Vol.272-1 山梨の図書館に携わって70年の歩みを振り返る

NPO法人山梨子ども図書館顧問  浅川 玲子     1.県内に初めての町立図書館が誕生  1988(昭和63)年、温泉のまち石和町(現笛吹市)に、町民が気軽に利用できる町立図書館が開館しました。全国 […]

Vol.272-2 地域における持続可能な中小企業経営を目指して

公益財団法人 山梨総合研究所 調査研究部長 佐藤文昭 1. はじめに  地域において地元の中小企業が持続可能となるためには、人(人材)、もの(資源)、金(経済)などの地域資源が循環する仕組みをつくることが重要である。その […]

Vol.271-1 山梨発! 地域活性化につながる発酵食品の数々

山梨大学 ワイン科学研究センター 生命環境学部地域食物科学科 教授・学長補佐  柳田 藤寿    筆者は、山梨県内各地の湖や川や水、雪などから有用な発酵微生物(酵母や乳酸菌など)を分離し、ワインや飲料をはじめ、 […]

Vol.271-2 これからの自治会活動のヒント

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 渡邉たま緒 はじめに  筆者はこれまで自治会活動の今後に向けて考察を続けてきた。昨年初め以降、新型コロナウイルス感染症により、自治会活動を縮小させた地域も多く、その結果として、「 […]

Vol.270-1 記憶を記録する~昭和39年東京五輪 聖火リレー物語~

甲斐市教育委員会生涯学習文化課 竜王北部公民館館長 甲斐市元副市長 内藤 博文 1.竜王町、甲斐市の広報に携わり17年  公務員として勤務した36年間のうち、広報に関わった期間は、管理職も含め17年。目的を持って取材に行 […]

Vol.270-2 山梨県常住外国人人口データに見る新型コロナウイルスの感染拡大の影響

公益財団法人 山梨総合研究所 理事長 新藤 久和 1.はじめに  新型コロナウイルスが話題に上るようになったのは、一昨年の12月であった。当初、日本では寄港した豪華客船で感染が広がったため、感染拡大に対してそれほど危機感 […]

Vol.269-1 県民文化ホールの想い出、そして山梨の音楽環境の現状に寄せて

音楽評論 元・水戸芸術館音楽部門主任学芸員 ニューロン製菓株式会社代表取締役社長 株式会社アンデ代表取締役会長  矢澤 孝樹 1.夢の空間  夜の帳(とばり)が下りる街にすっくと聳(そび)え立つその建物は、入場自体が儀式 […]

Vol.269-2 ウィズコロナ時代の企業戦略 ~9月実施のアンケートから~

公益財団法人 山梨総合研究所 専務理事 村田 俊也  新型コロナウイルスが発見されてから1年が過ぎた。わが国では、第3波といわれる感染拡大期にある。  緊急事態宣言による休業要請や新型コロナウイルス対策融資、持続化給付金 […]

Vol.268-1 山梨・身延を世界に開く~身延山宿坊「覚林坊」の取り組み

身延山宿坊「覚林坊」大黒(女将) 株式会社鶴林精舎 代表取締役 樋口 純子   1.はじめに  今年は激動の年でした。  私どもばかりでなく世界的に、歴史的に人類の生き方・働き方・考え方の変革を来した年だったで […]

Vol.268-2 地域通貨の新しい在り方について

公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 清水 洋介 1.はじめに  我が国では、少子高齢化の急激な進行や都市部への人口集中、住民同士のつながりの希薄化に伴い、地域経済・コミュニティの衰退が危惧されており、国や自治体、民間企 […]

Vol.267-1 移住あれこれ~こうふコンシェルジュ奮戦記

甲府市 市長直轄組織 情報発信課 移住定住係 こうふコンシェルジュ  成澤 治子   1.はじめに  なぜ「あの人」はモテるのだろうかー。  私だってまあまあいい線いっている。見た目も中身も悪くない。そう自分で […]

