Vol.174-1 6次産業開発健康食品が生体におよぼす影響を評価する試み

山梨県立大学人間福祉学部准教授 鳥居 美佳子1.はじめに 農林水産省では、雇用と所得を確保し若者や子どもも集落に定住できる社会を構築するため、農山漁村の6次産業化を推進している。6次産業では、農林漁業(1次産業)と2次・ […]

Vol.174-2 公共施設白書の公表状況と今後の展望

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 佐藤 史章1.はじめに 自治体において「公共施設白書」の作成実績が増えている。この背景には高度経済成長と人口増にあわせて1960~70年代に建造した公共施設が40~50年経った現在、更 […]

Vol.173-1 高速ネットワークとモバイル端末を用いた地域情報化の取り組み

山梨県立大学国際政策学部准教授 八代 一浩1 はじめに 地域情報化とは地域の課題をICT(Information and Communication Technologies)を用いて解決する政策の総称である。もともとは […]

Vol.173-2 自転車の安全な走行空間を求めて

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 河住 圭彦1 はじめに 自転車は一般生活において欠かせないツールである。買い物や通勤・通学など短距離の移動において自動車や電車等の交通手段より手軽で、交通渋滞や運行時間に左右されな […]

道路整備とエコパーク

毎日新聞No.377 【平成24年12月21日発行】  世界遺産と言えば、来年5~6月に世界文化遺産登録の結論が出る富士山のことを思い浮かべる人が多いだろう。だが県内関係でもう一カ所、世界遺産化へ向けた活動を続けている地 […]

今、求められる中小企業支援策

毎日新聞No.376 【平成24年12月7日発行】  先日、15周年記念事業として韓国・忠北発展研究院と共催で「成長するアジア市場と中小企業のビジネスモデル」についてシンポジウムを開催した。この中で中小企業支援策について […]

Vol.172-1 リラクセーション ― その意味と効用

山梨県立大学看護学部准教授 百々 雅子はじめに 「リラックス」という言葉を、いまはどこでもよく見聞きする。私たちは日常において、リラックスをそれほど頻繁に意識しなくてはならぬほどの緊張を強いられているのだろうか。また、「 […]

Vol.172-2 公共交通を活かしたまちづくり

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 矢野 貴士1.はじめに 過日、富山市を舞台に第7回日本モビリティ・マネジメント会議(JCOMM)が開催された。 「モビリティ・マネジメント(Mobility Management, […]

富士北麓の地域づくり

毎日新聞No.374 【平成24年11月9日発行】  富士北麓地域は富士山、富士五湖の景観、高原気候、水・みどり等の自然資源に恵まれ、昔は山岳信仰の地として、現在は避暑地や観光地として著名である。この地域には健康科学大学 […]

Vol.171-2 行政は住民を「幸福」にするか~後編~

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 赤沼 丈史幸福:みんな聞いたろう?この人のうちにも幸福がいるかだってさ。小さなおばかさん。あなたのおうちには、戸や窓が破れるほど幸福でいっぱいじゃありませんか。1 はじめに 前編では、 […]

Vol.170-1 山梨県におけるコミュニティビジネスの現状と課題

山梨県立大学 国際政策学部准教授 安達 義通1.コミュニティビジネスとは? 国内各地域では、まちづくり・観光から農業、福祉・子育て支援、環境保護に至るまで、各分野で様々な地域課題が顕在化している。これまで地域課題に対して […]

Vol.170-2 行政は住民を「幸福」にするか~前編~

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 赤沼 丈史チルチル:ぼくのうちにも幸福がいるの?(幸福たちはまた笑いだす)1 はじめに~幸福をめぐる背景 日本は経済の成長により発展を続けてきた。社会で一丸となって経済成長を追い求め、 […]

Vol.169-1 討議民主主義と住民投票

山梨学院大学法学部政治行政学科教授 外川 伸一 2011年11月21日、笛吹市議会は、地方自治法第74条第1項に基づき、有権者5万7656人のおよそ5分の1にも及ぶ1万2424人の住民が署名し直接請求された多機能アリーナ […]

