Vol.204-1 地方創生に向けた地域金融機関の取組みについて

 山梨中央銀行 営業統括部 公務・地方創生室 室長 酒井 信1.本県における地方版総合戦略の策定 地方創生の動きが山梨県内においても目に見える形となってきた。県をはじめ半数程度の市町村でも策定・推進組織が立ち上がり、「人 […]

Vol.204-2 虫とあそぼう

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章1.虫とりの思い出 子どものころ、夏休みになると虫網と虫かごをもって虫とりに行った思い出を持つ方も多いのではないだろうか。  昔から昆虫採集は、小学生の夏休みの自由研究の […]

Vol.203-1 山梨の将来像をつくるために

山梨経済同友会 代表幹事 入倉 要1.はじめに 先日(5月23日)、経済4団体共催による「地方創生」をテーマにした特別講演会を開催させていただきました。会社経営者や県・市町村職員、県議や代議士、総人数で450名の方々にご […]

Vol.203-2 人口減少社会の現状と可能性

― 甲府市を事例として ―公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに 平成26年5月に増田寛也元総務大臣(元岩手県知事)が座長を務める日本創成会議が「ストップ少子化・地方元気戦略」を発表した。この分析の […]

Vol.202-1 大学による「知の拠点」から大学連携による 「価値創造の拠点」を目指して

山梨県立大学特任教授大学コンソーシアムやまなし事務局佐藤 文昭1.はじめに 国の「地方創生」により大学に求められる社会貢献の役割が大きくなる中で、地域と大学との関係が大きな変化の時を迎えている。こうした状況について、山梨 […]

Vol.202-2 自治体の合併効果を探る

公益財団法人 山梨総合研究所専務理事 村田 俊也1.山梨県内自治体の合併の現状 山梨県では、「平成の大合併」として、15年3月1日に旧南部町と旧富沢町が合併したのを皮切りに、多くの市町村で合併が実施されてきた。この結果、 […]

Vol.201-1 「日本の農産品を香港へ」商流づくりの現場より

高寶創意有限公司 Global Recipes Co., Ltd.(香港) 日本支店マネージャー 本田 純1.はじめに 弊社(グローバルレシピズ)では日本から香港、及びその近郊に進出した日系企業様(主に飲食チェーン)に対 […]

Vol.201-2 再生可能エネルギーの導入拡大に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久はじめに EUでは2010年以降、新たな雇用の創出に向け、労働者需要が見込まれる環境・エネルギーや健康医療、IT分野での経済成長と雇用拡大を目指している。日本でも同様の […]

Vol.200-1 食農の地域活性化に関する事例と考察

~島根県邑南町・A級グルメ立町への取り組み~島根県邑南町 食のPR大使、飲食プランナーTVチャンピオン牛肉王 石原 隆司1.はじめに 地方における高齢化と人口減少、それに伴う地域の衰退、活力低下が著しいことは改めて申し述 […]

Vol.200-2 “サクラサク”の向こう側

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 渡辺 たま緒はじめに 桜咲く春。大学進学が決まり、新生活に心躍らせている学生と、ホッと一息つきながらも引っ越しや新生活の準備に忙しい保護者も多いのではないだろうか。「大学全入時代」の到 […]

Vol.199-1 俳人飯田蛇笏、龍太父子の居宅を守る

~山廬文化振興会の役割について~ 一般社団法人山廬文化振興会 理事長 飯田 秀實 はじめに  山梨は江戸時代から俳句が盛んな地域だった。特に幕末から明治にかけては、各地で活発に句会が催され、俳句熱が高まった時代でした。そ […]

Vol.199-2 中心街よ立ち上がれ!

