Vol.242-1 細分化医療の問題点と対策

やました内科クリニック院長、山梨県立中央病院顧問 山下 晴夫    本年6月上旬千葉大学病院の放射線検査で、がんの発見が遅れ患者さんが亡くなるという事件があった。腎臓腫瘍の患者さんのCT画像で肺にもがんがあった […]

Vol.242-2 中山間地域の集落に迫る決断のとき

公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 大多和 健人 ・はじめに  少子高齢化、人口減少によって地方の活力が失われ、集落の限界集落化や消滅が現実味を帯びて語られるようになって久しい。しかし、それがいつ起こるのか、具体的に示 […]

Vol.241-1 ISO9001-2015年改正を業務成果に結びつける

(株)業務の質評価センター 代表取締役 中泉 純  ISO9001が2015年に改正され、それに合わせて認証を取っている企業のマネジメントシステムの改定もすすんでいるが、果たしてその運用はうまくいっているのだろうか。 1 […]

Vol.241-2 スマートシティへ向けたまちづくり

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小林 雄樹 1.はじめに  2000年代後半以降、「スマートシティ」という概念が注目され、エネルギーや資源の利用効率向上を目指し、各地で実証実験が進められてきた。政府も様々な政策 […]

Vol.240-1 事業承継問題の最前線から

山梨県事業引継ぎ支援センター 統括責任者 深澤 克己 1.はじめに  昨年、新聞紙上に「大廃業時代の到来」というセンセーショナルな記事が掲載され、社会的問題として一般に認識されるようになったのが「事業承継問題」です。   […]

Vol.240-2 自立について考える~食料自給率・自国防衛をテーマに~

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小池 映之 1.TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加の影響が懸念される日本の農業   TPPは、2006年にシンガポール、ニュージーランド、チリ、ブルネイの4か国で発足し、そ […]

Vol.239-1 人間と計算機の音声インタラクションの現在と未来

 山梨大学工学部コンピュータ理工学科 准教授 森勢 将雅 1.はじめに  まずは、Google I/Oの基調講演で示された動画[1]をご覧頂きたい。いくつもの魅力的な新技術が盛り込まれたプレゼンテーションである。その中で […]

Vol.239-2 地方創生の担い手づくり

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 森屋 直樹 はじめに  6月1日、来春卒業予定の大学生らを対象とする大手企業による面接が解禁された。  少子高齢化の進展や景気の回復基調などにより、就職希望者優位の「売り手市場」 […]

Vol.238-1 ソフトウェア業という職業

 株式会社シンク情報システム 代表取締役 高山 尚文 はじめに  私は、山梨大学在学中にITベンチャーの起業を目指し、大学院修了後、流通業界の知識習得のため山梨県内のチェーンストアに5年間の期限付きで採用していただきまし […]

Vol.238-2 少子化が及ぼす高等教育への影響

公益財団法人 山梨総合研究所 理事長 新藤 久和 1.はじめに  平成30年度を迎えようとしている矢先の3月22日に、名古屋大学と岐阜大学が運営法人統合を目指して4月下旬に協議に入ることが報道された。また、本稿を執筆中の […]

Vol.237-1 「租税教育」の必要性と展望 ― 山梨学院大学『租税教育プログラム』の取り組み ―

山梨学院大学現代ビジネス学部現代ビジネス学科 大学院社会科学研究科 教授 太郎良 留美 1 はじめに―「租税教育」の高まり  「税」について問われたら、皆さんはどのように答えるだろう。その多くは、税とは取られるもの、仕方 […]

Vol.237-2 山梨県における労働力不足の実態

公益財団法人 山梨総合研究所 専務理事 村田 俊也 はじめに  先日、山梨県の人口が82万人を割り込んだという発表があった。また、国立社会保障・人口問題研究所から3月に出された将来人口の最新発表によると、山梨県の人口は、 […]

