道路整備とエコパーク

毎日新聞No.377 【平成24年12月21日発行】  世界遺産と言えば、来年5~6月に世界文化遺産登録の結論が出る富士山のことを思い浮かべる人が多いだろう。だが県内関係でもう一カ所、世界遺産化へ向けた活動を続けている地 […]

今、求められる中小企業支援策

毎日新聞No.376 【平成24年12月7日発行】  先日、15周年記念事業として韓国・忠北発展研究院と共催で「成長するアジア市場と中小企業のビジネスモデル」についてシンポジウムを開催した。この中で中小企業支援策について […]

シビックプライド

毎日新聞No.375 【平成24年11月19日発行】  地方都市は市街地の凋落に悩んでいる。甲府のまちもごたぶんにもれずシャッターを下ろしている店が多い。しかし、最近人通りが少し増えてきたようにみえるがどうだろうか。県立 […]

富士北麓の地域づくり

毎日新聞No.374 【平成24年11月9日発行】  富士北麓地域は富士山、富士五湖の景観、高原気候、水・みどり等の自然資源に恵まれ、昔は山岳信仰の地として、現在は避暑地や観光地として著名である。この地域には健康科学大学 […]

インドネシアの「今」

毎日新聞No.372 【平成24年10月12日発行】   県内では生き残りをかけて海外展開を模索する中小企業も多いと聞く。進出先としてよく耳にするのは、中国、タイ、ベトナムなどであるが、いま、新たな投資先としてインドネシ […]

エネルギーは眠らない

毎日新聞No.371 【平成24年9月28日発行】   一日の疲れを癒してくれる温かい入浴。ガスや電気による給湯に支えられた都市生活の一コマであるが、使い捨てられる排水の量が多く、その点において循環型の生活様式とは言い難 […]

幕絵に託された思い

毎日新聞No.370 【平成24年9月14日発行】   舞鶴城公園で先月開催の国民文化祭プレイベント「幕絵甲子園」を観覧した。高校生が「山梨」を幕絵に表現して学校間で競うもので、優勝作品には富士山や桃、富士桜などの風物が […]

地域資源「入門」

毎日新聞No.369 【平成24年8月31日発行】   子供たちの夏休みが終わった。7月・8月のカレンダーを見返すと、この夏に親子で参加したイベントの数々を思い出す。遺跡の発掘、ダム見学、どろんこ相撲にかかし作り、土器と […]

スマホでつながる世界

毎日新聞No.368 【平成24年8月3日発行】  山梨中央銀行の調査によると、山梨県民の2人に1人はスマートフォン(スマホ)を利用しているそうである。 筆者も半年ほど前に携帯電話をアップル社のアイフォーンに替えた。   […]

後始末は最低限の責務

毎日新聞No.367 【平成24年7月20日発行】  暑さが本格化してきた。日中は肌を焦がす日差しが照りつけ、日陰にいても蒸し暑い。散歩するなら早朝が気持ちいい。穏やかな朝日、爽やかな空気、みずみずしく輝く草木、道端の犬 […]

身近にある中小企業応援策

毎日新聞No.366 【平成24年7月6日発行】   県内大手製造企業の人事担当役員と話をした時のことである。「歴史が浅い我社においても’11年度には二桁の退職者が出た。毎年、少しずつ増えてくる。再雇用問題は大きなテーマ […]

成長はすべてを癒すか

毎日新聞No.365 【平成24年6月22日発行】  “成長はすべてを癒す“ということばがある。中央高速自動車道が全線開通したのは丁度30年前、1982年(S57)であった。県は内陸工業基地としての成長発展を夢見て「クリ […]

森林・高原地域の健康効果

毎日新聞No.364 【平成24年6月8日発行】   オーストリア・アルプスに位置する「レッヒ」は「ヨーロッパ一美しい村」といわれている。この村では、車の規制や開発規制、地産地消、再生可能エネルギーの利用など、村独自の取 […]

交通マナーの向上を

毎日新聞No.363 【平成24年5月25日発行】   平成22年総務省「都道府県別道路交通事故」によると、本県は人口10万人当たりの交通事故件数で全国8番目となっている。また最近では、高齢者の交通死亡事故者が増加傾向に […]

地域公共交通の新たな展開に向けて

毎日新聞No.362 【平成24年5月11日発行】   「毎年2千キロ(東京駅-京都駅間の2往復程度に相当)ずつ路線バスが廃止され、それに伴い『買い物難民』が6百万人程度生じている」とのショッキングな報告が「地域公共交通 […]

