環境首都憲章に思う
毎日新聞No.341 【平成23年6月24日発行】 最近、鹿児島市と松山市のご夫妻が山梨の地を始めて訪れた。どちらの地も海があり、山があり美しい青空があるまちである。つまり山梨と同じく自然がいっぱいの地方都市の一つであ […]
大震災が問いかけるもの
毎日新聞No.340 【平成23年6月10日発行】 俳人「福田甲子雄展」が氏のふるさと白根桃源美術館で6月末まで開かれている。 枯野ゆく葬の使者は二人連れ ふるさとの土に溶けゆく花曇 甲 […]
「想定外」災害に思うこと
毎日新聞No.339 【平成23年5月27日発行】 3.11の大地震・大津波・原発事故を境にして、平穏な日常生活から一変して混乱状況に陥ったように感じた人が大多数であったと思われる。現在でも、「想定外」の事態に対して […]
農業労働力の確保を急げ
毎日新聞No.338 【平成23年5月13日発行】 福島原発問題に起因して茨城・千葉・群馬・栃木県産の野菜を中心として広がる風評被害は終息する気配を見せていない。 この風評被害とともに、これら地域では外国人研修・技 […]
「命名権」ビジネス
毎日新聞No.337 【平成23年4月29日発行】 「ネーミングライツ」という言葉をご存じだろうか。主にスポーツ施設や文化施設などの命名権を企業などに売却することであり、すでに導入例は100を超えるなど全国的に広がり […]
シェア(共有)という発想
毎日新聞No.336 【平成23年4月15日発行】 個人でモノを所有せず、グループ内で共有する「シェア」という考え方が、浸透しつつある。 シェアの代表例として、国内のカーシェアリングを見ると、これまで社会実験の域を抜け […]
協働で築く子どもの健全育成
毎日新聞No.335 【平成23年4月1日発行】 4月に入り桜が舞う季節となった。街の風景もどことなく昨日とは異なり、新鮮さが感じられる。それもそのはず、そこかしこに初々しい新入学の児童生徒の姿を見かけるからであろう。 […]
大切にしたいスポーツ文化
毎日新聞No.334 【平成23年3月18日発行】 先月14日、内閣府が10年の名目国内総生産を発表した。それによるとGDPは5兆4742億ドルとなり、中国の5兆8786億ドルを下回った。68年以来守り続けた経済大国2 […]
「未来公益」とは何か
毎日新聞No.333 【平成23年3月4日発行】 ある青年と語る機会があった。彼は大手商社をスピンアウトしたあとネットビジネスなどを展開しながら、07年にNPO法人を立ち上げている。名刺には「未来公益」を追求する、と […]
人口減少と地方都市の姿
毎日新聞No.332 【平成23年2月18日発行】 自治体の総合計画や都市計画は人口増加を前提とし、自治体の将来像を展望することが常識であった。しかし、日本では00年~06年の間に人口10万人以上の都市の27.5%が […]
おもてなしの心を大事に
毎日新聞No.331 【平成23年2月4日発行】 先日、甲斐市双葉北部方面の市民バスに乗車した時、この市民バスをはじめて利用する高齢者が乗車した。すると乗務員が路線、利用時の料金、乗り継ぎの仕方などを丁寧に説明し、乗 […]
脱成長という考え
毎日新聞No.330 【平成23年1月21日発行】 昨秋、中国を訪れた。短い旅程ではあったが、その経済成長の速さを実感するには十分だった。急ピッチで進む道路や鉄道のインフラ整備、乱立する高層マンション。出会った日本人 […]
「就活」に負けるな
毎日新聞No.329 【平成23年1月7日発行】 文部科学省、厚生労働省が発表した今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年10月1日時点)は57.6%と、調査開始以降、過去最低となった。県内大学生の就職内定率も38%と […]
ロボットが活躍する社会
毎日新聞No.328 【平成22年12月10日発行】 ロボットといえば「鉄腕アトム」や「機動戦士ガンダム」など空想の世界での活躍をイメージするのではないだろうか。空想上のロボットと現実のロボットとが混同されがちだが、 […]
電子書籍元年
毎日新聞No.327 【平成22年11月26日発行】 国民読書年の今年は、電子書籍元年とも呼ばれ、読書の在り方を変える大きな動きがある。アマゾンのキンドル、アップルのiPad、日本からはNTTドコモ、大日本印刷など複 […]
住民の力で商店街を守ろう
毎日新聞No.326 【平成22年11月12日発行】 ある地域を訪れた時のこと、駅に隣接した大型スーパーが閉店していた。県庁所在地で立地条件がよい大手スーパーがなぜ撤退するのであろうか。 これまでは、大型スーパー […]
企業の評価
毎日新聞No.325 【平成22年10月29日発行】 社会規範やマナー違反があとを絶たない。これは個人のマナー違反もさることながら、企業体による違反の多さにも驚かされる。「企業は社会の公器」と言われながら、近年、企業 […]
