誰がために宿題は出る

毎日新聞No.572 【令和2年9月6日発行】  我が家では、この4月から小学生になった長男が、初めての夏休みを経験した。コロナ対策のため入学式から異例ずくめの1学期であったが、初めての夏休みをどのように感じたであろうか […]

キャンプと防災

毎日新聞No.571 【令和2年8月23日発行】  昨年の9月に関東を襲った大型台風は千葉県を中心に大きな被害をもたらした。特に千葉県南部では長期間の停電と断水が発生し、その後の市民生活に甚大な影響を及ぼした。最近でも九 […]

山梨就職のすすめ

毎日新聞No.570 【令和2年8月9日発行】  4月に地元新聞社から山梨総合研究所に出向した。若き日の夢でもあった毎日新聞に、寄稿の機会をいただき感慨深い。  バブル景気の32年前、都内の大学に通いながら東京と山梨で就 […]

無尽は山梨の誇る文化

毎日新聞No.568 【令和2年7月12日発行】  新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活スタイルを大きく変えつつある。そんな中で気になるのは、“無尽”の今後である。  無尽は、今ではたわいもない話題や時には真剣な […]

「信用」と「信頼」

毎日新聞No.567 【令和2年6月28日発行】  新型コロナの影響を受け対面でのイベントが自粛となる中、4月からスタートしたオンラインでのサロン。今まで直接会ったことのない様々な年代や職業の方と週1回2時間程度、私たち […]

また、いつの日か。

毎日新聞No.566 【令和2年6月14日発行】  6月1日の夜8時。自宅のリビングでくつろいでいると、ドン、ドンという音が聞こえてきた。何事かと思い、窓から外を眺めると、夜空にきれいな花火が上がっていた。「今年の花火大 […]

今できることがある

毎日新聞No.565 【令和2年5月31日発行】  「コーヒー淹れようか?」。3月以前には想像できなかった小4の二男の言葉だ。  せっかく家にいるのに、話しかけても「いま仕事中だから」とつれない私を振り向かせる“呪文”と […]

歴史から学ぶ感染症対策

毎日新聞No.564 【令和2年5月17日発行】  新型コロナウイルスの脅威がいまだ収まらず、多くの人がこの事態に対処するために一丸となって取り組んでいる状況であるが、過去を振り返ると感染症による脅威は、幾度となく人々を […]

検査しなければ感染者ゼロ?

毎日新聞No.563 【令和2年5月3日発行】  新型コロナウイルスの感染が地球全体を覆っている。パンデミックという言葉は知っていても、感染者や死者の信じられない膨大な数を突きつけられると、その意味と重みに当惑せざるを得 […]

東京五輪へのリスタート

毎日新聞No.562 【令和2年4月19日発行】  新型コロナウイルスの影響から東京五輪の開催は1年程度延期となったが、開催に合わせて進められていた法改正は着実に進んでいる。  4月には、東京五輪を「たばこのない五輪」と […]

物に本末あり、事に終始あり

毎日新聞No.560 【令和2年3月20日発行】  「物に本末あり、事に終始あり。先後するところを知れば、則(すなわ)ち道に近し」は、四書五経の「大学」の一節です。「大学」とは「大人(たいじん)」になるための「学問」のこ […]

働き方改革?!

毎日新聞No.559 【令和2年3月6日発行】  叫ばれて久しい改革の一つに「働き方改革」がある。  「働く」とは何か。生活の糧を得るという現実的な面はもちろん、社会貢献を通じた自己実現という精神的な面も含めて表現するこ […]

チョコレートはお福分け

毎日新聞No.558 【令和2年2月21日発行】  バレンタインデーから1週間が過ぎた。男性のみなさん、チョコレート、たくさんもらえましたか。食べきれずに残っている、なんて羨ましい方もいるでしょうね。  そんな方に、お願 […]

あいさつの大切さを見直そう

毎日新聞No.557 【令和2年2月7日発行】  「おはよう」「今日も元気だなぁ」「今日も一日頑張ろう」  毎朝、甲府市内のある小学校の校門前から聞こえてくる声である。  この2年ほど、この学校の先生が毎日のように同じ場 […]

良質な関係の構築へ

毎日新聞No.556 【令和2年1月24日発行】  「ガバメント・リレーションズ」という活動をご存知だろうか。  企業や団体が、事業や組織の活動目的を達成するために、政府や行政との関係を通じて情報交換、知識の提供、ロビー […]

そうだ、スキーに行こう!