Vol.169-2 甲府市中心市街地活性化にむけて〈 後編 〉

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1 はじめに 前編にて、甲府市中心市街地活性化基本計画とその現状を述べた。甲府駅北口整備が終わり、数年のうちには県立図書館、甲府市庁舎建設、県防災新館建設、甲州夢小路整備等 […]

Vol.168-1 日本上流文化圏研究所の挑戦「山の暮らしを守るために」〈下〉

~集落の将来を考え行動する~NPO法人日本上流文化圏研究所研究員 鹿島 健利■ 集落がおかれている現状 山の暮らしは自然と常に隣り合わせである。地勢的な制約により集落内の労働力しか頼る事が出来ない山の暮らしでは、厳しい自 […]

Vol.168-2 甲府市中心市街地活性化にむけて〈 前編 〉

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1 はじめに 全国各都道府県の多くの市町村では、いわゆる旧来からの中心市街地が、人口減、歩行者通行量減、小売業年間販売額の低下、商店街の空き店舗率拡大などにより衰退の一途を […]

後始末は最低限の責務

毎日新聞No.367 【平成24年7月20日発行】  暑さが本格化してきた。日中は肌を焦がす日差しが照りつけ、日陰にいても蒸し暑い。散歩するなら早朝が気持ちいい。穏やかな朝日、爽やかな空気、みずみずしく輝く草木、道端の犬 […]

身近にある中小企業応援策

毎日新聞No.366 【平成24年7月6日発行】   県内大手製造企業の人事担当役員と話をした時のことである。「歴史が浅い我社においても’11年度には二桁の退職者が出た。毎年、少しずつ増えてくる。再雇用問題は大きなテーマ […]

Vol.167-1 日本上流文化圏研究所の挑戦「山の暮らしを守るために」〈上〉

~地域資源を掘り起こし活用する~NPO法人日本上流文化圏研究所事務局長 鞍打 大輔■「日本・上流文化圏構想」とNPO法人日本上流文化圏研究所 山梨県早川町は、県の南西部に位置し、富士川の支流であり南アルプスの主峰・北岳に […]

Vol.167-2 定住人口の増加に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 中村 直樹1 はじめに 「日本の総人口、最大の25万人減」「山梨県の人口、85万人台に落ち込み」―――  本年4月18日の朝刊各紙では、総務省人口推計などの結果がセンセーショナルに […]

森林・高原地域の健康効果

毎日新聞No.364 【平成24年6月8日発行】   オーストリア・アルプスに位置する「レッヒ」は「ヨーロッパ一美しい村」といわれている。この村では、車の規制や開発規制、地産地消、再生可能エネルギーの利用など、村独自の取 […]

Vol.166-1 里山再生活動と生物多様性の関わり

NPO法人 自然とオオムラサキに親しむ会会長 跡部 治賢オオムラサキについて 山梨県北杜市は我が国有数の国蝶オオムラサキの生息地として知られています。特に八ヶ岳南麓の七里岩と呼ばれる里山林一帯は、日本で最も個体数の多い地 […]

Vol.166-2 地下水は誰のものか

公益財団法人 山梨総合研究所副理事長 早川 源 ローマ倶楽部が「成長の限界」を予見したのは1972年だが、40年を経て、エネルギーにも水にも限界が見えてきた。  エネルギーについては、1979年3月28日のスリーマイル島 […]

交通マナーの向上を

毎日新聞No.363 【平成24年5月25日発行】   平成22年総務省「都道府県別道路交通事故」によると、本県は人口10万人当たりの交通事故件数で全国8番目となっている。また最近では、高齢者の交通死亡事故者が増加傾向に […]

Vol.165-1 映画を通じてのコミュニティの活性化

社団法人笛吹青年会議所 岩野 博司1. 市民が主体的に“行動”出来る土壌づくりを目指す 2010年11月当時、私が理事長(2010年1~12月任期)を務めていた社団法人笛吹青年会議所は、該当年度のメイン事業として『ふえふ […]

