YAFOメールマガジン VOL.76 2016年10月号


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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.76 2016年10月号
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■■ インデックス
◆テーマ1
『「八ヶ岳名水会」が取り組む「日野春學舎構想」について』
【社会福祉法人八ヶ岳名水会 企画事業部 窪川 敦之】
◆テーマ2
『クラウドファンディングの現状と今後の方向性について』
【山梨総合研究所 研究員 三枝 佑一】
◆研究員コラム 気になる数字 『20時00分』
◆まちづくり情報 
◆気になるデータ・読み物 
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◆テーマ1
『「八ヶ岳名水会」が取り組む「日野春學舎構想」について』
【社会福祉法人八ヶ岳名水会 企画事業部 窪川 敦之】
 「社会福祉法人 八ヶ岳名水会」は設立から24年が経ち、現在は旧日野春
小学校を拠点に地域に根ざした活動を行っている。入所・通所施設、地域
生活支援センター、グループホームを展開し、地域のみならず福祉分野にお
いてその存在感はますます大きくなっている。これまでの経緯とこれからの
展望についてお届けする。
https://www.yafo.or.jp/2016/10/31/6823/

◆テーマ2
『クラウドファンディングの現状と今後の方向性について』
【山梨総合研究所 研究員 三枝 佑一】
 最近特に耳にすることの多い「クラウドファンディング」だが、2015年に
は世界の調達金額は344億ドルに達したという。我が国においても事業案件、
リターン内容など様々な形があり、事業者と出資者の関係も様々である。
それぞれの人の夢や信念を形にする手段としても可能性が高まる。現状と
今後についてお届けする。
https://www.yafo.or.jp/2016/10/31/6442/

◆研究員コラム 気になる数字  『20時00分』
 東京都は、″ライフ″・ワーク・バランスの実現に向けた取り組みの一環
として、超過勤務縮減のための新たな取り組みを始めた。責任ある強力な推
進体制の下、徹底した超過勤務縮減に取り組み、「残業ゼロ」に向けた職員
の意識改革を図っていくとしており、主な取り組みとして、「残業削減マラ
ソン」と「20時00分完全退庁」を進めている。
 「残業削減マラソン」は、各部局の自律的かつ主体的な取り組みを強化す
るため超過勤務縮減の計画・目標を設定し、その上で進捗著しい部局をモデ
ル職場として指定を行うと共に、全庁をあげたPDCAサイクルを回すため、
「都庁超勤対策チーム」を設置し、定期的に状況確認を行うこととしている。
また、「20時00分完全退庁」については、毎日遅くとも20時までの退庁を目
指すとし、20時退庁を知らせる放送と、庁内一斉消灯を行い、20時以降の退
庁者は庁舎出口でチェックするとしている。
 この取り組みを目にしたとき、なぜ「残業削減マラソン」と「20時00分完
全退庁」が同時進行で行われるのかと疑問に感じた。
 「残業削減マラソン」において、各部局で計画と目標を設定する中で、長
時間に及ぶ超過勤務の原因が、「職員の超過勤務における終業時間が定めら
れていないから」という結論に達したのであれば、多少強引かつ急激であっ
たとしても「20時00分完全退庁」を各部局において強制的に実施するのは理
解できるが、計画・目標の設定中であり、超勤対策チームを設置したという
段階であるのにもかかわらず、「20時00分完全退庁」を取り組みとして同時
進行させるのはあまりに強引に見えてならない。
 重要なのは、「残業削減マラソン」において職員の仕事量や仕事方法につ
いての改善について計画を設定し、超過勤務縮減に取り組むことであり、
「20時00分完全退庁」は、その目標として掲げるべきある。
(研究員 渡辺 和樹)


◆まちづくり情報
・平成28年度 学校図書館の現状に関する調査結果(10/13 文部科学省 公表)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/__icsFiles/afieldfile/2016/10/13/1378073_01.pdf
・平成28年度 全国学力・学習状況調査 調査結果について(9/29 文部科学省 国立教育政策研究所 公表)
http://www.nier.go.jp/16chousakekkahoukoku/index.html
・平成26年度 国民医療費の概況(9/28 厚生労働省 公表)
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/14/index.html
・定住人口+観光客数=滞在人口の大きさを探る(10/11 公益財団法人日本交通公社 公表)
https://www.jtb.or.jp/column-photo/column-population-niseko-nishikawa

◆気になるデータ・読み物
月例経済報告(平成28年10月、10/25 内閣府 公表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2016/1025getsurei/main.pdf
→景気は、このところ弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。
・山梨県金融経済概観(2016年10月、10/12日本銀行甲府支店 公表)
http://www3.boj.or.jp/kofu/300gaikan/getu1610.pdf
→景気は、一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては緩やかに回復しつつある。
・調査月報2016年10月~山梨県経済の動向、県内主要業界の動向、香港レポート(10/14 山梨中央銀行 公表)
http://www.yamanashibank.co.jp/userfiles/comm/economy/6095/20161014-04.pdf
→最近の県内景気(8月~9月)は、引き続き横ばい圏域の動きとなっているが、一部に持ち直しの兆しが窺われる。

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