人は城、人は石垣、人は堀

毎日新聞No.523 【平成30年9月14日発行】  先月末、来年度予算の各省庁からの概算要求が出そろった。一般会計の要求総額は、社会保障費の増加などにより、100兆円を上回る見通しとなった。  各省庁の要求内容を見てい […]

県民こそ山梨ファンに

毎日新聞No.521 【平成30年8月17日発行】  毎年、この時期になると1通のメールが届く。私が2年間派遣されていた会社のバドミントン部からで、山梨県で合宿をするための体育館の手配の依頼と合宿へのお誘いである。私はバ […]

金融リテラシーの時代

毎日新聞No.519 【平成30年7月20日発行】  「山梨県は47都道府県の中で最も金融リテラシーが低い県である」。これは金融広報中央委員会が平成28年に行った金融リテラシー調査の結果である。この調査では金融リテラシー […]

スタジアム建設の地域活性化効果とは

毎日新聞No.518 【平成30年7月6日発行】  サッカーWカップが終盤を迎えているが、先日、県内への総合球技場の建設を想定した「スタジアムから生まれる新たな価値」と題するシンポジウムが開かれた。  政府の担当者による […]

リーダーの果たす役割

毎日新聞No.517 【平成30年6月22日発行】  サッカーの祭典、ロシアW杯が開幕した。  この大会は、4年に一度の祭典として、全世界で延べ260億人ほどが視聴し、その視聴規模はオリンピックの5倍以上とも言われている […]

黒曜石が結ぶ広域連携

毎日新聞No.516 【平成30年6月8日発行】  八ヶ岳を中心としたエリアにおける縄文文化が、「日本遺産(Japan Heritage)」に認定された。  日本遺産とは、文化庁が平成27年から認定を開始した比較的新しい […]

存在に「ありがとう」

毎日新聞No.515 【平成30年5月25日発行】  母の日に、2人の息子がプレゼントをくれた。中学生の長男は照れ隠しなのか、ペンケースを「はい」とぶっきらぼうに、小学生の二男は画用紙で作った「肩もみ券」を得意気に-。 […]

国立大学法人の経営統合

毎日新聞No.514 【平成30年5月11日発行】  昨年度末に、名古屋大学と岐阜大学を運営する二つの国立大学法人が経営統合する協議に入ることが報道された。中央教育審議会でも、それを可能にするための法改正について議論が進 […]

地域ブランドの形成へ

毎日新聞No.513 【平成30年4月27日発行】  早いもので新年度がはじまって1か月が経とうとしている。気づけば、もうゴールデンウイーク。連休に旅行を計画している方も多いのではないだろうか。旅行会社のパンフレットや旅 […]

チャレンジの仕掛け

毎日新聞No.512 【平成30年4月13日発行】  新年度を迎えるたびに「出会い」と「別れ」を経験する。今年は新メンバーを迎え入れる立場となったが、かつての自分の経験を思い出すと、彼らが早く職場に馴染めるために何が出来 […]

統計リテラシーの重要性

毎日新聞No.511 【平成30年3月30日発行】  「裁量労働制で働く方の労働時間の長さは、一般労働よりも短いというデータもある」。これは1月29日の衆議院予算委員会における安倍晋三首相の答弁である。  正しい社会認識 […]

「制度のはざま」にいる人たち

毎日新聞No.510 【平成30年3月16日発行】  好景気が続いている。あと少し経過すると、戦後最長となるそうだ。でも、全ての国民が豊かな生活を送っている、というわけでもない。  昨今、気になっているのは、「制度のはざ […]

冬季オリンピックを見て

毎日新聞No.509 【平成30年3月2日発行】  平昌冬季五輪が2月25日に閉会した。インターネット上では会場までのアクセスや宿泊施設不足、メイン会場の吹きさらし、スキージャンプ会場の強風などの問題が開会前から騒がれて […]

移住者に優しいまちとは

毎日新聞No.508 【平成30年2月16日発行】  神奈川県から山梨県に移住をして来てもうすぐ10年になる。テレビの天気予報を神奈川県ではなく、甲府から見ることにはじまり、買い物環境、飲食店、道路事情をクリアし、周囲の […]

高齢者を狙うのは、、、

毎日新聞No.507 【平成30年2月2日発行】  国立社会保障・人口問題研究所が先月発表した、「日本の世帯数の将来推計」によると、2015年の全国の総世帯のうち、最も多い家族形態は家族一人の「単独世帯」で1,842万世 […]

