


 日本の高峰第1位は誰もが知っている富士山(3,776m)。第2位は南アルプスの北岳(3,193m)。日本で1、2位の高峰が山梨にはある。今年も本格的な登山シーズンを迎え、県内には大勢の登山客が押し寄せている。7月の3連休、甲府駅のバスターミナルには、南アルプスを目指す登山客が大行列をなしていた。
 富士山を目指す登山客も同じで、この時期の富士山は登山客のライトが列をなし、とても印象的である。
 近年の登山ブームもあり、この3連休は多くの登山者が県内各地の山々を目指したに違いない。山梨県の登山客は年々増加傾向で50万人を超えるとの報告もある。
 本格的な登山シーズンを迎え、県内では桃など魅力的なフルーツも最盛期となる。しかし、駅からバスで登山口へ向かう、また車で直接山に向かってしまう登山客には、山梨県の魅力は中々伝わりにくい。県外から訪れる登山客にもっと山梨の魅力を発信してはいかがだろうか。

(研究員 三枝 万也)