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 末木 淳はじめに 甲府市中心市街地(以下、中心街)の活性化が叫ばれて久しい。現在甲府市は「中心市街地活性化基本計画」(平成26年10月策定、以下基本計画)に沿って活気あるまちづくり […]

Vol.198-1 プロヴィンチアの挑戦

~ともに未来へ向かって~株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ専務取締役ゼネラルマネージャー 佐久間 悟 これまで 2000年(平成12)にクラブ存続の危機に直面したヴァンフォーレ甲府は、翌、2001年(平成 […]

Vol.198-2 フットパスと健康

~ 健康増進に関する一考察 ~公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 安部 洋1.はじめに 公益財団法人山梨総合研究所では、毎年自治体関係者等と合同で研究会を実施している。その実施目的は、「地域社会との連携強化」と「地域 […]

Vol.197-1 有機農業に賭けた私からのメッセージ

~峡北の地から~のらごころ代表 畑山農場 畑山 貴宏1.有機農業との出会い 私は北海道札幌市で生まれ育ち、学生時代は茨城県つくば市で過ごしました。 大学は農学部ではなかったのですが、たまたま有機農業のアルバイトをすること […]

Vol.197-2 高齢者労働力の活用方策を探る(2)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 佐藤 史章 前回では、社会の成熟を経て、高齢者の価値観の多様化が進む中で、労働を通した「生きがい」を実現のあり方が変わっていくのではないかということを指摘した。その方向性を展望する […]

Vol.196-1 ホップと北杜高校のあいだ

山梨県立北杜高等学校 教諭 千野 政寿◆はじめに 昨年(平成25年)のある日、勤務をしている高校の廊下で1枚のポスターを目にした。 深い緑色を背景に「北杜忽布物語」と書いてあった。忽布は「ホップ」と読ませる。当て字であろ […]

Vol.196-2 高齢者労働力の活用方策を探る(1)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 佐藤 史章1.はじめに~日韓研究交流のあらましと本稿の概要 山梨総合研究所では、山梨県と姉妹協定を結んでいる韓国忠清北道のシンクタンクである「中北発展研究院」との間で、毎年研究交流 […]

Vol.195-1 山梨県内企業の海外展開について

日本貿易振興機構(ジェトロ)山梨貿易情報センター所長 高野 光一◆はじめに 国際化がますます進展する今日、山梨県内企業の「海外展開」(*)の状況がどうなっているかについて、得られた情報を基に整理したところ、山梨県内企業が […]

Vol.195-2 高齢化社会

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 岡 浩之1 はじめに 日本の人口構成を指して「高齢社会」「高齢化社会」などと呼ばれるようになって久しいが、「高齢社会」と「高齢化社会」は明確な定義はないものの、分けて使用される場合が多 […]

Vol.194-1 訪日外国人観光客の推移と現状

山岸旅館グループ代表取締役 VISIT JAPAN大使 外川 凱昭◆決断する 私は現在、1917年(大正6年)創業の山岸旅館と系列(姉妹)旅館として河口湖畔に「富ノ湖ホテル」、鳴沢村青木ヶ原樹海に「じらごんの富士の館」「 […]

Vol.194-2 人口減少社会(2)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 進藤 聡1 はじめに 前回(1)で今後どのように人口が推移していくのか、そして少子化となった要因としてどのようなことが考えられるのかについて述べた。今回は日本創成会議が示した推計の […]

Vol.193-2 人口減少社会(1)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 進藤 聡1 はじめに 5月に増田寛也元総務大臣(元岩手県知事)が座長を務める日本創成会議が「ストップ少子化・地方元気戦略」を発表した。そのなかで、出産を担っている20歳代から30歳 […]

Vol.192-1 山梨の景観における屋外広告物のこれからについて

株式会社サンニチ印刷 サイングラフィックス部長 萩原 幸人1.屋外広告物とは 屋外広告物とは、屋外の公共空間において継続して表示される看板等のことで、店舗看板、壁面・屋上看板、はり紙、のぼり旗等その範囲は広い。広告や店舗 […]