これからの10年

毎日新聞No.506 【平成30年1月19日発行】  いよいよ「平成」も30歳になった。バブル崩壊、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、長野オリンピック、日韓ワールドカップ、東日本大震災など様々なことがあった。日本という国 […]

トテ馬車の復活を願う

毎日新聞No.505 【平成30年1月5日発行】  昨年8月、甲府市「昇仙峡」のトテ馬車(道産子馬の観光遊覧馬車)が営業を終了した。報道等によると、トテ馬車は戦後間もなく始まり、最盛期には10数台が運行されていたが、近年 […]

ヴァンフォーレ甲府という存在

毎日新聞No.503 【平成29年12月8日発行】  サッカー観戦で泣いたのは初めてだった。  ヴァンフォーレ甲府のベガルタ仙台との今季最終戦があった山梨中銀スタジアム。電光掲示板から時間表示が消え、試合は後半の追加タイ […]

富士山チャレンジ

毎日新聞No.502 【平成29年11月25日発行】  先日、環境省から2017年夏季の富士山登山者数が公表された。富士山8合目における開山日(吉田ルート:7月1日、須走・御殿場・富士宮ルート:7月10日)から9月10日 […]

自殺対策 どうあるべき

毎日新聞No.501 【平成29年11月10日発行】  2016年4月、自殺対策基本法が改正され、自治体に2018年度内の自殺対策計画策定が義務付けられた。同法は、年間自殺者が3万人を超え続けていたことを背景に06年に成 […]

彼の地で感じた働き方改革の一端

毎日新聞No.499 【平成29年10月13日発行】  先月初め、仕事の関係で香港、深圳などを訪問してきた。現地に進出している日本企業の実情を実際に見てくるためである。  今回訪問した4社は、上場企業から山梨県内の中小企 […]

中山間地域 生活維持へ

毎日新聞No.498 【平成29年9月29日発行】  地方自治体は「人口減少」、「高齢化」それに伴う「財政難」に直面している。Uターン、Iターンなどの転入者によって人口の社会増を、可能であれば若者世帯を増やして自然増をも […]

甲州ワインに想いを寄せ

毎日新聞No.497 【平成29年9月15日発行】  1877(明治10)年、東八代郡祝村下岩崎(甲州市勝沼町)に大日本山梨葡萄酒会社が設立された。日本で初めての民営法人のぶどう酒会社を操業するには、醸造技術と醸造法を完 […]

防災の日がやって来た

毎日新聞No.496 【平成29年9月1日発行】  今日は「防災の日」である。私が小学生の頃、9月1日といえば、夏休み明けの2学期の始業式であり、避難訓練の日であった。まだ暑い日差しのなか、防災頭巾をかぶりながら「災害は […]

地域で暮らし続けるために

毎日新聞No.495 【平成29年8月18日発行】  65歳以上の高齢ドライバーによる交通事故が全国的に数多く報じられている。こうしたなか、県や県警では1998年から運転免許の自主返納制度を推進しており、2016年には約 […]

進化するドクターヘリ

毎日新聞No.494 【平成29年8月4日発行】  山梨県が平成24年4月にドクターヘリを導入してから5年が経過した。  山梨県ドクターヘリとは、山梨県立中央病院(以下、「中央病院」)を基地病院として大けが、大事故、急病 […]

見方と見え方

毎日新聞No.493 【平成29年7月21日発行】  お茶筒を上から見ると丸が、横から見ると長方形が見える。このように見方を変えると見え方が変わるという事実は、自明なこととして受け入れられている。この事実に基づいて確立さ […]

オレンジリング手にして

毎日新聞No.492 【平成29年7月7日発行】  先日、甲府市の「認知症サポーター養成講座」に参加した。修了証代わりに渡されたのは全国共通の「オレンジリング」という橙色のリストバンド。認知症を正しく理解し、認知症の人や […]

「稼げる」地方創生へ

毎日新聞No.491 【平成29年6月23日発行】  「地方創生」や「ローカル・アベノミクス」という言葉を耳にするようになって久しい。  第2次安倍内閣の経済政策、いわゆる「アベノミクス」は、都市部や大企業においては、一 […]

『知識・技能』習得の重要性

毎日新聞No.490 【平成29年6月9日発行】  2015年に実施されたPISA(OECDの学習到達度調査)の結果を見ると、日本は「科学的リテラシー」、「数学的リテラシー」、「読解力」の3分野中「読解力」のみ前回から順 […]