毎日新聞No.555 【令和2年1月10日発行】  年末年始の休暇を利用し、家族で長野県白馬村へスキー・スノーボードに出かけた。  スノーボードは学生のころ親しんだものの、2児の出産、育児で10年以上のブランクがあった。 […]

カードコレクションを楽しもう!

毎日新聞No.554 【令和元年12月20日発行】  カードコレクションの1つとして、公共で配布しているカードをご存知だろうか。ダムカード、名水百選カード、ジオカード、文化遺産カードやその他数多くのカードが全国各地で配布 […]

グレタさんとトランプ大統領

毎日新聞No.553 【令和元年12月6日発行】  スウェーデンの高校生グレタ・トゥーンベリさんは、国連で各国首脳に向かって気候変動に真剣に取り組むよう涙ながらに訴えた。それは、2015年に国連で開催されたサミットで採択 […]

地域医療と向き合う

毎日新聞No.551 【令和元年11月8日発行】  厚生労働省は9月26日に、県内7病院を含む全国の一部の病院に対し、再編や統合、病床の見直し等の検討が必要だと公表した。この発表は医療関係者や通院している患者、管理してい […]

自治体の防災計画「強靭化」を

毎日新聞No.550 【令和元年10月25日発行】  2011年の東日本大震災を契機に、13年、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法」いわゆる「国土強靭化基本法」が制定された。 […]

運動会というコミュニケーション

毎日新聞No.549 【令和元年10月11日発行】  秋の運動会シーズンである。  今年も、地域で、学校で、数々の名場面が生まれていることだろう。毎日小学生新聞2016年9月4日付けの記事『運動会の歴史』によると、明治期 […]

三世代同居のススメ

毎日新聞No.548 【令和元年9月27日発行】  小学校は運動会の季節である。子供の数が減る中、山間部では高齢者を含め地域の人たちも参加するこの行事は、集落の存続・絆を確認する貴重な機会であろう。  人口が減少に転じた […]

ワイン県として産地を守ろう

毎日新聞No.547 【令和元年9月14日発行】  山梨県は8月7日にワイン県宣言を行った。山梨県は、日本のワイン生産発祥の地である。約140年前に甲州市勝沼町在住の高野正誠、土屋龍憲の両青年が海外に留学をして、苦学の末 […]

コーディネーターとしての役割

毎日新聞No.546 【令和元年8月30日発行】  先日、シンクタンク数団体が集まる会議に出席する機会があった。担当者同士で名刺交換をしていた際、いただいた名刺に目が留まった。あるシンクタンクの方の肩書が、“研究コーディ […]

水の可能性を考える

毎日新聞No.545 【令和元年8月16日発行】  まだまだ暑さが厳しいこの季節、子どもたちが水辺で遊ぶ光景が羨ましく、水辺の風景は私の心を惹きつける。  近頃、水遊びについては、子どもだけのものではなく、子どもから大人 […]

AIとデータ

毎日新聞No.544 【令和元年8月2日発行】  AI(人口知能)やIOT(モノのインターネット)が注目され、人間がやっている仕事がAIに取って代わられるのではないかと心配されている。確かに、自動運転の研究成果などを見せ […]

パブコメに清き一票を

毎日新聞No.543 【令和元年7月19日発行】  パブリックコメント(以下「パブコメ」)という制度がある。国や地方自治体の施策の根拠となる行政計画やガイドラインの原案をウェブサイト等で公表し、市民から意見を寄せてもらう […]

フォトロゲイニングの魅力

毎日新聞No.542 【令和元年7月5日発行】  フォトロゲイニングという競技をご存知だろうか。2005年頃から始まった日本発祥のスポーツと言われ、主催者から配られる地図をもとにチェックポイントを回り、得られる得点を参加 […]

家庭の働き方改革

毎日新聞No.541 【令和元年6月21日発行】  働き方改革が叫ばれる中、昨今RPAという言葉をよく耳にする。総務省のHPによるとRPAとは「ロボットによる業務自動化:Robotics Process Automati […]

自己否定から始めよ

毎日新聞No.540 【令和元年6月7日発行】  数年前、マウンティング女子という言葉が流行った。今はマウンティングおじさんが増えているといわれている。  マウンティングとは、自分を相手より優位に見せようとする主張や行動 […]