Vol.165-2 企業文化の形成、進化、衰退を考える

公益財団法人 山梨総合研究所専務理事 福田 加男1.企業文化の定義 企業文化の定義については様々な書物で、様々な定義付けがされている。例えば、梅澤正氏は、「人が見える企業文化」の中で「それぞれの会社がこれまで培い、定着さ […]

Vol.164-1 山梨学院大学からの提言 『ICTイノベーションによる地域・企業の活性化』(4)

連載(4)ICTイノベーションによる山梨活性化について山梨学院大学 経営情報学部学部長 齊藤 実はじめに『ICTイノベーションによる地域・企業の活性化』の連載シリーズでは、高度に整備されつつあるICTインフラストラクチャ […]

Vol.164-2 ドイツのエネルギーシフト戦略と日本への展開

公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久1.はじめに 本年2月29日から3月2日にかけて、「スマートエネルギーWeek2012」が東京ビックサイトで開催された。昨年の原発事故によって、日本では再生可能エネルギ […]

Vol.163-1 山梨学院大学からの提言 『ICTイノベーションによる地域・企業の活性化』(3)

連載(3)ICTマネジメントと情報セキュリティについて山梨学院大学経営情報学部教授 金子 勝一はじめに 厳しい企業環境が続く中で、多くの日本企業がICT活用を戦略上の重要な課題として位置づけている。さらに、こうした企業レ […]

Vol.162-2 地域課題討議の現場から~観光振興アクションプラン試案

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 中村 直樹1 はじめに 山梨総合研究所では、県内市町村が抱える地域課題について考え、市役所・役場職員と膝を交えて話し合い、自治体行政への有効な提言につなげていこうとの目的で、毎年度 […]

公共交通利用倍増のために

毎日新聞No.354 【平成24年1月20日発行】  年末・年始の休みで、お腹周りが一段と目立つようになった。ダイエットを兼ね、車に頼った通勤手段の見直しを試みている。 実際に、鉄道、バスなどの公共交通を利用してみると、 […]

Vol.161-1 山梨学院大学からの提言 『ICTイノベーションによる地域・企業の活性化』(2)

連載(2)クラウド・コンピューティングの概要とその有効性について山梨学院大学経営情報学部教授 金子 勝一はじめに ICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の […]

Vol.161-2 五感を活かしたまちづくり

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 矢野 貴士1.はじめに 週末になると、都会でサラリーマン生活をしている同級生の多くが、故郷の山梨へ帰省してくる。彼らに帰省理由を問うとその多くは、満員電車やコンクリートのビル街から […]

Vol.160-1 山梨学院大学からの提言 『ICTイノベーションによる地域・企業の活性化』(1)

連載(1)ICTイノベーションの必要性について山梨学院大学経営情報学部学部長 齊藤 実はじめに 閉塞感が漂う地域社会や企業の活性化のためICT(Information and Communication Technolo […]

Vol.160-2 韓国のバイオ産業戦略

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 小柳 哲史1.はじめに 山梨総合研究所は韓国の忠清北道にある忠北発展研究院と調査・研究の協定を締結しており、定期的に日韓交流のセミナーを開催している。毎年日本と韓国で交互に開催して […]

Vol.159-1 行政に奢りはないか?

~「民」の力を引き出す黒子としての「官」~日本総合研究所 主任研究員 藤波 匠3.11以降、旧来型公共事業復活の動き 3月11日の東日本大震災以降、わが国が直面しつつも先送りにしてきた諸課題が、白日のもとにさらされた。た […]

知価社会の基盤・県立図書館に期待

毎日新聞No.349 【平成23年10月28日発行】  大震災から6ヶ月、放射能汚染、エネルギー、円高など様々な問題が一挙に噴出してきた。被災者は勿論、被災しなかった人々も転機に直面し、これまでの延長線上に未来を描くこと […]