新しい湯村を演出
毎日新聞No.324 【平成22年10月15日発行】 老舗旅館やホテルの閉館が目立ち湯村温泉郷の面影は失せつつあるが、このほど湯村を元気にしようと三つのプロジェクトが動き出す。 一つは「山梨文学シネマアワード(賞) […]
甲府を涼しいまちに
毎日新聞No.323 【平成22年10月1日発行】 夏の暑さは耐えがたいものになっている。今年の6月1日から9月27日までの間、最高気温35度以上の猛暑日日数は甲府市が34日で、猛暑ランキングは14位である。ちなみに […]
ヴァンフォーレのように戦おう
毎日新聞No.322 【平成22年9月17日発行】 サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府(VF甲府)が、第25節を終了して第2位と好位置につけている。チームとしてのコンセプトが明確で、まとまっていることが好調の要因ではな […]
海の向こうの特別な友達
毎日新聞No.321 【平成22年9月3日発行】 アメリカの小さな町に暮らす人々の優しい笑顔は、子供たちの目にどう映っただろうか。南アルプス市の姉妹都市交流プログラムに引率として参加し、中学生9人と米国アイオワ州マー […]
めざせ「イクメン」
毎日新聞No.320 【平成22年8月20日発行】 「イクメン」という言葉をご存知だろうか。「育 MEN」すなわち育児を楽しむ男性のことである。共働き家庭が増加する中、またライフスタイルや価値観の変化により、育児や家 […]
ハイブリッドな通勤手段
毎日新聞No.319 【平成22年8月6日発行】 梅雨明け以降、毎日暑い日が続く。県内も猛暑日・真夏日が続き、エアコンの利いた部屋から出るのには相当な勇気が必要だ。こうした猛暑や局地的な豪雨などの異常気象は地球温暖化 […]
科学・技術力の増強
毎日新聞No.318 【平成22年7月23日発行】 先月、60億キロ、7年間の長旅を終え、宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が帰還した。はやぶさ帰還のニュースは、日本中に感動を与え、世界に日本の技術力の高さをア […]
目指せ、地域の「日本一」
毎日新聞No.317 【平成22年7月9日発行】 「地域に愛着をもっていますか」と質問されたら、読者のみなさまは、どう答えるであろうか。ある会社が実施した興味深い調査結果を紹介したい。これは、全国約8万人が回答した「 […]
広い視点からの地域活性化
毎日新聞No.316 【平成22年6月25日発行】 先日、福岡市で開催された地方シンクタンク協議会のフォーラムに参加した。テーマは、「グローバリゼーションと地域活性化」である。グローバリゼーションの定義を簡略化して考 […]
異界の話に耳を傾ける「能」
毎日新聞No.315 【平成22年6月11日発行】 今春亡くなられた多田富雄氏は野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞などを受賞し、84年に文化功労者となった免疫学の世界的な権威である。氏は、能に […]
ガンバレ、ニッポン
毎日新聞No.314 【平成22年5月28日発行】 まもなく、4年に一度の世界的なお祭りを迎える。壮行試合の韓国戦では、5万7千の観衆の目の前で岡田ジャパンは攻守ともに圧倒されてしまった。今年になって東アジア選手権、 […]
農業担い手確保に期待
毎日新聞No.313 【平成22年5月14日発行】 就農定着支援制度が始まった。この制度は、果樹農家の担い手確保に向け、就農希望者が熟練の農業者の元で栽培技術や農業経営などを学ぶもので、県が実施する。今回この支援制度 […]
アイオワ・山梨 50年
毎日新聞No.312 【平成22年4月30日発行】 本県が米国アイオワ州と姉妹州県を結び今年で50年になる。州県間の姉妹関係としては我が国で最も古い。そして最も成功している姉妹交流の一つでもある。交流が長期にわたって […]
自転車にやさしいまちづくり
毎日新聞No.311 【平成22年4月16日発行】 最近、自転車通勤を始めた。学生時代以来、久しぶりに自転車に乗ったのだが、これがなかなか重宝である。ちょっとの距離であれば、車より自転車のほうが便利であり、遠い場所に […]
合併後の地域づくり
毎日新聞No.310 【平成22年4月2日発行】 3月8日、増穂町と鰍沢町が合併し富士川町となった。03年3月の南部町を皮切りに県内各地で市町村の合併が進み、03年1月の64市町村から現在の27市町村へと、山梨県の市 […]
自治体アンテナショップ
毎日新聞No.309 【平成22年3月19日発行】 自治体アンテナショップという言葉を聞いたことがあるだろうか。各県などの自治体が主に首都圏において特産品の販売や観光情報を提供する施設である。地域情報の発信拠点といえ […]