Vol.267-2 し尿等の処理における下水道施設の活用について

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 河野 彰夫 1.はじめに  人が生活していく上で、ごみや生活排水は必ず発生し、その処理は生活の質を維持・向上させ、さらに環境を守っていくためには、必要不可欠なものとなる。  日本 […]

Vol.266-1 「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」日本遺産への歩み~水晶の鼓動が導いた信仰と技、そして先進技術へ~

昇仙峡観光協会 会長 芦澤卓夫   1.はじめに  「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」(甲府市、甲斐市)が6月、地域の文化財をまとめて魅力を発信する文化庁の「日本遺産」に認定された。昇仙峡一帯の山地は、水の塊と信じ […]

Vol.266-2 VUCAの時代の新しい「公(おおやけ)」参加の仕組みについて

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 山本 直子 1.はじめに  今の時代を「VUCA」の時代と表現することがある。 「Volatility(激動)」 「Uncertainty(不確実性)」 「Complexity( […]

Vol.265-1 食品ロス削減と貧困問題解決めざす~フードバンク山梨の歩み~

認定NPO法人フードバンク山梨 理事長 米山けい子   1.はじめに  皆さんは「フードバンク」と聞いてどのような印象をお持ちでしょうか。20年前に日本で始まったフードバンク活動ですが、当初は「フードバンク」と […]

Vol.265-2 PPP/PFI事業の普及に向けた取り組みについて

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小澤 陽介 1.はじめに  現在、日本では高度経済成長期に建築された施設を中心に、公共施設の老朽化が進んでいる。各自治体においては、公共施設の老朽化への対応が喫緊の課題であること […]

Vol.264-1 郷土の幕内力士の系譜~明治以降9人、竜電に高まる期待

山梨日日新聞社元論説委員長・元編集局長 向山 文人 1.はじめに  大相撲の幕内の土俵に郷土力士が上るようになって2年半。開催中の7月場所で西前頭6枚目の竜電(甲府市出身)は連日、懸命の土俵を務めている。山梨日日新聞社の […]

Vol.264-2 SDGsの推進による持続可能なまちづくり

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 伊藤 賢造 1.はじめに  SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された国際目標である。 […]

Vol.263-1 地方創生の一助となる「体験型婚活」の可能性について

婚活de八ヶ岳推進委員会ファシリテーター 五味五感企画主宰 帝京学園短期大学非常勤講師 五味 愛美 1.はじめに  時代ごとに社会情勢が変わり、社会課題も変わっていきます。2019年の年末から世界中に広まった新型コロナウ […]

Vol.263-2 ヴァンフォーレ甲府が地域にもたらす幸福感~存続危機から20年を振り返る

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 鷹野 裕之 1.はじめに  サッカーJ2ヴァンフォーレ甲府(VF甲府)の今季ホーム開幕戦となる第2節は6月27日、山梨中銀スタジアムで新潟と無観客試合で行われ、終了間際にFW太田 […]

Vol.262-1 日本の魅力をあらためて考える

日本電気株式会社 東京オリンピック・パラリンピック推進本部 事業創造推進エキスパート  田畑 香織 1.はじめに  新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、東京オリンピック・パラリンピック2020は2021年に延期となりま […]

Vol.262-2 創造的活動を生み出す市民協働と行政の役割

公益財団法人 山梨総合研究所 調査研究部長 佐藤 文昭 1.先行き不透明な時代における「市民協働」 (1)はじめに  5月24日(日)に、南アルプス市市民活動センターで開催された地元飲食店が出店する「テイクアウト南アルプ […]

Vol.261-1 日本の温泉文化を未来へ

一般社団法人日本温泉協会 会長 山梨県旅館ホテル生活衛生同業組合 顧問 笹本 森雄 1.はじめに  いにしえより日本では温泉は自然のなかから生まれた恵みとして利用してきました。大地の恵みとして敬い感謝の気持ちとして温泉神 […]

