YAFOメールマガジン VOL.73 2016年7月号
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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.73 2016年7月号
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■■ インデックス
◆テーマ1
『桃・ぶどうの産地から』
【笛吹農業協同組合 指導販売部部長 水上 一徳】
◆テーマ2
『学校現場における動物飼育の現状と課題について』
【山梨総合研究所 主任研究員 相川 喜代弘】
◆研究員コラム 気になる数字 『67%』
◆まちづくり情報
◆気になるデータ・読み物
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◆テーマ1
『桃・ぶどうの産地から』
【笛吹農業協同組合 指導販売部部長 水上 一徳】
「桃・ぶどう」は、「山梨県が誇る産品」である。その一大生産地の農業協
同組合にて、販売部門の責任者である筆者は、大きく変わりゆく市場に果敢
にアプローチし、海外戦略を推し進めている。「山梨が誇る産品」がどのよ
うな状況におかれているのか、現場の声をお届けする。
https://www.yafo.or.jp/2016/07/29/6095
◆テーマ2
『学校現場における動物飼育の現状と課題について』
【山梨総合研究所 主任研究員 相川 喜代弘】
一昔前には小学校にはウサギ・ニワトリといった動物たちがいたものだ。
私も世話係をして、飼育小屋の中に入ったことを覚えている。この、「小学
校にいた動物」最近では めっきり見かけなくなってしまった。今回筆者は、
山梨県内のすべての小学校および特別支援学校にアンケート調査をおこない、
その実態についてのレポートをお届けする。
https://www.yafo.or.jp/2016/07/29/5727/
◆研究員コラム 気になる数字 『67%』
認定NPO法人ふるさと回帰支援センターの「2015年度年次報告書」によ
ると、2008年調査では、移住希望者の70%を50~70歳代が占めていたが、
2015年調査では20~40歳代が67%を占めたという。また、移住希望者の相談
件数は、2008年からの8年間で約10倍と膨らんでいるという。
先日参加した講演会では、「東京の企業で働いている人が、山梨への移住
を希望して、就職面接会に参加し、自分自身を猛アピールした結果、県内企
業への入社が決まり、家族で山梨に移住した。その後、その移住者の働きの
よさから、山梨に移住を希望し職を探している人を紹介してほしいと企業が
依頼してきた。」と、やまなし暮らし支援センターの移住相談員が話してい
た。
移住に関して必ずネックになるのが就職先であるが、企業の中で有能な人
材を中途採用したいというニーズはあるのではないか。企業にとっては即戦
力の中途採用人材は大きな魅力であり、そこに移住希望者との実りあるマッ
チングが成就する可能性は高いと感じる。
県内で行われる合同就職面接会の多くは新卒者を対象としたものであるが、
現在首都圏の企業に勤めている移住希望者を対象とした就業面接会はどうだ
ろう。首都圏から人材誘致を行うのである。その為に自治体は、面接会のセ
ッティングをはじめ、利用可能な空き家情報の提供、さらには、面接会をき
っかけとして転入した場合の助成金を設定するなど、移住への後押しや、移
住後の生活の不安や不自由を解消するべく環境作りをする。
20~40歳代の移住は、人口の社会増につながり、また自然増も期待できる。
さらに、税収増にも繋がるのだ。67%をどのように移住につなげるか。その
為には、ニーズを把握し、ターゲットを絞る事が必要である。
(研究員 渡辺 和樹)
◆まちづくり情報
・地域公共交通事業における収益性と効率性に関する調査研究(7/22 国土交通省 公表)
http://www.mlit.go.jp/pri/houkoku/gaiyou/kkk132.html
・平成27年 関東地方一級河川の水質現況について(7/11 国土交通省 関東地方整備局 公表)
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000650349.pdf
→相模川水系、富士川水系の全ての観測地点で環境基準を満足。
・平成26・27年度 地域における文化・芸術活動を担う人材の育成等に関する調査研究
(7/22 一般財団法人地域創造 公表)
http://www.jafra.or.jp/j/library/investigation/027/index.php
・認知症の本人及び家族への地域資源を活用した支援に関する調査:
自治体新オレンジプランの実施状況について(6/24 厚生労働省 公表)
http://www.mhlw.go.jp/iken/after-service-vol24.html
◆気になるデータ・読み物
・景気ウォッチャー調査(平成28年6月、7/8 内閣府 公表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2016/0708watcher/watcher1.pdf
→景気は、海外経済の不確実性の高まりを背景とした円高、株安の中、企業
動向等への懸念により、引き続き弱さがみられる。
・第144回 中小企業景況調査(2016年4-6月期)結果(6/28 経済産業省 公表)
http://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160628002/20160628002.pdf
→中小企業の業況は、持ち直し基調の中にも、弱い動きが見られる。
・山梨県金融経済概観(7/13 日本銀行 甲府支店 公表)
http://www3.boj.or.jp/kofu/300gaikan/getu1607.pdf
→県内景気は、一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては緩やかに
回復しつつある。
・調査月報
2016年7月、山梨県経済の動向、県内主要業界の動向(7/16 山梨中央銀行 公表)
http://www.yamanashibank.co.jp/userfiles/comm/economy/5985/No462.pdf
→最近の県内景気(5月~6月)は、総じて横ばい圏域の動きとなっている。
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