社会保障制度の理解を

毎日新聞No.302 【平成21年12月11日発行】   1961年に国民皆保険制度が実現してから約50年が経過した。現在、私たちは誰もが健康保険、国民健康保険などの公的な医療保険制度に加入している。だが、その内容につい […]

身近な温暖化対策

毎日新聞No.301 【平成21年11月27日発行】   今月1日から家庭の太陽光発電で余った電力の買い取り価格がこれまでの2倍、1キロワット時48円になった。温暖化対策の切り札として、太陽光発電設備の普及を図る狙いであ […]

観光と「おもてなしの心」

毎日新聞No.300 【平成21年11月13日発行】   秋の気配が深まり、紅葉も鮮やかさを増してきた。紅葉狩りの季節到来である。以前なら、目的地に着いたにもかかわらず、見頃を過ぎ、枯葉だったという経験は誰にでもあるだろ […]

ベトナムで見た笑顔

毎日新聞No.299 【平成21年10月30日発行】   先月、ベトナム社会主義共和国へ視察に行く機会に恵まれた。通称ベトナムといわれるこの国は、インドシナ半島の東側に位置し、南北に長いスリムなS字形をしている。1975 […]

競争力としての企業文化

毎日新聞No.298 【平成21年10月16日発行】   時代とともに企業に求められる社会的責任が大きく変化してきている。国際標準化機構では、「ISO26000(組織の社会的責任ガイダンス)」を作成中であり、2010年か […]

自販機文明に黄信号

毎日新聞No.297 【平成21年10月2日発行】   わが国は世界一の自販機文明国である。現在、全国に設置されている自販機は427万台。うち、清涼飲料を販売する自販機に限ってみても227万台が稼動している。これを、人口 […]

温暖化対策と地域戦略

毎日新聞No.296 【平成21年9月18日発行】   鳩山由紀夫首相が掲げた温室効果ガス削減の中期目標を巡って、賛否様々な意見が駆け巡っている。2020年の削減目標は90年比で25%と、麻生政権の3倍程の削減目標である […]

民主党政権の農政に注目

毎日新聞No.295 【平成21年9月4日発行】   民主党が300議席以上を獲得して歴史的圧勝に終わった衆議院総選挙から1週間が経とうとしている。今までとは違う政治が行われ、経済、年金、医療など多くの問題を抱える世の中 […]

迷惑郵便は受取拒否を

毎日新聞No.294 【平成21年8月21日発行】   どこからともなく送られてくるダイレクトメール(DM)。健康食品やサプリメントのチラシ、クレジットカードの勧誘、痩身グッズの広告。開封して見るならまだしも、多くはその […]

駄菓子屋の効用

毎日新聞No.293 【平成21年8月7日発行】   先日、約20年ぶりに近所の駄菓子屋に行った。懐かしさを感じながら、毎日のように駄菓子屋に通ったころのことを思い出した。以前は学校や公園・神社の近くを始め、あちらこちら […]

一店逸品運動と地域活性化

毎日新聞No.292 【平成21年7月24日発行】   一昔前の買物といえば、魚を買うなら鮮魚店へ、野菜なら八百屋へというように、近所の商店へ行くのが普通であった。しかし、最近では郊外型大型店など、一カ所で全ての買物が出 […]

「祭り」と地球温暖化

毎日新聞No.291 【平成21年7月10日発行】   300年近くの伝統を誇る曳山祭りを観光するため、北陸のあるまちを訪れた。伝統的な祭りの開催時期は、毎年変わらないものだと思っていたが、期待はもろくも裏切られた。もう […]

南アルプスで見つけた小さな芽

毎日新聞No.290 【平成21年6月26日発行】   今月初旬、南アルプス市の公園に、900人の踊り子が集まった。この踊り子は、県内からだけでなく、東京や静岡といった県外からも参加しており、総勢35チームに上る。公園内 […]

新たな視点からのまちづくり

毎日新聞No.289 【平成21年6月12日発行】   県内市町村では、「まちづくり」の動きが盛んである。これらは、主に旧中心市街地や商店街の活性化など、かつての賑わいの復活が中心となっている。  しかし、今一度「まちづ […]

映画化される浅川巧「白磁の人」

毎日新聞No.288 【平成21年5月29日発行】   ソウルの金浦空港にはじめて下り立ったのは10年ほど前の雨の日であった。韓国林業試験場の方が出迎えてくれ、浅川巧が眠るソウル郊外の忘憂里(マンウリ)の丘まで案内してく […]

環境保全と観光振興

毎日新聞No.287 【平成21年5月15日発行】   今年の大型連休では、連日高速道路の渋滞状況、パーキングエリアの満杯状態が報道された。昨年に比し、ガソリン価格の低下と休日、祝日の高速料金大幅引き下げは、各地の行楽地 […]