地域社会を支える「内助の功」

毎日新聞No.489 【平成29年5月26日発行】  今年の夏休み、初めて地域のラジオ体操当番を担うこととなった。夏休みが待ち遠しかった少年時代ははるか昔のこととなったが、朝の涼しい時間帯に皆で参加したラジオ体操のすがす […]

引越しの挨拶はするな

毎日新聞No.488 【平成29年5月12日発行】  今春、娘が大学に合格し、下宿先を探すため、東京の不動産屋を訪ねた。幸い、割と駅に近く、閑静な住宅地のワンルームマンション(アパート)を見つけることができた。オートゲー […]

災害現場とドローン

毎日新聞No.487 【平成29年4月28日発行】  2年前の「首相官邸屋上のドローン落下」、「長野・善光寺御開帳の際のドローン落下」以来、ドローンの話題が急激に増えている。現在では熊本城でドローンを飛ばし、データを集め […]

ディズニーに負けるな

毎日新聞No.486 【平成29年4月14日発行】  オリエンタルランドは7日、東京ディズニーランドと東京ディズニーシー(以下ディズニーと記す)の2016年度入園者数(速報)を発表した。それによると、16年度は3000万 […]

「働き方改革」の契機に

毎日新聞No.485 【平成29年3月31日発行】  今日は月末の金曜日、先月に続き2回目のプレミアムフライデーの実施日である。給与支給日に近い月末の金曜日の仕事を早く終えて消費を喚起しようと、政府と経済界が主導した企画 […]

子どもたちにスポーツを

毎日新聞No.484 【平成29年3月17日発行】  文部科学省は先月14日、プログラミング教育の導入を盛り込んだ、小学校の次期学習指導要領の改定案を公表した。こうした影響もあって、子どもを持つ父母の間で、プログラミング […]

「最適感」より「納得感」を

毎日新聞No.483 【平成29年3月3日発行】  この仕事をしていると、ファシリテーターの役割を任せられることが少なくない。 ファシリテーションとは何か。特定非営利法人日本ファシリテーション協会によると、「ファシリテー […]

アクセス!RESAS!

毎日新聞No.482 【平成29年2月17日発行】  地域経済分析システム「RESAS(リーサス)」をご存じだろうか。 地域の“見える化”を目的に経済産業省と内閣府が開発し2015年に運用を始めた。国勢調査、経済センサス […]

だれもができる「働き方改革」

毎日新聞No.481 【平成29年2月3日発行】  現在、「働き方改革」、とりわけ、長時間労働是正の取り組みについて、注目が集まっている。先日も、自民党の二階俊博幹事長がテレビの討論番組で「働き方改革」のうち、長時間労働 […]

「意」をあらたに

毎日新聞No.480 【平成29年1月20日発行】  親しい友人の話である。仮に「M」としよう。「M」は頭の回転が早く高等教育を受け、今は優良企業に勤めている。見た目も悪くはない。少々口数が多いが決して不快になる話しっぷ […]

当たるも八卦、当たらぬも…

毎日新聞No.479 【平成29年1月6日発行】  例年、私が元旦の朝に楽しみにしていることに、家族のあいさつ、友人知人からの年賀状、皆で食べるお雑煮、そして年末ジャンボ宝くじの当選結果がある。子供の頃は祖父母や親戚等か […]

農家の熱い想いを知ろう

毎日新聞No.478 【平成28年12月23日発行】  農業の衰退が指摘されて久しい。既に農業従事者の主力は60代後半から70代である。このまま10年も過ぎれば、個人農家はなくなりかねない。でも、消費者の関心が日本の農業 […]

見えない展示会を見る

毎日新聞No.477 【平成28年12月9日発行】  現在、さまざまな技術革新の真っただ中にある。携帯端末である米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が生まれたのが2007年、日本で販売されたのが20 […]

県内で学ぶ利点

毎日新聞No.475 【平成28年11月11日発行】  県内で、さまざまなワークショップが開催されていることはご存じだろうか。 ワークショップは、講義やセミナーとは違い、進行役(ファシリテーター)の主導のもと、参加者自ら […]

渋滞の解消は?

毎日新聞No.474 【平成28年10月28日発行】  中央自動車道の小仏トンネル付近の渋滞緩和策として、下り線の3車線化が決定した。上り線の3車線化は、昨年既に着工許可が下りており、完成後は週末になるとよく目にする「渋 […]