Vol.236-1 抜き打ち避難訓練と浸水想定区域内の人口の推移について

山梨大学工学部 准教授 秦 康範 1章 はじめに  本稿では、筆者が2012年から学校現場で取り組んでいる緊急地震速報を活用した抜き打ち避難訓練と、山梨県と甲府市の浸水想定区域内の人口の推移について紹介したい。  199 […]

Vol.236-2 山梨は健康寿命がなぜ長いのか

公益財団法人 山梨総合研究所 上席研究員 古屋 亮 1 はじめに  健康寿命とは、健康上問題なく生活できる(介護や支援を必要としないで、日常生活に制限のない状態)自立期間のことをいう。  平成30年3月[1]厚生労働省が […]

Vol.235-1 これからの自治のかたち 〜市民とICTとの有機的協創を目指して〜

新世紀甲府城下町研究会 会長 小宮山 要 公共事業の功罪と自治精神の終焉  山梨県池田村村長であった祖父、小宮山清三は、昭和8年11月4日に長逝した。享年53歳4ヶ月。各新聞は「消防の父死す」の大見出しを付けた。消防思想 […]

Vol.235-2 山梨県の環境・健康産業の振興に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所 調査研究部長 中田 裕久 はじめに  山梨県は首都圏(3,000万人)に近接し、豊かな自然環境を持つ地域です。環境や健康に対する社会的ニーズが増大している今日、県内の自然資源や知的資源を生か […]

Vol.234-1 外国人人材をどう受け入れるか

ユニタス日本語学校 校長 上田 一彦  昨日、帰りがけの学生に問いかけてみた。  「どこの大学に行くの?」「島根大学です。」隣にいたもう一人の学生は、「広島大学です。」  志望理由を聞いてみると、一人は、古事記が好きだか […]

Vol.234-2 「バズる」考察 ~あるツイートを追って~

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 渡辺 たま緒 はじめに  「バズる」という言葉をご存知だろうか。  インターネットで調べると「特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語 […]

Vol.233-1 スマホ用アプリを活用したイベントが地域経済に及ぼす影響について

~Ingress、MD甲府を一例にして~ 公益財団法人 山梨総合研究所 特別研究員 千野 正章 要旨  MD甲府における経済波及効果は24,328千円と推計された。 1.はじめに ~観光振興とスマホの活用~  現在国では […]

Vol.233-2 文化財の価値と保存・活用

公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 大多和 健人  「文化財」と聞いて、神社仏閣、仏像や絵画、遺跡を思い浮かべる方が多いと思うが、他にも音楽や動植物、信仰、技術など文化財には幅広い分野がある。富士山も特別名勝として文化 […]

Vol.232-1 幸福な老い“サクセスフル・エイジング”の実現を目指して

山梨県立大学看護学部 渡邊 裕子 1.はじめに  超高齢社会を迎えた我が国においては、これまでの「人生65年時代」を前提とした高齢者の捉え方についての意識改革をはじめ、働き方や社会参加、地域におけるコミュニティや生活環境 […]

Vol.232-2 デザイン思考による地域課題解決

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小林 雄樹 1.はじめに  IoTやビッグデータ、AI、ロボット、シェアリングエコノミーに代表される第4次産業革命の進展や、新興国企業の追随等により、わが国経済を牽引してきた“も […]

Vol.231-1 縁 紅葉山御養蚕所

山梨科学アカデミー理事(農学博士) 眞浦 正徳 1.はじめに  平成15年からです、当時の甲府第一本店社長笠井清寿氏からバトンを受け継いで、年に一度、紅葉山御養蚕所にお邪魔し、第一本店が納めた毛羽取機のメンテナンスをさせ […]

Vol.231-2 「Society 5.0」と品質改善活動

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小池 映之 1.品質改善活動の環境の変化  企業において、「品質の向上」、「生産性の向上」、「製造コストの削減」は常に取り組み続けなければならない課題であり、この取り組みの成果如 […]