県内農業存続のために

毎日新聞No.286 【平成21年5月1日発行】   今年も笛吹市一宮地区を中心として、桃が美しい花を咲かせた。同時期に開催された信玄公祭りをはじめとする各種イベントと相まって、県内外を問わず多くの人々の目を楽しませたこ […]

ユネスコ生物圏保護区

毎日新聞No.285 【平成21年4月17日発行】   世界遺産の陰に隠れ、あまり知られていないユネスコの活動がある。「生物圏保護区(Biosphere Reserve)」の指定、登録だ。人間と豊かな生物圏との均衡が取れ […]

新聞購買率に思うこと

毎日新聞No.284 【平成21年4月3日発行】   いつでも、どこでも、だれでも恩恵が受けられるユビキタスネットワークの時代が近づいている。08年度版情報通信白書によると、07年末現在の日本のインターネット人口普及率は […]

「健康」による地域活性化

毎日新聞No.283 【平成21年3月20日発行】   「健康寿命」という言葉をご存じだろうか?65歳以上の高齢者が要支援・要介護認定を受けずに健康で自立して生活できる期間であり、平均寿命から寝たきりになってしまった年数 […]

働くということ

毎日新聞No.282 【平成21年3月6日発行】   若者の仕事に対する意識が気がかりである。厚生労働省の統計によると、就職後3年以内の離職率が中卒約7割、高卒約5割、大卒約3割である。この比率は平成7年を境に定着してい […]

まちづくりに求められる「知的基盤」

毎日新聞No.281 【平成21年2月20日発行】  今年、11月29日から3年間にわたってNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」が放送される。近代国家の仲間入りをしようとしていた明治の日本を描いたこの作品の舞台は、伊予 […]

富士には燃料電池バスを

毎日新聞No.280 【平成21年2月6日発行】  このところ、富士山への鉄道敷設の議論がにわかに盛り上がりをみせている。しかし、筆者がふもとに住んでいた20年以上前のことを思い起こしてみれば、にわかどころか、ロープウェ […]

産業振興とエネツアー

毎日新聞No.279 【平成21年1月23日発行】  100年に一度という金融危機が世界を襲っている。米国、欧州、日本に共通する雇用と景気対策は、再生可能エネルギーの普及促進、社会政策は健康・医療システムの電子化によるサ […]

無尽会の存続を

毎日新聞No.278 【平成21年1月9日発行】   「無尽承ります」「無尽会歓迎」。県内の飲食店前の看板では当然のように目にするこの文字。おそらく山梨県出身者以外で、この意味が理解できる人は少ないだろう。  その由来を […]

農産物直売所の可能性

毎日新聞No.277 【平成20年12月19日発行】   農産物直売所が盛況だ。県内の07年度の売上高は、42億円弱となり、前年度比16%増で過去最高を記録したことが県農政部の調査でわかった。消費者の「食の安全」への関心 […]

四輪プラスニ輪の生活

毎日新聞No.276 【平成20年12月5日発行】   昨年の暖冬に続き、今年も暖冬の気配が強まっている。暖かい冬は暖房費が少なくなるなどプラス面もあるが、昨今の厳しい家計にはどう影響するだろうか?  現在、世界同時不況 […]

空き家バンクの未来

毎日新聞No.275 【平成20年11月21日発行】   今、全国の「空き家バンク」が苦戦している。この事業は、数年前から地方の市町村で行われているもので、地方に増えてきている空き家の情報を市町村などが取りまとめ、田舎暮 […]

F1を山梨のイベントに

毎日新聞No.274 【平成20年11月7日発行】   先月、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された自動車レースの最高峰F1日本グランプリを生で観戦することができた。昨年に続き2年連続の開催で、決勝当日は10万5 […]

踊りと中心市街地

毎日新聞No.273 【平成20年10月24日発行】   先月始め、愛娘に「お祭りに行きたい」とせがまれた。詳しく聞くと、8月に甲府市中心市街地で行われた「甲府大好きまつり」のような踊りの祭りをみたいと言う。インターネッ […]

街づくりに思う

毎日新聞No.272 【平成20年10月10日発行】   総務省の定住自立圏構想研究会が「定住自立圏構想」という報告書をまとめた。それによると、①東京圏への人口流出を食い止めるとともに、地方圏への人の流れの創出②中核都市 […]

「食」から地域を読みなおす

毎日新聞No.271 【平成20年9月26日発行】   「すばく料理」をご存知だろうか。これは昭和30年ごろまで早川町内で広く主食として食べられていた郷土料理である。今ではほとんど見られなくなったが、茂倉地区では時々奥さ […]

