YAFOメールマガジン VOL.115 2020年1月号
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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.115 2020年1月号
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■■ インデックス
◆「アジアフォーラム21 シンポジウム」開催のお知らせ
◆テーマ1
『スマート農業実証プロジェクトの取り組みについて』
【フルーツ山梨農業協同組合営農指導部参与 スマート農業担当 岩崎政彦】
◆テーマ2
『発達障害を抱える人たちの就職事情』
【山梨総合研究所専務理事 村田俊也】
◆研究員コラム 気になる数字『0.48倍』
◆まちづくり情報
◆気になるデータ・読み物
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◆「アジアフォーラム21 シンポジウム」開催のお知らせ
「アジアフォーラム21」は、主にASEAN・中国・韓国と日本国との政治的・経済的・文化的関係、県内企業・自治体とアジア諸国との連携について研究を行っているものです。
今回開催しますシンポジウムにおいては、「外国人雇用の拡大がもたらす地域活性化への期待」をテーマに、ユニタス日本語学校校長上田一彦氏、甲府市役所市民部市民総室市民課長帶金千春氏を講師にお迎えし、それぞれの視点でご講演していただきます。
― 記 ―
日時 2020年2月18日(火)14:00~16:30
場所 山梨県立大学 飯田キャンパスA館6階 サテライト教室
参加費 無料(先着順)
定員 50人
申込締切 2020年2月12日(水)
<テーマ>
「外国人雇用の拡大がもたらす地域活性化への期待」
<基調講演1>
上田一彦氏(学校法人 ユニタス日本語学校 校長)
「留学生の受け入れの現状と今後の外国人受け入れの課題 ~外国人受け入れにあたっての壁とその克服~」
<基調講演2>
帶金千春氏(甲府市役所市民部市民総室市民課長)
「甲府市における多文化共生事業について ~外国人住民を対象にした取組~」
<お申し込み・その他詳細>
https://www.yafo.or.jp/2020/01/10/12022/
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◆テーマ1
『スマート農業実証プロジェクトの取り組みについて』
【フルーツ山梨農業協同組合営農指導部参与 スマート農業担当 岩崎政彦】
ICT技術の進展とともに、農業の分野では「スマート農業」と言われる情報処理技術を用いた新しい農業の形が生まれている。フルーツ山梨農業協同組合のスマート農業担当として、農水省の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」で実証実験に取り組む筆者が、様々な新しい農業の形を紹介する。
https://www.yafo.or.jp/2020/01/31/12070/
◆テーマ2
『発達障害を抱える人たちの就職事情』
【山梨総合研究所専務理事 村田俊也】
ユニバーサル社会実現に対する関心が高まるなかで、障害者の社会への受け入れ態勢は徐々に進んでいるとみられているが、一方で「発達障害者」に対しては社会における特性の理解が十分とはいえず、就労支援も限定的であるのではないかと筆者は捉える。
「発達障害を抱える人たちの就職事情」について様々なデータを詳述しながら考察する。
https://www.yafo.or.jp/2020/01/31/12084/
◆研究員コラム 気になる数字『0.48倍』
年が明け、「就職フェア」、「就職ガイダンス」、「合同会社説明会」などの言葉を耳にしたり、目にしたりする機会が多くなってきた。
昨年、2018年の有効求人倍率は、「1.61倍」を記録するなど、ここ数年は、全体的には就職売り手市場が続いている。
毎年この時期になると思い出すことがある。
今から、20年程前、「就職氷河期」と言われる、就職難が社会的に問題となった時代があった。
1993年からは、有効求人倍率が「1倍」を下回る時代が、10年以上続いた。金融不安やITバブルの崩壊などで、特に雇用環境が冷え込んだ1990年代後半~2000年頃は、「超氷河期」とも言われ、1999年は、有効求人倍率が、「0.48倍」という2人に1人しか就職ができない厳しい年となった。
この当時の新卒者は、現在、40歳代となっているが、職が不安定な人も多くいたことから、引きこもりや未婚化、晩婚化などの社会問題につながっていったとも言われている。国などもこの状況を改善するため、ようやく就職氷河期世代をターゲットとした支援に乗り出した。
最近では、新卒一括採用や終身雇用、年功序列などに象徴される、いわゆる日本型雇用のあり方を巡り、議論が行われている。就職は、社会参加の第一歩でもあるため、柔軟にその機会が得られるようになることを期待したい。
(主任研究員 小林雄樹)
◆まちづくり情報
- 政策・方針決定過程への女性の参画状況、地方公共団体における男女共同参画に関する取組の推進状況等について(12/25 内閣府 公表)
http://www.gender.go.jp/research/kenkyu/sankakujokyo/pdf/191225.pdf - 地方公共団体における業務継続計画策定状況の調査結果(12/26 総務省 消防庁 公表)
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/011226bcphoudou.pdf - 校長が在籍児童生徒のアウトカムに与える効果の統計的計測(12/25 財務省 財務総合政策研究所 公表)
https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list8/r141/r141_02.pdf - 全国学力・学習状況調査の小学校別結果公表が児童の学力に与える影響について(12/25 財務省 財務総合政策研究所 公表)
https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list8/r141/r141_03.pdf - 就学援助と学力との関連性について(12/25 財務省 財務総合政策研究所 公表)
https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list8/r141/r141_08.pdf - 市町村教育委員会における小学校プログラミング教育に関する取組状況等調査(1/9 文部科学省 公表)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00218.html - インタビュー/扉を開く:女性醸造家の熱い思いが生んだ世界に羽ばたく山梨・勝沼のワイン(12/25 日本銀行 公表)
http://www.boj.or.jp/announcements/koho_nichigin/backnumber/60.htm/ - 自治体の認知度の上げ方(1/22 一般財団法人自治体国際化協会 公表)
http://www.clair.org.sg/j/information/vector20200122/ - 地域資源のストーリー化に求められる「聖地創生」の視点(1/21 公益社団法人日本印刷技術協会 公表)
https://www.jagat.or.jp/archives/72128
◆気になるデータ・読み物
- 景気動向指数(11月分改定値、1/23 内閣府 公表)
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html
→一致指数は、前月と比較して0.6ポイント下降し、2か月ぶりの下降となった。 - 景気ウォッチャー調査(令和元年12月調査、1/14 内閣府 公表)
https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/0114watcher/menu.html
→このところ回復に弱い動きがみられる。なお、消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動による影響が一部にみられる。 - 管内の経済動向(関東地域、11月のデータを中心として、1/24 経済産業省 公表)
https://www.kanto.meti.go.jp/tokei/keiki/20200124index.html
→管内経済は、緩やかに改善しているものの、足踏みがみられる。 - 全国小企業月次動向調査(2019年12月実績、2020年1月見通し、1/23 日本政策金融公庫 公表)
https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/getsuji_202001.pdf
→小企業の売上DIは、マイナス幅が縮小。1月もマイナス幅が縮小する見通し。 - 山梨県金融経済概観(2020年1月、1/22 日本銀行甲府支店 公表)
http://www3.boj.or.jp/kofu/300gaikan/getu2001.pdf
→県内景気は、足もと弱めの動きがみられるものの、基調としては緩やかに拡大としている。 - 調査月報(2020年1月、1/14 山梨中央銀行 公表)
https://www.yamanashibank.co.jp/economy/assets/files/2c83174c5ba6769fc593b1073763d902.pdf
→最近の県内景気(11月~12月)は、回復の動きに足踏み感が窺われる。
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