Vol.192-2 キャラクターを導入した農産物の販売拡大への取り組み

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章概要 農産物の消費量が減少しつつある中、農産物の販売量の確保や新たな販路拡大は重要な課題である。農産物の販売にキャラクターパッケージを用いて新たな顧客獲得に成功している例 […]

Vol.191-1 文化-ブランド 芸術と経済は連動する

~山梨の更なる魅力高揚のために~ 声楽家 本岩 孝之 パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク…世界を席巻するブランド品が誕生する都市。そこからは魅力的な製品が生まれ、それに高値がつき、素敵な雰囲気を求めて世界中から人やお金 […]

Vol.191-2 甲府地方卸売市場の活性化に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに 甲府地方卸売市場では、今年度末(平成27年3月)までに、「賑わいのある市場づくり」事業実施計画の策定を目指している。 「賑わいのある市場づくり」の事業目的には […]

Vol.190-1 甲府市中心市街地の活性化に関する一考察

(株)小野不動産鑑定 不動産鑑定士 小野 淳一 1.はじめに 「コンパクトシティ」という概念は、既に都市政策のメインテーマとなっており、2008年に甲府市が策定した都市計画マスタープランにもこの概念は色濃く導入 […]

Vol.190-2 山梨県は、順調な経済成長を遂げてきたのか

― 中央自動車道開通後30年の軌跡 ―公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員・企画情報参与 村田 俊也  都市部と地方の経済格差が拡大しているとの指摘がなされて久しい。実際、どうなのだろうか。山梨県は経済成長と […]

Vol.189-1 木造建築の現状と可能性

疾測量株式会社 技術顧問 和田 隆男1.木の文化日本 日本では古来より木材を建材として住まいや施設を作り生活してきた。しかも住宅のような小建築から、出雲大社や東大寺のような巨大建築まで作る技術を持っていた。また、その技術 […]

Vol.189-2 山岳と健康

~「健康登山」へ向けて~公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久1.はじめに 昨年6月、富士山が世界文化遺産に登録され、先日4月21日にはユネスコの認定文書の伝達式が外務省で行われた。また、南アルプスではユネ […]

Vol.188-1 同性婚のこれから

山梨学院大学法学部政治行政学科専任講師 清水 知佳はじめに あなたは異性愛者ですか、同性愛者ですか。この問いは、こうした直接的な言い方ではないにせよ、これまでに形を変えて幾度となく繰り返されてきました。その度に、同性愛者 […]

Vol.188-2 公共施設白書の公表状況と必要性、今後の展望について

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 佐藤 史章1.公共施設白書とその公表状況について 公共施設白書とは、”公共施設の建築年、面積、構造など建築物の保全管理に必要な静的な情報だけでなく、施設の管理運営に要す […]

Vol.187-1 山梨県における非正規雇用者の状況

山梨学院大学法学部政治行政学科准教授 大髙 瑞郁1 はじめに 我が国の非正規雇用者(勤め先での呼称が「パート」「アルバイト」「労働者派遣事業所の派遣社員」「契約社員・嘱託」「その他」の雇用者)は、1990年代後半から20 […]

Vol.187-2 富士山世界遺産登録が観光入込客等に与えた影響

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 進藤 聡1 はじめに 2013年4月30日に世界文化遺産の登録について評価を行っているイコモスは、「富士山」について、三保松原を除き「記載」が適当との評価結果及び勧告を、世界遺産委 […]

Vol.186-1 道州制導入の是非を議論するためのノート(下)

山梨学院大学法学部政治行政学科教授 外川 伸一 前回(Vol.185-1)の「道州制導入の是非を議論するためのノート(上)」では、このテーマに関する第1節から第5節までを議論してきた。今回は、続く第6節から議論を開始した […]

Vol.186-2 認知症高齢者の在宅介護における負担の現状

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 河住 圭彦1 はじめに 少子高齢化は確実に進展しており、日本は過去に類を見ない高齢化社会に向かって突き進んでいる。医学の進歩により平均寿命(誕生から死まで)と健康寿命(日常生活に制 […]