あと少しの心のゆとりを

毎日新聞No.270 【平成20年9月12日発行】   今年の春から交通指導員のボランティアをしている。活動の場は県外だが、自分でハンドルを握るのはほとんどが山梨県内であり、何度か街頭に立つにつれ、いわゆる「山梨(甲州) […]

インターネットと観光

毎日新聞No.269 【平成20年8月29日発行】   今夏、藤沢市に住む50歳代後半の友人から、夫婦でワインが楽しめる民宿はないかという相談を受けた。県内事情に詳しい方に聞いて、勝沼の1軒の民宿を紹介した。その後、友人 […]

草の根異文化交流

毎日新聞No.268 【平成20年8月8日発行】   夏は別れの季節でもある。毎年、国際交流ボランティアとして接してきた外国人たちの帰国を見送っていると、梅雨明けとともに、また、この季節がきたかと思う。  先日も3年の滞 […]

公共交通存続のために

毎日新聞No.267 【平成20年7月25日発行】   現在、地域公共交通に関する議論が盛んだ。私も地域公共交通に関する調査研究、会議などに多数参加させていただいているが、課題は多い。  02年2月、規制緩和の一環として […]

住基カード普及の目的

毎日新聞No.266 【平成20年7月11日発行】   住民基本台帳カードの普及が低迷している。確かに年度ごとの発行枚数は増加傾向にはあるが、交付が始まった03年8月から07年度末までの累計発行枚数は約234万枚、普及率 […]

税収確保の取り組み

毎日新聞No.265 【平成20年6月27日発行】 06年度の都道府県別税徴収率(現年分と滞納繰越分の合計)で、県は46位と下位に沈み、徴収率アップが大きな課題となっている。また、モラルの低下や権利だけを主張し義務を果た […]

山梨発の「つみ木広場」

毎日新聞No.264 【平成20年6月13日発行】 今月初め、昭和町において、町内の5保育園合同による積み木イベント「楽つみ木(らくつみき)広場」が開催された。今回のイベントには、2万5000個の積み木が用意され、総勢2 […]

徒歩通勤の効用

毎日新聞No.263 【平成20年5月30日発行】 2年半前から徒歩通勤している。これは、仕事柄デスクワークが多く健康管理の理由から始めたものである。最近、この徒歩通勤は健康維持の他に色々な面で効用があることが分かった。 […]

「高齢者の世紀」企業は備えを

毎日新聞No.262 【平成20年5月16日発行】 後期高齢者医療制度や運転免許証返還促進の問題など、このところ高齢者に関する話題が多くなってきた。 ところで、いつ、誰が、65歳以上を「高齢者(老人)」と決めたのだろうか […]

行政評価で切磋琢磨

毎日新聞No.261 【平成20年4月25日発行】 先ごろ、県内の市町と県の職員で構成された自主研究会が、「新たな行政評価手法のあり方に関する調査研究会報告書」という冊子をとりまとめた。行政評価とは読んで字のごとく行政活 […]

学術都市の可能性

毎日新聞No.260 【平成20年4月11日発行】 昨今の明るい話題の一つが、山梨県が新エネルギーの研究開発の拠点になりつつあるということである。山梨大学の燃料電池開発には新エネルギー・産業開発機構の事業費補助が採択され […]

未婚晩婚のリスク

毎日新聞No.259 【平成20年3月28日発行】 最近、歌手の倖田來未さんの「35歳になると羊水が腐る」発言が問題となった。もちろん、35歳になると羊水が腐るなどということはないが、35歳以上で子供を産むことは医学的に […]

2地域居住・移住施策の有効性

毎日新聞No.258 【平成20年3月7日発行】  2地域居住という言葉が最近よく聞かれる。手短にいうと、都市住民が、農山村などにおいて、中長期、定期的に滞在し、都市に加え複数の生活拠点を持つことである。 県では06年3 […]

無くしたときも警察へ

毎日新聞No.257 【平成20年2月22日発行】  改正遺失物法が、昨年12月10日施行された。今の情報化社会や遺失物の内容等を反映させた今回の改正の概要は、拾得物の情報をインターネットで公表すること、拾得物の保管期間 […]

地域の消防・防災の要

毎日新聞No.255 【平成20年1月25日発行】  新春恒例の消防団出初め式が、県内各地で行われた。威勢の良い出初め式とは裏腹に、消防団は今、大きな岐路に立たされている。  95年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で […]

景観法と街づくり

毎日新聞No.254 【平成20年1月11日発行】 04年に景観緑3法が施行された。この法律の目的は美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造、および個性的で活力ある地域社会の実現である。   そして、こ […]

来る人、帰るが如し

毎日新聞No.253 【平成19年12月21日発行】  二つの話を紹介したい。一つは、10月初旬、山梨で開かれた学会に青森からお見えになったHさんの話である。学会が終わって一杯やろうというとき、彼は開口一番「山梨学院大学 […]