コインの裏と表

毎日新聞No.539 【令和元年5月24日発行】 『地域シンクタンク』  私の名刺の所属欄にはそのような修飾語が記載されている。試しに、息子が愛用している小学館国語辞典を引いてみると、『地域:ある範囲内の土地』との説明で […]

もっとおせっかいを焼こう

毎日新聞No.538 【令和元年5月10日発行】  長い連休が終わり、日常が始まった。私は身延線で通勤しているが、朝夕の車内はリュックを背負った学生で混雑している。足下に置いたり、おなか側に持ったりといった配慮をする者は […]

目的の再確認

毎日新聞No.536 【平成31年4月12日発行】  新年度が始まった。4月1日には新元号「令和」が発表され、新しい時代への期待も高まっている。新年度の目標を立てた方も多いのではないかと思われる。 ところが、現状を改善し […]

多様なモノサシ

毎日新聞No.535 【平成31年3月29日発行】   「少子高齢化」という言葉は、メディアをはじめ、行政の計画や文書、果ては酒の席に至るまで、様々な場面で登場し、耳にしない日の方が少ないのではないだろうか。 まるで、こ […]

平成とともに

毎日新聞No.534 【平成31年3月15日発行】  母に連れられ、甲府市中心部のデパートめぐりをするのが休日の楽しみだった。店内を歩いて洋服や雑貨を眺めるだけでわくわくし、レストラン街でグラタンやクリームソーダを食べる […]

データでモノを言え

毎日新聞No.533 【平成31年3月1日発行】  品質管理には「データでモノを言え」「当たり前のことをボンヤリせずにチャントやれ」などという箴言がある。最近は、ビッグデータ、IoT、AIなどの言葉が注目されているが、共 […]

触れる機会を大切に

毎日新聞No.532 【平成31年2月15日発行】  子どもの体力低下傾向が言われて久しい。  全国体力・運動能力、運動習慣等調査(スポーツ庁)によると、平成29年度における小学校男子、女子の体力合計点は前年より上昇して […]

聖地巡礼の盛り上がり

毎日新聞No.531 【平成31年2月1日発行】  昨年、一般社団法人アニメツーリズム協会から『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2019年版)』が発表され、県内では、女子高生のアウトドア体験を描いたアニメ「ゆるキャン△ […]

スキルマップの重要性

毎日新聞No.530 【平成31年1月18日発行】  「人」、「もの」、「金」、「情報」は組織を運営する上で重要な資源である。この中で、最も資源としての管理が難しいものが「人」である。ISO9001では「人(=組織構成要 […]

生涯を賭ける

毎日新聞No.529 【平成30年12月21日発行】  筆者には、あるフレーズが強く印象に残っている。それは、昭和町にある常永ゆめ広場という公園の記念碑に刻まれている「生涯を賭ける」というフレーズである。この公園は昭和町 […]

効率的なサービスにも弱者の視点を

毎日新聞No.528 【平成30年12月7日発行】  来春からJR中央線の特急列車に新たな着席サービスが導入される。具体的には、自由席と指定席の区別がなくなり、事前に座席指定を受けた場合は現状と変わらないが、指定を受けな […]

「ゆるキャン△ですか?」からはじまる交流

毎日新聞No.526 【平成30年10月26日発行】  「ゆるキャン△」をご存知だろうか。身延町に住む個性豊かな5人の女子高生が、ゆるくキャンプを楽しむ物語である。原作はコミックであるが、2018年1月から放送されたアニ […]

工業標準化から産業標準化へ

毎日新聞No.525 【平成30年10月12日発行】  このところ、日本企業の品質に対する信頼が揺らぐような事案が発生している。その中には、品質保証の仕組みにおいて技術的な進歩により不要となったと考えられる手続きを規則を […]

シェアエコが開く新市場

毎日新聞No.524 【平成30年9月28日発行】  その昔、「名犬ジョリィ」というアニメ番組があった。主人公の少年・セバスチャンと大型犬のジョリーが助け合いながら母を探して旅をする物語だ。そのエンディング曲は、寒くなれ […]

人は城、人は石垣、人は堀

毎日新聞No.523 【平成30年9月14日発行】  先月末、来年度予算の各省庁からの概算要求が出そろった。一般会計の要求総額は、社会保障費の増加などにより、100兆円を上回る見通しとなった。  各省庁の要求内容を見てい […]