Vol.261-2 活動の現状からみる今後の自治会のあり方とは

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 渡邉 たま緒 はじめに 「なんのために自治会はあるのか」 「自治会は必要か」 「自治会がないと不便なのだろうか」  こうした素朴な疑問をもとに、昨年度、自治会の活動に着目して考察 […]

Vol.260-1 「ヘルスリテラシー向上」と「COVID-19」

特定非営利活動法人がんフォーラム山梨理事長 山梨まんまくらぶ代表 若尾 直子 1.漫画「サザエさん」が掲載され始めた頃と現在  ほんの70年ほど前の日本人の平均余命をご存じだろうか。なんと、50歳代となっているのだ。この […]

Vol.260-2 地域を支える活動の重要性

公益財団法人 山梨総合研究所 上席研究員 古屋 亮  筆者が神奈川県から山梨県に移住してからまもなく12年になろうとしている。  移住当初は、富士山の迫力と美しさ、豊かな自然、美味しい果物、きれいな水、優しい人達に感動す […]

Vol.259-1 プログラミング教育

山梨県立大学国際政策学部 学部長 国際教育研究センター長 八代 一浩 1.はじめに  プログラミング教育に関する話題がメディアに取り上げられることが多くなった。教育現場でも、2020年度から小学校で必修化されるのに伴い、 […]

Vol.259-2 山梨総研における地域課題解決への取組について

公益財団法人 山梨総合研究所 理事長 新藤久和 1.はじめに  山梨総合研究所(以下、山梨総研)では、昨年9月から、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)(http://www.nict.go.jp/)の課題「デー […]

Vol.258-1 スマート農業実証プロジェクトの取り組みについて

フルーツ山梨農業協同組合 営農指導部参与 スマート農業担当 岩崎 政彦   1.はじめに  最近、「スマート農業」という言葉を新聞やテレビなどで目にすることが多くなっている。「スマート農業」というと、2018年 […]

Vol.258-2 発達障害を抱える人たちの就職事情

公益財団法人 山梨総合研究所 専務理事 村田俊也 1.はじめに  ユニバーサル社会実現に対する関心が高まるなかで、社会における障害者の受け入れ態勢が徐々にではあるものの進んでいる。事業所における雇用義務もその後押しとなっ […]

Vol.257-1 難病や障害のある子どもたちに笑顔を ~あおぞら共和国の取り組み~

甲府一高あおぞら会 事務局 山本秀彦   「あおぞら共和国」は、北杜市白州町に建設された、日本初のレスパイト(一時休息)[1]施設です。ボランティア団体「甲府一高あおぞら会」[2]は、その建国を支援してきました […]

Vol.257-2 これからのふるさと納税

公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 河野彰夫  今年も残すところわずかとなり、そろそろ令和最初の年末、また新年を迎える準備も大詰めの時期となってきた。当然であるが、この時期は一年を締めくくる上で様々なことのやり残しがな […]

Vol.256-1 山梨の地酒 世界に発信

甲府商工会議所 産業振興観光課 課長補佐 渡井賢一   1. はじめに  日本酒は日本が世界に誇る大切な文化である。私たちの住む山梨は四方を高い山に囲まれ、そこから滲み出す天然水はミネラルを多く含んでおり、日本 […]

Vol.256-2 このまちが引継いでいくもの

~「江戸と異なるところがない」甲府城下町のこれから~ 公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 山本直子 1.はじめに  こうふ開府500年ホームページ(甲府市HP)[1]に、甲府の歴史が次のように記載されている。  甲府城 […]

Vol.255-1 ICT事業から農業、そして他事業の展開

株式会社シー・シー・ダブル 代表取締役社長 YUIホールディングス株式会社 代表取締役 特定非営利活動法人山梨ICT&コンタクト支援センター 理事長 金成葉子   1. はじめに  私は山梨県山梨市に生まれ、大 […]