Vol.159-2 産業空洞化論を超えて

~大メコン経済圏に活路を開く県人企業の挑戦<後編>~公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 井尻 俊之タイの深刻な洪水被害 タイでは50年に一度とも言われる大洪水が首都バンコクの中枢部にまで迫っている。マスコミ報道による […]

VOL.16「雪男の生息可能性95%」

 ロシア西シベリアのケメロボ州で開催されたある国際会議において、このような内容の総括宣言が採択されたとのこと。「これまでに確認された資料によると、95%の可能性で雪男は生息している」。  「95%」という高確率はもとより […]

Vol.158-2 産業空洞化論を超えて

~大メコン経済圏に活路を開く県人企業の挑戦 前編~公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 井尻 俊之1.はじめに 山梨総合研究所「アジアフォーラム21」は2011年度海外調査事業として、9月4~7日タイに調査団(風間善樹 […]

Vol.157-2 歴史的なまち並み景観についての考察

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 村松 公司 1.はじめに 「鞆の浦」という地域があるのをご存じであろうか。この鞆の浦は山陽新幹線・山陽本線のJR福山駅(広島県)からバスで30分程度行った半島に位置しており、いにし […]

日本一の花火大会を目指して

毎日新聞No.344 【平成23年8月5日発行】   今年も全国各地で花火大会が行われる季節となった。  毎年思うことだが、大変な人混みで花火をゆっくり楽しむことができない。そればかりか、会場のいたる所でごみの山となって […]

Vol.156-2 東日本大震災後の新たなビジョン

~山梨発ウェルネス・グリーン社会の構築について~公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 井尻 俊之1.3.11パラダイムシフト 「3.11東日本大震災」をきっかけに日本人の価値判断基準にパラダイムシフトが起こっている。例 […]

古くて新しい自治の担い手

毎日新聞No.342 【平成23年7月8日発行】  この3月まで町内会の子供クラブ役員を務めさせていただいた。恒例の納涼会では、集会所に目白押しの子どもたちに、かき氷や焼きそばを配ったりビンゴ大会を仕切ったりと大わらわだ […]

Vol.155-2 団塊世代による農業担い手確保を目指して

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員   古屋   亮 1 はじめに  4 月上旬、桃の花が咲き空気すらピンク色に見えるような壮観な風景が展開していた甲府 盆地も、6 月下旬となり、いたるところでサクランボの実が赤く […]

環境首都憲章に思う

毎日新聞No.341 【平成23年6月24日発行】  最近、鹿児島市と松山市のご夫妻が山梨の地を始めて訪れた。どちらの地も海があり、山があり美しい青空があるまちである。つまり山梨と同じく自然がいっぱいの地方都市の一つであ […]

Vol.154-2 新しい地域社会像を考える

財団法人 山梨総合研究所副理事長 早川 源はじめに 東日本大震災から2ヶ月以上が過ぎたが、原発・放射能汚染問題は収束せず長期化の様相を呈している。そうしたなかで政府は各分野の識者を集め五百旗頭真氏を会長とした「復興構想会 […]

Vol.153-1 建設産業の活性化へ向けて

~相談窓口現場からのリポート~山梨県県土整備部 建設業対策室専任相談員 金丸 猛雄1.はじめに 江戸の昔から建築・土木工事などを請け負う専門職人の集団はその名称の末尾に「組」という字をあてていた。大工の「組」をはじめ左官 […]

Vol.153-2 企業文化を意識した経営

公益財団法人 山梨総合研究所専務理事 福田 加男1.はじめに 一つの企業が創業から成長・発展に至る流れの中で、創業者の起業哲学が重要な意味を持つ。つまり経営者がどのような理念・信条、価値観を持っているか。あるいはどのよう […]

協働で築く子どもの健全育成

毎日新聞No.335 【平成23年4月1日発行】  4月に入り桜が舞う季節となった。街の風景もどことなく昨日とは異なり、新鮮さが感じられる。それもそのはず、そこかしこに初々しい新入学の児童生徒の姿を見かけるからであろう。 […]