Vol.230-1 中小企業とインダストリー4.0、そしてIoT

特定非営利活動法人 ITコーディネータ山梨 理事長 岩田 薫 1.はじめに  皆さんは「インダストリー4.0」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?この言葉は、ドイツが最初に言い始め、日本では「第4次産業革 […]

Vol.230-2 山梨県内における陸上養殖の可能性

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 三枝 佑一 1.はじめに  海のない山梨県でトラフグの養殖が始まるーこんなニュースが7月に放送された。  笛吹市春日居町で古い養殖池を利用したトラフグ養殖を始めたのは、県内の水産 […]

Vol.229-2 いつまでも大事にしたい「ロス」と、出来るだけ無くしていかなければならない「ロス」

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 森屋 直樹 1.はじめに  平成25年度上半期にNHKで放送された連続テレビ小説「あまちゃん」は、その放送終了後、番組を楽しみにしていた多くの視聴者が大きな喪失感を感じる「あまロ […]

Vol.228-2 「働き方改革」について思うこと

公益財団法人 山梨総合研究所 理事長 新藤 久和 1.はじめに  一億総活躍社会の実現に向けて「働き方」改革が叫ばれている。国民一人ひとりが活躍できる社会が実現されることに反対する者はいないであろう。しかし、その実現に向 […]

Vol.227-1 これから迎える教育のパラダイムシフト

― 新たな社会の到来に必要とされる力とは ― 山梨大学大学院 医工農学総合教育部 非常勤講師 都留文科大学教職アドバイザー 手塚 芳一 プロローグ  今の大学生は所謂「ゆとり教育」で育った最後の世代です。しかしながら大学 […]

Vol.227-2 引退競走馬の観光振興等への活用に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 相川 喜代弘 はじめに  サラブレッドは、その均整のとれた馬体や疾走する躍動感などから、非常に華やかな印象を持たれる。また、日本中央競馬会(以下「JRA」)が主催する中央競馬のG […]

Vol.226-1 事業承継

~父からバトンを受けた私の経験~センティス21代表取締役社長 保坂 剛志1 はじめに 山梨は10万人当たりの社長数が全国で2位ということもあり、身近にお付き合いしている経営者が多い。そして話題に上る悩みのひとつに事業承継 […]

Vol.226-2 公共施設老朽化問題への取り組み

~公共施設等総合管理計画にみる自治体の現状~公益財団法人 山梨総合研究所専務理事 村田 俊也1 はじめに 公共施設の老朽化問題が注目され始めてから、10年ほど経つだろうか。最近は、財政面の理由から橋が老朽化しても架け替え […]

Vol.225-1 北の杜に生きる

北杜市役所 企画部 部長 濱井 和博 過分にも一筆記す機会を得ましたので、謹んで筆を執らせていただきます。北杜市役所では、平成の大合併にあたり「新しい時代の新しいふるさとを創ろう」と、景気低迷や少子化といった社会経済の激 […]

Vol.225-2 健康寿命を延ばすには

公益財団法人 山梨総合研究所上席研究員 古屋 亮1 はじめに 平成27年12月[1]厚生労働省が発表した都道府県別・男女別の健康寿命では、平成25年の山梨県の健康寿命は男女とも全国第一位となっている。平成11年の旧厚生省 […]

Vol.224-1 地理空間情報(オープンデータ)で見る地域

合同会社 環境計画設計 代表社員 稲﨑昇一1.はじめに WEBやスマートフォンなどの地図サービスを使用しての、移動ルートの検索や店舗情報の入手は私たちの日々の生活を便利にしている。これらのサービスは地理空間情報を用いた技 […]

Vol.224-2 ドローンを巡る動向と国・自治体・企業の取組み

公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久はじめに 3月に、英国企業から空から自撮ができる手のひらサイズのドローンが発表された。重さわずか61グラムで最大20メートルの高さまで飛ぶという(日経新聞2017/3/ […]