Vol.255-2 シェアリングエコノミー(共有経済)の推進における自治体の役割

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小林 雄樹 1.はじめに  近年、世界中で「シェアリングエコノミー」が急速に進展しつつある。日本においても徐々に浸透しつつあり、人々のライフスタイルや消費行動にも影響を及ぼし始め […]

Vol.254-1 伝統文化を学ぶということ

古流清光会教師 華道家 梅田一穂(うめだ いっすい)   1.はじめに  私は、現在日本語の講師と花道の師範をしている。外国の方に日本語や日本の伝統文化である花道を教えたり、また若い世代にも花道を教えている。 […]

Vol.254-2 キャッシュレス決済の普及に向けた取り組みについて

公益財団法人 山梨総合研究所 研究員 小澤 陽介 1.はじめに  現在、日本では少子高齢化や生産年齢人口減少の時代を迎え、特に小売や飲食業を中心に「人手不足」が発生している。この状況に対し、政府はキャッシュレス決済を普及 […]

Vol.253-2 中山間地における農業後継者の育成について

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 伊藤賢造 1.はじめに  農業の担い手不足が叫ばれて久しい。筆者の自宅周辺を散歩すると、いたるところに休耕地や耕作放棄地が目につく。  農業は、5.4兆円の生産額を有し、他国と比 […]

Vol.252-2 自治会を考える

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 渡邉 たま緒 はじめに  少子高齢化、人口減少により、地域の担い手不足が深刻化している。それは自治会(町内会)活動にも及んでおり、加入者が減り、運営自体が危ぶまれる地域もある。計 […]

Vol.251-2 治水考

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 小池 映之 1.序  国の果たすべき役割の第一義は国民の生命を守ることである。  災害による被害を少なくするために様々な防災対策が国や自治体によって行われている。しかし、災害が発 […]

Vol.250-1 改正入管法に則した優秀外国人人財の受け入れと人事政策

1.外国人への日本の教育事業で、人財不足解消、文化交流、郷土活性化を目指す  私たち日本礼儀作法協会では、アジアの提携先大学・短期大学で、日本に関する教育事業を実施しています。  教育事業の内容は、 (1)「日本語能力  […]

Vol.250-2 若者の将来の生活拠点を山梨県に向ける取り組みとして

公益財団法人 山梨総合研究所 上席研究員 古屋 亮 1.はじめに  消滅可能性都市や地方創生という言葉が生まれ、全国の都道府県、市町村が「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定してから5年が経過しようとしている。この計画 […]

Vol.249-1 地方創生の決定打「アルベルゴ・ディフーゾ(Albergo Diffuso)」

 スローシティという言葉をお聞きになった事があると思うが、これはイタリアで始まったスローフード(slow food)活動の考え方を拡張したものである。スローフードは、ファストフード(fast food)の対極的な意味で使 […]

Vol.249-2 山梨総研の現状の取組について

公益財団法人 山梨総合研究所 理事長 新藤久和 1.はじめに  山梨総研の理事長を拝命して2年になろうとしている。この間、20年にわたって活動してきた地方シンクタンクとしての山梨総研が置かれている現状は、きわめて厳しいと […]

Vol.248-1 従業員満足規格JSA-S1001について

1.はじめに  Kiru(切る)・Kezuru(削る)・Migaku(磨く)。わたしが勤める株式会社ディスコは、これらの技術の最先端を追求し続ける企業です。“ディスコの技術が世界標準になり、日本語のまま通用するレベルを目 […]

Vol.248-2 中部横断自動車道の開通で、山梨はどう変わる

公益財団法人 山梨総合研究所 専務理事 村田 俊也 1.はじめに  中部横断自動車道は、静岡県静岡市を起点に、山梨県から長野県小諸市に至る約132kmの高速自動車道である。1993年11月に増穂IC(インターチェンジ)~ […]