自治体アンテナショップ「走れ宮バス」
毎日新聞No.308 【平成22年3月5日発行】 「走れ宮バス」― お隣の静岡県富士宮市役所が発表した、全国でも珍しいコミュニティバス(以下「コミュバス」)応援歌のCDタイトルである。市街地を循環するコミュバス「宮バ […]
しなやかな香港
毎日新聞No.307 【平成22年2月19日発行】 昨年の暮れ、3年ぶりに香港を訪問する機会があった。97~98年のアジア通貨危機を乗り越え、今回の世界金融危機の影響も軽微であり、繁栄を謳歌していた。 香港は、イギ […]
応募してみませんか「清里文学賞」
毎日新聞No.306 【平成22年2月5日発行】 八ヶ岳南麓には文化的な雰囲気がある。宮沢賢治と保坂嘉内(韮崎市出身)の親交はよく知られている。夜行列車が闇の中を一筋の光の帯となって天空に昇っていく「銀河鉄道の夜」は […]
新成長戦略と建設業
毎日新聞No.305 【平成22年1月22日発行】 昨年12月30日に、新成長戦略の基本方針が閣議決定された。基本方針には強みを生かす成長分野(環境・エネルギー、健康)、開拓によって成長が期待できる分野(アジア地域で […]
新成人にむけて
毎日新聞No.304 【平成22年1月8日発行】 まもなく成人式を迎える。今年度、本県の新成人は9,991人である。新成人が生まれた1989~1990年は、東西ドイツの統合やバブル経済の崩壊などがあり、先行きの不透明 […]
環境NGOの新しい形
毎日新聞No.303 【平成21年12月25日発行】 ジャパン・フォー・サステナビリティー(JFS)というNGOがある。「日本の環境に関する取り組みを世界に発信する」ことを活動の柱としている。海外から入ってくる量に比 […]
社会保障制度の理解を
毎日新聞No.302 【平成21年12月11日発行】 1961年に国民皆保険制度が実現してから約50年が経過した。現在、私たちは誰もが健康保険、国民健康保険などの公的な医療保険制度に加入している。だが、その内容につい […]
身近な温暖化対策
毎日新聞No.301 【平成21年11月27日発行】 今月1日から家庭の太陽光発電で余った電力の買い取り価格がこれまでの2倍、1キロワット時48円になった。温暖化対策の切り札として、太陽光発電設備の普及を図る狙いであ […]
観光と「おもてなしの心」
毎日新聞No.300 【平成21年11月13日発行】 秋の気配が深まり、紅葉も鮮やかさを増してきた。紅葉狩りの季節到来である。以前なら、目的地に着いたにもかかわらず、見頃を過ぎ、枯葉だったという経験は誰にでもあるだろ […]
ベトナムで見た笑顔
毎日新聞No.299 【平成21年10月30日発行】 先月、ベトナム社会主義共和国へ視察に行く機会に恵まれた。通称ベトナムといわれるこの国は、インドシナ半島の東側に位置し、南北に長いスリムなS字形をしている。1975 […]
競争力としての企業文化
毎日新聞No.298 【平成21年10月16日発行】 時代とともに企業に求められる社会的責任が大きく変化してきている。国際標準化機構では、「ISO26000(組織の社会的責任ガイダンス)」を作成中であり、2010年か […]
自販機文明に黄信号
毎日新聞No.297 【平成21年10月2日発行】 わが国は世界一の自販機文明国である。現在、全国に設置されている自販機は427万台。うち、清涼飲料を販売する自販機に限ってみても227万台が稼動している。これを、人口 […]
温暖化対策と地域戦略
毎日新聞No.296 【平成21年9月18日発行】 鳩山由紀夫首相が掲げた温室効果ガス削減の中期目標を巡って、賛否様々な意見が駆け巡っている。2020年の削減目標は90年比で25%と、麻生政権の3倍程の削減目標である […]
民主党政権の農政に注目
毎日新聞No.295 【平成21年9月4日発行】 民主党が300議席以上を獲得して歴史的圧勝に終わった衆議院総選挙から1週間が経とうとしている。今までとは違う政治が行われ、経済、年金、医療など多くの問題を抱える世の中 […]
迷惑郵便は受取拒否を
毎日新聞No.294 【平成21年8月21日発行】 どこからともなく送られてくるダイレクトメール(DM)。健康食品やサプリメントのチラシ、クレジットカードの勧誘、痩身グッズの広告。開封して見るならまだしも、多くはその […]
駄菓子屋の効用
毎日新聞No.293 【平成21年8月7日発行】 先日、約20年ぶりに近所の駄菓子屋に行った。懐かしさを感じながら、毎日のように駄菓子屋に通ったころのことを思い出した。以前は学校や公園・神社の近くを始め、あちらこちら […]
一店逸品運動と地域活性化
毎日新聞No.292 【平成21年7月24日発行】 一昔前の買物といえば、魚を買うなら鮮魚店へ、野菜なら八百屋へというように、近所の商店へ行くのが普通であった。しかし、最近では郊外型大型店など、一カ所で全ての買物が出 […]