YAFOメールマガジン VOL.124 2020年10月号


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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.124 2020年10月号
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■■ インデックス
◆テーマ1
『移住あれこれ~こうふコンシェルジュ奮戦記』
【甲府市 市長直轄組織 情報発信課 移住定住係
               こうふコンシェルジュ 成澤 治子】
◆テーマ2
『し尿等の処理における下水道施設の活用について』
【山梨総合研究所主任研究員 河野 彰夫】
◆研究員コラム 気になる数字『県内の「910カ所」』
◆まちづくり情報 
◆気になるデータ・読み物
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◆テーマ1
『移住あれこれ~こうふコンシェルジュ奮戦記』
【甲府市 市長直轄組織 情報発信課 移住定住係
               こうふコンシェルジュ 成澤 治子】
 なぜ「あの人」はモテるのだろうか―。
 私だってまあまあいい線いっている。見た目も中身も悪くない。そう自
分では思っている。硬軟取り混ぜた面白い話題だって揃えてある。でも、
こうも「あの人」のモテっぷりがすごいとその秘密が何なのか知りたくな
る。もしかして、何か惚れ薬でも飲ませているのか?
 「あの人」と仲良くしている友人に聞いてみた。「あいつはすごい。タ
ダで住むところを提供してくれる。お金も配っている。君も少しは見習っ
て努力したほうがいいかもね」
 そうか、そんな秘密があったのか…。マネする? いや、それは、無理
だ。私には配るお金なんてない。
 移住や定住をめぐって、こんな例え話がそのまま当てはまりはしないだ
ろうか。
               ◇◇◇
 甲府市中心部で生まれ育ち、新聞記者、放送記者、テレビ制作ディレク
ター、喫茶店経営などを経て、甲府市をありのままに紹介するスタイルで
移住相談に奮闘する「こうふコンシェルジュ」の筆者に、移住あれこれを
綴ってもらった。
https://www.yafo.or.jp/2020/10/30/12800/

◆テーマ2
『し尿等の処理における下水道施設の活用について』
【山梨総合研究所主任研究員 河野 彰夫】
 人が生活していく上で、ごみや生活排水は必ず発生し、その処理は生活
の質を維持・向上させ、さらに環境を守っていくためには、必要不可欠な
ものとなる。し尿や浄化槽からの汚泥を処理する施設については、老朽化
等により更新を迫られている施設が多い中で、処理施設の共同化・広域化
の検討が進んでいる。本稿では、共同化・広域化の取り組みの一つとして
下水道施設の活用、特に流域下水道施設の活用推進について考察していく。
https://www.yafo.or.jp/2020/10/30/12837/
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◆研究員コラム 気になる数字 『県内の「910カ所」』
 地域で生産された農林水産物をその地域内において消費する地産地消の
取り組みは、食料自給率の向上や地域活性化、流通経費や二酸化炭素の削
減等につながると言われ、農産物直売所はその重要な拠点の一つとされて
いる。農林水産省「6次産業化総合調査(平成30年度)」によると、農産
物直売所は全国で23,870カ所あり、年間総販売額は約1.1兆円にのぼる。
ここ山梨県には、その約4%となる910カ所もの農産物直売所があるようだ。
 ひとりの消費者として、農産物直売所は「わくわく」する場所である。
顔は分からなくとも、自分の住む地域のどなたかが丹精込めて生産してく
ださった農産物が所狭しと置かれ、選ぶ楽しさ・喜びがそこにはある。特
に、夏から秋にかけてはカラフルな野菜や果物が弾けんばかりの新鮮さで
並び、季節を肌で感じられる場所になっている。
 私は週末にしか行くことはできないが、開店前から長蛇の列ができ、そ
の人気の高さがうかがえる。
 今年は平年より11日ほど遅い梅雨明けや降水量の多さなど厳しい気象状
況が続き、農作物を出荷するまでのご苦労は例年以上だったと想像する。
そのようなご苦労の末に、私たちの元に届く農作物である。
 食欲の秋。
 さあ、農産物直売所などに足を運び、地元の食材をありがたく、そして
たくさんいただこう!
(主任研究員 山本直子)


◆まちづくり情報
・令和元年度における移住相談に関する調査結果(移住相談窓口等における相談受付件数等)
 (10/23 総務省 公表)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000204.html
・地方公共団体が誘致又は関与したサテライトオフィスの開設状況調査結果(10/23 総務省 公表)
 https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000203.html
・2050年を展望した国土の方向性と課題を公表します~「国土の長期展望専門委員会」中間とりまとめ~
 (10/23 国土交通省 公表)
 https://www.mlit.go.jp/report/press/kokudoseisaku03_hh_000208.html
・2020年濱口梧陵国際賞(国土交通大臣賞)の受賞者が決定
 ~国外から1名・1団体、国内から1名(今村文彦東北大教授=甲斐市出身)が受賞~(10/26 国土交通省 公表)
 https://www.mlit.go.jp/report/press/port07_hh_000152.html
・新型コロナ流行前、緊急事態宣言中、宣言解除後の3時点で個人の24時間の
 使い方を把握した全国初のアンケート調査(速報)(10/6 国土交通省 公表)
 https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi07_hh_000162.html
・宿泊旅行統計調査(令和2年7月・第2次速報、令和2年8月・第1次速報)(9/30 観光庁 公表)
 https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000428.html
・「公共交通機関のリアルタイム混雑情報提供システムの導入・普及に向けた
 ガイドライン(バス編)」を策定しました!~バスにおける混雑情報の提供の普及を図ります~
 (10/9 国土交通省 公表)
 https://www.mlit.go.jp/report/press/sogo12_hh_000193.html
・地域の持続可能な発展に向けた政策の在り方研究会報告書(9/30 経済産業省 公表)
 https://www.meti.go.jp/shingikai/sme_chiiki/jizoku_kano/20200930_report.html
・ビデオ会議、対面に代わるか(10/23 独立行政法人経済産業研究所 公表)
 https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/tsuru/47.html
・withコロナ時代における持続可能な地域産業に関する調査
 ~花火業界からのアプローチ~(中間報告)(9/1 日本経済研究センター公表)
 
