YAFOメールマガジン VOL.152 2023年2月号


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◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.152 2023年2月号
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■■ インデックス
◆ニュースレター1
『世界トップレベルの水素・燃料電池技術水準と産業化について』
 国立大学法人山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター
 特任教授 センター長 飯山 明裕
◆ニュースレター2
『子どもの視力低下』
 山梨総合研究所 研究員 山本 陽介
◆研究員リポート1
『働き手のスキルアップ』
 山梨総合研究所 理事長 今井  久
◆研究員リポート2
『コロナ分類の5類移行』
 山梨総合研究所 研究員 山本 陽介
◆研究員リポート3
『視覚障害者のシグナル』
 山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
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◆ニュースレター1
『世界トップレベルの水素・燃料電池技術水準と産業化について』
    国立大学法人山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター
                特任教授 センター長 飯山 明裕
 燃料電池は、水素と酸素の化学反応により電力や熱を発生させる技術
である。エンジンに比べ有害な排出物がなくクリーンで、発電効率も60
%程度と高く、「脱炭素」の面からも水素・燃料電池関連産業は、大幅
な市場規模の拡大が期待されている注目の分野となっている。山梨大学
は、1960年代から燃料電池に着目し、経済産業省、国立研究開発法人
「新エネルギー・産業技術総合開発機構」(NEDO)の委託するプロジェ
クトに取り組んでいる。現在では、クリーンエネルギー研究センターと
水素・燃料電池ナノ材料研究センターを併せ80人超がNEDO委託事業など
で水電解や燃料電池の材料の研究に従事しており、規模と技術水準は大
学としては世界トップレベルだという。同センター長を務める筆者に、
取り組みを紹介していただいた。
https://www.yafo.or.jp/2023/02/28/18934/

◆ニュースレター2
『子どもの視力低下』
               山梨総合研究所 研究員 山本 陽介
 視力の低下は、QOL(生活の質)に大きな影響を与える。加齢とともに、
近くの物にピントを合わせるのが難しくなる、いわゆる『老眼』は誰に
でも起こる一般的な視力の変化だが、近年はまだ成年にも達していない
児童・生徒の視力低下が著しく進行している。近視の進行により、網膜
はく離や緑内障、黄斑部の病気など、失明につながる病気のリスクが高
まってしまうことも明らかになっており、子どもの目の健康を守る取り
組みが求められている。こうした状況を踏まえ、現状、子どもの視力低
下の要因、既存の対策などを整理したうえで、将来に向けてどのような
対策を講じていくべきか、考察している。
https://www.yafo.or.jp/2023/02/28/18944/

◆研究員リポート1
『働き手のスキルアップ』
               山梨総合研究所 理事長 今井  久
 先月、山梨県知事選挙が行われ、長崎幸太郎氏が再選を果たした。想
定外の批判票はあったが、これまでの政策や取り組みが県民に評価され
た結果となった。
 長崎知事は、昨年5月「豊かさ共創会議」を立ち上げた。これは、人
材不足と言われている地方において、働き手が自らスキルアップし、そ
れによって企業の生産性があがり、更には賃金も向上するという好循環
をもたらすための仕組みづくりを議論する場である。
https://www.yafo.or.jp/2023/02/04/18880/

◆研究員リポート2
『コロナ分類の5類移行』
               山梨総合研究所 研究員 山本 陽介
 政府は1月27日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを5月を
目途に季節性インフルエンザ並みの5類に引き下げる方針を発表した。
5類となることの影響は、就業制限等の措置がとれなくなる、一般医療
機関にも入院が可能となるなど様々だが、その中の一つに医療費が一部
自己負担となるという変化がある。これまでは全額公費負担とされてい
たが、5類に引き下げられた場合には、インフルエンザなどと同様に診
察やワクチン接種にあたっては保険適用以外の費用が自己負担となる。
https://www.yafo.or.jp/2023/02/18/18922/

◆研究員リポート3
『視覚障害者のシグナル』
             山梨総合研究所 主任研究員 廣瀬 友幸
 全国における視覚障害者は約30万人いる。障害の種類は、視覚が全く
無い「全盲」、一部の視野の欠如やぼやけていて視力が十分ではない
「弱視」、一部の色(赤、緑、青の光)を判別できない「色覚障害」な
どと様々である。私たちが日常の生活を送るためには、外出が必要とな
るが、「平成18年身体障害児・者実態調査(厚生労働省)」によると、
視覚障害者のうち約4割はほとんど外出していない状況(月に2~3回・年
に数回外出、外出なし)であり、コロナ禍である昨今においては、より
外出自粛をしていると想定される。
https://www.yafo.or.jp/2023/02/19/18925/

 

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