Vol.185-1 道州制導入の是非を議論するためのノート(上)

山梨学院大学法学部政治行政学科教授 外川 伸一1 道州制導入の動きの「本格化」 道州制導入への動きが「本格化」している。2013年2月21日には、自民党道州制推進本部(以下、「推進本部」)がその総会において、「道州制基本 […]

Vol.185-2 統計からみた甲府の観光産業の現状と課題

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 中村 直樹1 はじめに 観光産業は裾野が広く、交通機関の利用や宿泊にとどまらず、地元の飲食・小売へと波及することで地方に所得機会や雇用機会を生みだす。農業や製造業を取り巻く環境が厳 […]

Vol.184-1 在来作物普及事業について

NPO法人都留環境フォーラム代表理事 加藤 大吾 地域の売店で時々目にする、スーパーに並ばない作物たちを次の世代に引き継いでいこう。我々のNPOでは、こういった試みを山梨県都留市において2012年3月からスタートさせてい […]

Vol.184-2 石和温泉街のイメージ転換

~歓楽街からの脱却~公益財団法人 山梨総合研究所研究員 岡 浩之【はじめに】 山梨総合研究所では、県内市町村が抱える地域課題について考え、市役所・役場職員と膝を交えて話し合い、自治体行政への有効な提言につなげていこうとの […]

Vol.183-1 ICTを活用した新規就農者の支援への期待

山梨県指導農業士 樋口 正治【現在の経営】 農業には県の農業大学校を卒業した20歳のころから携わっている。現在58歳だから38年になる。最初は、近くのベテラン農家のところに通って技術習得に励み、それ以来は、自ら試行錯誤の […]

Vol.183-2 石和温泉の活性化に向けての一提案

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章【はじめに】 公益財団法人 山梨総合研究所では、毎年県内の自治体と1つの地域課題をピックアップして、解決策について意見交換を行う検討会を実施している。 本年度は、「石和温 […]

Vol.182-1 農業後継者を育てる新しい仕組み

(有)マルサフルーツ古屋農園取締役専務 古屋 一寿【はじめに】 「日本一の桃の里」と呼ばれる笛吹市一宮町で、農業生産法人としてモモやブドウを中心に栽培している。消費者が安心して食べられる果物を生産することにこだわり、化学 […]

Vol.182-2 TPPを語る前に地域農業の現状を知ろう(後編)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに 前編では、TPPが農業に与える影響について、県内農業者の意識を概観し、次いでTPP参加において、農業の影響として特に問題とされている食料自給率を取り上げ、県内 […]

Vol.181-1 地域を束ねるということ

農事組合法人 清栄 代表理事 浅川 豊和【はじめに】 平成19年2月に地域の農地、農業を守っていくため農事組合法人「清栄」を立ち上げた。法人では、私がいる北杜市高根町清里の樫山地区を中心として、主にソバと大豆を栽培してい […]

Vol.181-2 TPPを語る前に地域農業の現状を知ろう(前編)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに ブルネイで開催されていた環太平洋連携協定(以下TPPと記載)閣僚会合が8月23日(2013年)に閉幕した。会合では、農産品などの関税の引き下げや知的財産の保護 […]

Vol.180-1 農業後継者としての就農とその後の成長

山梨県青年農業士会 会長 村松 公孝【はじめに】 我が家の農業は施設園芸(キュウリ栽培)が主な生産物で、水稲、柿(甘、渋)などを作っています。キュウリ栽培は温室ハウスの中で、冬春作と夏秋作の年2作栽培しています。子供の頃 […]

Vol.180-2 山梨の水資源を考える

公益財団法人 山梨総合研究所副理事長 早川 源1.はじめに 地球は水の惑星といわれている。その水の約97.5%は海水である。淡水は2.5%で、そのほとんどが南極や北極の氷である。利用しやすい河川・湖沼・地下水はわずかに0 […]