・PPP/PFIで拓く持続可能な地域社会~PPP/PFIによる地域づくり20年の動向とポストコロナに向けて~
 (9/1 日本経済研究センター公表)
 
・地方創生に向けたPFIのさらなる利活用にあたっての課題(10/16 経済同友会 公表)
 https://www.doyukai.or.jp/policyproposals/articles/2020/201016a.html
・森林組合の経営は過去10年でいかに変化したか─森林組合アンケート調査の財務時系列分析─
 (10/1 農林中金総合研究所 公表)
 https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n2010re1.pdf
・新型コロナウイルス感染症と岡山県産シャインマスカット「晴王🄬」(9/10 農林中金総合研究所 公表)
 https://www.nochuri.co.jp/report/pdf/nri2009az1.pdf
・人材マネジメントの柔軟性と新型コロナウイルスの会社業績への影響について調査(10/5 野村総合研究所 公表)
 https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2020/cc/1005_1
・平成29年度県民経済計算(2008SNA、平成23年基準計数、10/14 内閣府 公表)
 https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/kenmin/files/contents/main_h28.html
・テレワークを活用する企業・労働者の皆さまへ:テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドライン
 (10/16 厚生労働省 公表)
 https://www.mhlw.go.jp/content/11911500/000683359.pdf
・令和元年度地域との協働による高等学校教育改革推進事業(9/29 文部科学省 公表)
 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/sesaku/1418873_00004.htm
・令和元年の荒廃農地面積について(10/16 農林水産省 公表)
 https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nihon/201016.html
・令和元年度小規模事業者が地域において果たす経済的・社会的役割等に関する調査(10/9 経済産業省 公表)
 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000340.pdf
・地域におけるオープンイノベーションハブの活用と発展に関する調査(10/9 経済産業省 公表)
 https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2019FY/000352.pdf

◆気になるデータ・読み物
・景気動向指数(8月分速報からの改訂状況、10/26 内閣府 公表)
 https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html
 → 一致指数は、前月と比較して0.9ポイント上昇し、3か月連続の上昇。
・景気ウォッチャー調査(令和2年9月調査、10/8 内閣府 公表)
 https://www5.cao.go.jp/keizai3/2020/1008watcher/menu.html
 → 新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直している。
   先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。
・月例経済報告(令和2年10月、10/23 内閣府 公表)
 https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2020/1023getsurei/main.pdf
 → 景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、
   持ち直しの動きがみられる。
・管内の経済動向(関東地域、8月のデータを中心として、10/21 経済産業省 公表)
 https://www.kanto.meti.go.jp/tokei/keiki/data/keiki202010.pdf
 → 管内経済は、厳しい状況にあるものの、一部に持ち直しの動きがみられる。
・商工会議所LOBO(早期景気観測、2020年9月調査、9/30 日本商工会議所 公表)
 https://cci-lobo.jcci.or.jp/wp-content/uploads/2020/09/LOBO202009.pdf
 → 業況DIは、持ち直しの動きあるも、力強さ欠く。先行きは慎重な見方続くも、回復に期待感。
・中小企業景況調査(2020年10月調査、10/29 日本政策金融公庫 公表)
 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/keikyo_201029.pdf
 → 2020年10月の売上げDIは、前月(▲15.3)から0.1ポイント低下し、▲15.4となった。
・9月の中小企業月次景況調査(令和2年9月末現在、10/26 全国中小企業団体中央会 公表)
 https://www.chuokai.or.jp/keikyou/kei20-09.html
 → 9月のDIは全9指標中、7指標が改善。
・全国小企業月次動向調査(2020年9月実績、10月見通し、10/21 日本政策金融公庫 公表)
 https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/getsuji_202010.pdf
 → 小企業の売上DI(9月実績)は、マイナス幅が縮小。
・小規模企業景気動向調査(令和2年9月期調査、10/27 全国商工会連合会 公表)
 http://www.shokokai.or.jp/cmps_img/upfiles/2020/10/35c60180ade3068dfbd9b91f9b8ce14d-1.pdf
 → 全業種で4か月連続の改善も、未だ本格的な回復には程遠い小規模企業景況。
・山梨県金融経済概観(2020年10月、10/14 日本銀行甲府支店 公表)
 https://www3.boj.or.jp/kofu/300gaikan/getu2010.pdf
 → 県内景気は、新型コロナウイルス感染症の影響から、引続き厳しい状態にあるが、
   経済活動が徐々に再開するもとで、持ち直しつつある。
・調査月報(2020年10月、10/9 山梨中央銀行 公表)
 https://www.yamanashibank.co.jp/economy/assets/files/No513.pdf
 → 最近の県内景気(8月~9月)は、新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい
   状況が続いているが、一部に持ち直しの動きもみられる。
・TDB景気動向調査(2020年9月、10/5 株式会社帝国データバンク 公表)
 https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/202010_jp.pdf
 → 国内景気は持ち直しの動きも、業種により差。

 

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