オンリーワンの頂

毎日新聞No.361 【平成24年4月27日発行】   山梨県はその名の由来の一つともされているとおり、まさに「山となす」ほど山がある。そのため、ある程度の地理感覚がないとどの山も同じに見えてしまう。  太宰治の短編小説 […]

おもてなし定着へ確かな歩みを

毎日新聞No.360 【平成24年4月13日発行】   信玄公祭りが2年ぶりに戻ってきた。甲州軍団出陣当日、街は活況を呈し、花開く桜や桃の風景とあわせて、本格的な観光シーズンの到来を実感させる。  さて、昨年12月に「お […]

薩摩藩の郷中教育

毎日新聞No.359 【平成24年3月30日発行】  先日、知人の中国人経営者からこんなことを言われた。「日本人の若い人は駄目ですね。やる気がないようです。これは日本の教育が間違っていると思います。」というものであり、私 […]

“ずっと続けて”

毎日新聞No.358 【平成24年3月16日発行】  先ごろ、カンヌ・ベネチアと並ぶ世界三大映画祭の一つベルリン国際映画祭で和田淳監督の「グレートラビット」が銀熊賞を受賞し話題になった。県内では、2月15日に、淺川巧の「 […]

小学校をコミュニティの中心へ

毎日新聞No.357 【平成24年3月2日発行】 少子高齢化、人口減少は全国すべての自治体にとって最大の問題である。今話題の税と社会保障、教育改革、地方分権など全ては、この問題に由来している。 この10年の間で、学校に対 […]

首相は大局的視点再考を

毎日新聞No.356 【平成24年2月17日発行】 平成24年2月8日付けの本紙創刊140周年「毎日新聞にのぞむ」に野田首相が寄稿し、「毎日新聞で毎朝、必ず読むのが『マーク・矢崎』の『今日の星占い』」と記している。きっか […]

地域参画型公共交通への転換

毎日新聞No.355 【平成24年2月2日発行】  車社会の進展に伴い、路線バス利用者は年々減少しており、バス事業者も採算が確保できない赤字路線から撤退する傾向にある。車を運転できない高齢者等の交通弱者からは、「何とかし […]

公共交通利用倍増のために

毎日新聞No.354 【平成24年1月20日発行】  年末・年始の休みで、お腹周りが一段と目立つようになった。ダイエットを兼ね、車に頼った通勤手段の見直しを試みている。 実際に、鉄道、バスなどの公共交通を利用してみると、 […]

食文化を守る意味

毎日新聞No.353 【平成23年12月23日発行】   早いもので、今年も残すところあと僅かとなった。街でおせち料理を見かけると、正月の気分が一層増してくる。おせち料理の由来を調べてみると、もともとは、各節句の祝い膳と […]

さっそうとしたボランティア

毎日新聞No.352 【平成23年12月9日発行】  阪神大震災があった1995年はボランティア元年と呼ばれている。そして現在。東日本大震災の影響が大きいのだろう。以前と比較してボランティア活動がさらに盛んで、より身近に […]

「県民の日」の今後を展望する

毎日新聞No.351 【平成23年11月25日発行】 毎年「県民の日」には記念行事に足を運ぶ。特産品販売や活動展示など、「旬の山梨」を集めた会場は歩くだけでも楽しい。今年は少々天候には恵まれなかったものの、かなりの人出が […]

戦略的に動く韓国

毎日新聞No.350 【平成23年11月11日発行】 10月下旬、韓国・忠清北道を訪問する機会があった。実は、この忠清北道には山梨総合研究所と調査・研究協定を結んでいる忠北発展研究院があり、毎年、研究交流を実施している。 […]

知価社会の基盤・県立図書館に期待

毎日新聞No.349 【平成23年10月28日発行】  大震災から6ヶ月、放射能汚染、エネルギー、円高など様々な問題が一挙に噴出してきた。被災者は勿論、被災しなかった人々も転機に直面し、これまでの延長線上に未来を描くこと […]

高対策のために円

毎日新聞No.347 【平成23年9月30日発行】   26日の東京外国為替市場では、欧州の財政・金融危機からの先行き不安への懸念からユーロが売られ、円相場は一時、最高値である1ユーロ=101円95銭まで上昇した。また、 […]

「日常」という地域資源

毎日新聞No.346 【平成23年9月16日発行】   先日、山梨県立大学で「山梨から発信する新しいツーリズム」をテーマとする観光講座が開催され、山梨で「ワインツーリズム」を立ち上げた1人である笹本貴之氏の講義を受講した […]

