YAFOメールマガジン VOL.148 2022年10月号


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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.148 2022年10月号
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■■ インデックス
◆第6回地元企業の魅力発見サロン開催のお知らせ
◆ニュースレター1
『夢みる小学校~子どもファーストの自由教育について』
 学校法人 きのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村中学校校長 加藤 博
◆ニュースレター2
『あらためて見つめる山梨の魅力』
 山梨総合研究所 研究員 宇佐美 淳
◆研究員リポート1
『食の可能性と昆虫食』
 山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
◆研究員リポート2
『災害対策の経済効果』
 山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
◆研究員リポート3
『「おいしい!」の向こう側』
 山梨総合研究所 主任研究員 渡辺 たま緒
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◆第6回地元企業の魅力発見サロン開催のお知らせ
 山梨県中小企業家同友会の主催及び山梨総合研究所の共催により11月24日、
第6回地元企業の魅力発見サロン「経営者に話を聞いたら…地域のものさし
がみえてきた」を開催します。「経営者の考えを直接聴きたい」「地域を大
切にする企業を知りたい」「地域における持続可能な経営を考えたい」。
こうしたことに、関心のある方のご参加をお待ちしています。

 日 時:令和4年11月24日(木)18:30~20:00(開場18:00)
 場 所:Studio Pellet(スタジオ・ペレット)甲府市上石田3-8-6
 テーマ:「造る、建てるを通じて六方よしの実現に貢献する
              ~山梨一の大工が主役の職人集団~」
 ゲスト:株式会社丸正渡邊工務所 代表取締役社長 渡邊 正博 氏
 聞き手:笹本 貴之(山梨県中小企業家同友会 理事)
     佐藤 文昭(山梨総合研究所 調査研究部長)
 対象者:学生、社会人、経営者など 地域に関心のある方
 定 員:20名
 申込締切:令和4年11月21日(月)
 参加費:一般1,000円/学生500円(ワンドリンク付き)
 
詳細・お申し込みはこちらから
  ↓↓↓
https://www.yafo.or.jp/2000/10/24/17987/

◆ニュースレター1
『夢みる小学校~子どもファーストの自由教育について』
 学校法人 きのくに子どもの村学園 南アルプス子どもの村中学校校長 加藤 博
 「テストがない」「宿題がない」「『先生』がいない」-。今春公開が始まった教
育ドキュメンタリー映画「夢みる小学校」(文科省選定、オオタヴィン監督)は、東
京、神奈川、名古屋をはじめ、甲州市や南アルプス市内でも上映され、反響が広がっ
ている。映画の中で、一人ひとりの個性を大切にした「子どもファースト」の学校と
して取り上げられた学校(学園)の一つが、「学校法人 きのくに子どもの村学園」
であり、南アルプス子どもの村小中学校である。同学園は学校現場でいじめや不登校
児童・生徒が増え続ける中で、「子どもを学校に合わすのではなく、学校を子どもに
合わせる」ことを基本方針に、堀真一郎氏(元大阪市立大学人間福祉学科教授)が設
立を提唱して開校に至り、学園は約30年の歴史を刻む。堀氏の研究室で学び、学園に
入ったという筆者に学校の様子を紹介していただいた。
https://www.yafo.or.jp/2022/10/31/18024/

◆ニュースレター2
『あらためて見つめる山梨の魅力』
                     山梨総合研究所 研究員 宇佐美 淳
 株式会社ブランド総合研究所が10月に公表した「地域ブランド調査2022」の都道府
県魅了度ランキングによると、山梨県は27位であり、前年の25位から二つ順位を落と
した。
 山梨県には魅力が少ないのか。そもそも山梨の魅力とは何なのか。本稿では、山梨
県及び県内市町村が持つ魅力的要素について取り上げるとともに、それらを通して山
梨の魅力についてあらためて見つめている。地域の魅力は決して“目に見える形”だ
けのものには限らない。それら“目に見える形”での魅力も“目には見えない形”で
の魅力も併せて、山梨の魅力全体を形成しているのであり、それは“もの”に限らず
そこで暮らす“人”にも当てはまるものであると筆者は指摘している。
https://www.yafo.or.jp/2022/10/31/17921/

◆研究員リポート1
『食の可能性と昆虫食』
                   山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
 昆虫食の市場規模が拡大している。きっかけの一つとして、2013年に国連食糧農業
機関(FAO)が昆虫食の役割の重要性を発表したことが挙げられる。50年に地球の人口
が90億人を超え、食糧・飼料・バイオ燃料を12年水準よりも50%多く増産する必要が
あると推計された。食糧危機の深刻化が見込まれるなかで、昆虫食は栄養素が豊富で、
かつ、生育における環境への負担や費用が少ないことなどから、人間・地球にとって
重要な食べ物であることが示唆された。その影響により、昆虫食の世界市場規模は、
19年度に約70億円だったものが25年度に1000億円となると推計されている(20年、日
本能率協会総合研究所調査結果)。
https://www.yafo.or.jp/2022/10/02/17859/

◆研究員リポート2
『災害対策の経済効果』
                   山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
 2022年3月までに県内の全市町村が国土強靱化地域計画を策定した。本計画は、東
日本大震災や想定を超える豪雨など、近年の大規模自然災害による経験を通じ、いか
なる自然災害が発生しようとも、人の命を守り、地域経済が致命的な被害を受けず、
災害に強く安心して暮らすことができるよう事前防災・減災と迅速な復旧・復興に資
する施策を定めたものである。
 本計画を策定する一因となった過去の大規模自然災害時における経済損失額は、ミ
ュンヘン再保険会社の「災害被害統計データベース(2013年)」によると、東日本大
震災は約25兆円、阪神・淡路大震災は約12兆円であり、多大な経済的損失を与えた。
https://www.yafo.or.jp/2022/10/08/17895/

◆研究員リポート3
『「おいしい!」の向こう側』
                  山梨総合研究所 主任研究員 渡辺 たま緒
 フルーツ王国・山梨を実感するのはいつかと聞かれ、皆さんはどう答えるだろうか。
 近年はカフェで地元産フルーツをふんだんに使ったスイーツを食べる時、という方
も多いのではないか。
 「富士大石ハナテラス」(富士河口湖町)内の「葡萄屋kofuカフェ」でも、提供す
る季節のスイーツは人気メニューとなっている。パフェ2千円、フルーツプレート3
千円は多くの人にとって気軽に手を出せる金額ではないかもしれないが、今シーズン
は過去最高の売り上げを記録したという。
https://www.yafo.or.jp/2022/10/22/17967/

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