YAFOメールマガジン VOL.92 2018年2月号


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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.92 2018年2月号
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       - 山梨総合研究所からのお知らせ -
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新世紀甲府城下町研究会「設立15周年記念シンポジウム」開催のご案内
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 山梨・甲府の歴史・文化を再発掘・発信し、往時の活気を取り戻すことを
目的に研究会を開催してきた新世紀甲府城下町研究会は、設立15周年を記念
してシンポジウムを開催します。
 多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

日 時:平成30年3月11日(日)14時~
場 所:山梨県立図書館 多目的ホール
(山梨県甲府市北口2丁目8番1号 Tel.055-255-1040)
テーマ:「蘇る小江戸・甲府 文化全盛!まちの記憶を未来に活かす!」
*参加無料

*申込み及び詳しい内容は、当財団ホームページをご覧ください。
https://www.yafo.or.jp/2018/01/29/9245/

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   平成29年度 第6回「アジアフォーラム21」研究会のご案内
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 県内企業とアジア諸国との連携について産官学と連携して共同研究を行う
「アジアフォーラム21」を開催します。皆さまのご来場をお待ちしております。

日 時:平成30年3月14日(水)16時~18時
場 所:山梨県立大学 飯田キャンパス A館6階
サテライト教室
(甲府市飯田5丁目11-1 Tel.055-224-5261/代)
テーマ:「明治150年 福澤諭吉と現代」
講 師:拓殖大学学事顧問、前山梨総合研究所理事長 渡辺 利夫
定 員:50名(先着順)
対象者:どなたでもご参加いただけます(参加無料)
お申し込み締め切り:平成30年3月9日(金)

*申込み及び詳しい内容は、当財団ホームページをご覧ください。
https://www.yafo.or.jp/2018/02/27/9369/

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■■ インデックス
◆テーマ1
『これからの自治のかたち ~市民とICTとの有機的協創を目指して~』
【新世紀甲府城下町研究会 会長 小宮山 要】
◆テーマ2
『山梨県の環境・健康産業の振興に向けて』
【山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久】
◆研究員コラム 気になる数字『866人』
◆まちづくり情報 
◆気になるデータ・読み物
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◆テーマ1
『これからの自治のかたち ~市民とICTとの有機的協創を目指して~』
【新世紀甲府城下町研究会 会長 小宮山 要】
 ICTの活用が今まさに議論され始めている中において、かつての箱物行政
との相似性を述べ、その問題点に言及。失敗を繰り返さないためのヒント
を米国のオープンガバメントに見出し、行政と市民のかかわり方について
の事例を紹介。持論である「非合理性文化論」から、あるべき自治の姿を
示唆している。
https://www.yafo.or.jp/2018/02/28/9375/

◆テーマ2
『山梨県の環境・健康産業の振興に向けて』
【山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久】
 山梨の自然資源や知的資源を生かし環境や健康関連産業を育成すること
を目的に、12年に渡って行ってきた「環境健康ビジネス研究会」を総括し、
温泉やウェルネス・ツーリズム、エネルギーに関する取り組みについて紹
介する。 
https://www.yafo.or.jp/1998/02/28/9387/

◆研究員コラム 気になる数字『866人』
 2月8日から2月25日まで、18日間にわたり開催された平昌オリンピックは
無事にフィナーレを迎えた。今大会では金メダル4個を含む13個のメダル
を獲得し、メダル総数としては過去最多、金メダルの数では1998年に開催
された長野オリンピックに次ぐ2番目の結果となった。
 このオリンピックで印象に強く残っている一言がある。フィギュアスケー
トの羽生選手が発した「私はオリンピックを知っている(以下略)」である。
経験値の高さによるアドバンテージを語ったものであるが、私には選手生命
の短さを感じさせる言葉でもあった。
 現在、公益財団法人日本オリンピック協会では、アスリートが競技に安心
して取り組める環境の実現を目指した、企業と現役アスリートのマッチング
による就職支援に加えて、現役を引退した後のセカンドキャリアについて、
考える機会を提供するためのキャリアカウンセリングやセミナーを開催し、
カウンセリングの実績(平成20年4月1日~平成28年3月1日)は延べ866名に
のぼる。
 また、プロ野球においては、毎年、約100人の選手が引退しており、プロ
野球を運営する日本野球機構は、若手が多く参加するフェニックス・リーグ
において、セカンドキャリアに関する調査を実施している。2017年の調査
(回答者235人、平均年齢23.3歳)においては64%の選手が現役引退後に不
安を抱えていることが明らかになった。不安要素としては、収入や進路、や
りがいの喪失、世間体が挙げられている。一方、希望する進路は、高校野球
の指導者、一般企業の会社員、大学・社会人野球指導者などの割合が高い。
 さらに、プロサッカーのJリーグにおいても、組織内に人材教育・キャリ
アデザインチームを設けて、教育研修や就学支援、セカンドキャリア支援窓
口業務などを行っている。
 このように様々な組織でセカンドキャリアの形成について取り組みが進め
られているが、まだ十分とは言えない。スポーツ選手が子どもの夢や憧れで
あり続けられるように、スポーツ選手のキャリアデザインについて皆で考え
てみてはどうだろうか。
(研究員 大多和 健人)

◆まちづくり情報
・過疎地域の人口移動に関するデータ分析(概要、1/26 総務省 公表)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000529974.pdf
・防災等に資するWi-Fi環境の整備計画(平成30年1月更新、1/31 総務省 更新)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000530300.pdf
・地域学校協働活動ハンドブック(2/2 文部科学省 公表)
http://manabi-mirai.mext.go.jp/assets/files/H29doyo/H29handbook.pdf
・地方にあって人口増加が続く街(1/31 参議院 公表)
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/keizai_prism/backnumber/h30pdf/201816404.pdf
・生活困窮者自立支援と地域・自治体の課題:福祉政策だけに留まらない自立支援
(2/21 全労済協会 公表)
http://www.zenrosaikyokai.or.jp/znr_hp/wp-content/uploads/2018/02/koubo71.pdf

◆気になるデータ・読み物
・景気ウォッチャー調査(平成30年1月、2/8 内閣府 公表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2018/0208watcher/watcher1.pdf
→天候要因等により一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている。
・景気動向指数(平成29年12月分速報の概要、2/26 内閣府 更新)
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/201712psummary.pdf
→先行指数は、前月と比較して0.3ポイント下降し、2か月ぶりの下降となった。
・月例経済報告(平成30年2月、2/21 内閣府 公表)
http://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2018/0221getsurei/main.pdf
→景気は、緩やかに回復している。
・中小企業景況調査(2018年1月調査、1/30 日本政策金融公庫 公表)
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/keikyo_180130.pdf
→中小企業の売上げDIは、11か月連続でプラス。売上げ見通しDIは、14か月連続でプラス。
・山梨県金融経済概観(2018年2月、2/13 日本銀行 甲府支店 公表)
http://www3.boj.or.jp/kofu/300gaikan/getu1802.pdf
→県内景気は、緩やかに拡大している。
・中小企業月次景況調査(平成30年1月末現在、2/20 全国中小企業団体中央会 公表)
http://www.chuokai.or.jp/keikyou/kei18-01.html
→1月のDIは、9指標中、全指標が悪化

 

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