音の風景に耳を傾けよう

毎日新聞No.345 【平成23年9月2日発行】   チリンチリーン。夏の風物詩、風鈴の涼しげな音がラジオから聞こえてくる。NHKの人気ラジオ番組「音の風景」では、様々な場所の音風景を楽しむことができる。風鈴の音は、伊万 […]

日本一の花火大会を目指して

毎日新聞No.344 【平成23年8月5日発行】   今年も全国各地で花火大会が行われる季節となった。  毎年思うことだが、大変な人混みで花火をゆっくり楽しむことができない。そればかりか、会場のいたる所でごみの山となって […]

熱い地方議会の実現に向けて

毎日新聞No.343 【平成23年7月22日発行】  統一地方選挙も一段落し、首長や議員が新たな職務にまい進し始めていることと思う。  東日本大震災の影響による自粛もあり、山梨県内の選挙運動はいつもと様子は違ったが、怪文 […]

古くて新しい自治の担い手

毎日新聞No.342 【平成23年7月8日発行】  この3月まで町内会の子供クラブ役員を務めさせていただいた。恒例の納涼会では、集会所に目白押しの子どもたちに、かき氷や焼きそばを配ったりビンゴ大会を仕切ったりと大わらわだ […]

環境首都憲章に思う

毎日新聞No.341 【平成23年6月24日発行】  最近、鹿児島市と松山市のご夫妻が山梨の地を始めて訪れた。どちらの地も海があり、山があり美しい青空があるまちである。つまり山梨と同じく自然がいっぱいの地方都市の一つであ […]

大震災が問いかけるもの

毎日新聞No.340 【平成23年6月10日発行】   俳人「福田甲子雄展」が氏のふるさと白根桃源美術館で6月末まで開かれている。    枯野ゆく葬の使者は二人連れ           ふるさとの土に溶けゆく花曇   甲 […]

「想定外」災害に思うこと

毎日新聞No.339 【平成23年5月27日発行】   3.11の大地震・大津波・原発事故を境にして、平穏な日常生活から一変して混乱状況に陥ったように感じた人が大多数であったと思われる。現在でも、「想定外」の事態に対して […]

農業労働力の確保を急げ

毎日新聞No.338 【平成23年5月13日発行】   福島原発問題に起因して茨城・千葉・群馬・栃木県産の野菜を中心として広がる風評被害は終息する気配を見せていない。  この風評被害とともに、これら地域では外国人研修・技 […]

「命名権」ビジネス

毎日新聞No.337 【平成23年4月29日発行】   「ネーミングライツ」という言葉をご存じだろうか。主にスポーツ施設や文化施設などの命名権を企業などに売却することであり、すでに導入例は100を超えるなど全国的に広がり […]

シェア(共有)という発想

毎日新聞No.336 【平成23年4月15日発行】  個人でモノを所有せず、グループ内で共有する「シェア」という考え方が、浸透しつつある。 シェアの代表例として、国内のカーシェアリングを見ると、これまで社会実験の域を抜け […]

協働で築く子どもの健全育成

毎日新聞No.335 【平成23年4月1日発行】  4月に入り桜が舞う季節となった。街の風景もどことなく昨日とは異なり、新鮮さが感じられる。それもそのはず、そこかしこに初々しい新入学の児童生徒の姿を見かけるからであろう。 […]

「未来公益」とは何か

毎日新聞No.333 【平成23年3月4日発行】   ある青年と語る機会があった。彼は大手商社をスピンアウトしたあとネットビジネスなどを展開しながら、07年にNPO法人を立ち上げている。名刺には「未来公益」を追求する、と […]

おもてなしの心を大事に

毎日新聞No.331 【平成23年2月4日発行】   先日、甲斐市双葉北部方面の市民バスに乗車した時、この市民バスをはじめて利用する高齢者が乗車した。すると乗務員が路線、利用時の料金、乗り継ぎの仕方などを丁寧に説明し、乗 […]

脱成長という考え

毎日新聞No.330 【平成23年1月21日発行】   昨秋、中国を訪れた。短い旅程ではあったが、その経済成長の速さを実感するには十分だった。急ピッチで進む道路や鉄道のインフラ整備、乱立する高層マンション。出会った日本人 […]

「就活」に負けるな

毎日新聞No.329 【平成23年1月7日発行】   文部科学省、厚生労働省が発表した今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年10月1日時点)は57.6%と、調査開始以降、過去最低となった。県内大学生の就職内定率も38%と […]

ロボットが活躍する社会

毎日新聞No.328 【平成22年12月10日発行】   ロボットといえば「鉄腕アトム」や「機動戦士ガンダム」など空想の世界での活躍をイメージするのではないだろうか。空想上のロボットと現実のロボットとが混同されがちだが、 […]