Vol.223-1 「地域密着」を目指して

株式会社ファミリーマート 多摩・甲信ディストリクト甲府営業所営業所長 新井 史人1.はじめに 私たちファミリーマートは、2017年1月末現在山梨県に87店舗を展開している。県内出店以来、掲げてきた方針は「地域に密着した質 […]

Vol.223-2 色と街づくりに関する考察

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 渡辺 たま緒はじめに 歴史を感じるローマの石畳、荘厳なバルセロナの建築物、海とのコントラストが印象的なギリシャ・サントリーニ島の白壁…。海外には、生きているうちに一度は目にしたいと思う […]

Vol.222-1 「食」に携わって

フランス料理シェフ ベーカリー&カフェ・レストランプロデューサーゴルパン代表 淺野 正己1.はじめに 大学卒業後フランス料理の世界に飛び込み、国内・海外で修行をし、フランス料理店のオーナーシェフとして、また当時まだ新しか […]

Vol.222-2 農観連携について考える

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 末木 淳1.はじめに 「グリーンツーリズム」への取り組みが盛んである。これは、農山漁村地域における農林漁業、自然、文化、人々との交流を楽しむことを目的とした滞在型の余暇活動を指して […]

Vol.221-1 やまなし移住の最前線から

やまなし暮らし支援センター 移住相談員 倉田 貴根1.はじめに 山梨県は人口減少を少しでも食い止めるため、2013年6月に東京有楽町の東京交通会館にある認定NPOふるさと回帰支援センター内に、山梨への移住や就職のためのワ […]

Vol.221-2 過労死等の防止に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 安部 洋1.はじめに 平成26年11月に「過労死等防止対策推進法」(以下「法」という。)が施行された。この法律は、過労死等に関する調査研究等について定めることにより、過労死等の防止 […]

Vol.220-1 ふるさと・やまなしの『セーフコミュニティ』を目指して・・・

ボランティア団体 リズムオブラブ代表やまなし大使 渡辺 光美1.はじめに 「リズムオブラブ」は“かけがえのない命を大切にできる心と体づくり”を目指し、健康・安全に関わる課題を解決するための「山梨発信!健康安全郷育プログラ […]

Vol.220-2 日本版DMOの設立による地域の観光振興の可能性

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 渡辺 和樹 観光振興に関する書籍などでよく目にする言葉がある。「行政に頼らない取り組み」である。観光振興は、当たり前のように行政の仕事として扱われていたが、今、大きな変化の時期を迎えて […]

Vol.219-1 「八ヶ岳名水会」が取り組む 「日野春學舎構想」について

社会福祉法人八ヶ岳名水会 企画事業部 窪川 敦之1.法人設立から現在までの経緯 「社会福祉法人八ヶ岳名水会」の設立は、平成4年に遡ります。初代理事長 坂本清満が私財をなげうって北巨摩郡長坂町(当時)小荒間に法人を立ち上げ […]

Vol.219-2 クラウドファンディングの現状と今後の方向性について

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 三枝 佑一1.はじめに クラウドファンディングという言葉を耳にする機会が増えてきた。起業を目指す人や、新商品の開発を目指す人などによる活動資金の獲得を目的とした資金確保の新たな手段とし […]

Vol.218-2 地域公共交通を活用した交流人口増加を

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 森屋 直樹1.はじめに ここ数年、約40分かけて徒歩での通勤に努めている。運動不足解消という目的もあるが、朝日に照らされ、川のせせらぎに彩られた街並みをゆっくりと堪能する贅沢を楽し […]

Vol.218-1 山梨は星の名産地

宙先案内人、星空工房アルリシャ代表、星つむぎの村共同代表 高橋 真理子1.星を見上げること 最近、星空を見上げましたか? しばらく星なんて見てなかった・・という言葉の背景には、「忙しくて」とか「余裕がなくて」ということが […]