Vol.315 統計から考える山梨の農業

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 山本 晃郷 1.はじめに  山梨県の農業といえば、ぶどう、もも、すももが有名であり、山梨県で公表している「山梨県のあらまし2024」をみると、令和4年度(2022年度)の年間生産 […]

自動化と心の豊かさ

山梨日日新聞No.46【令和6年6月2日発行】  飲食店などで、配膳ロボットが食事を運んでくれる。セルフレジの導入によりスムーズな会計ができる。導入率はまだ少ないと思われるが、山梨県内でもこのような光景を日常的に目にする […]

Vol.305 官民連携等による地方の公的不動産(PRE)の再生

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 櫻林 晃 1. はじめに  近年、我が国において公共施設の老朽化対策が大きな課題となっている。高度経済成長期に建設された多くの公共施設で老朽化が進行しており、内閣府「経済財政運営 […]

自分らしく働くという「答え」を求めて

山梨日日新聞No.26【令和5年6月19日発行】  私たちや私たちの子どもが就職先を選ぶ際に、どのような判断基準があるのだろうか。本人のやりたいことや実現したい夢、企業の規模や知名度、あるいは給与や福利厚生など、その答え […]

“じりつ”した経営を目指して

山梨日日新聞No.21【令和5年3月18日発行】  今年度山梨総研では、地域と地元企業をつなぐ新たな「ものさし」を探すべく、山梨県中小企業家同友会との共同により、「地元企業の魅力発見サロン~経営者に話を聞いたら地域のもの […]

Vol.295-1 世界トップレベルの水素・燃料電池技術水準と産業化について

国立大学法人山梨大学 水素・燃料電池ナノ材料研究センター 特任教授 センター長 飯山 明裕   1.はじめに  皆さまは、「カーボンニュートラル」あるいは「脱炭素」という言葉をどこかでお聞きになられたことがある […]

あえて“非効率”を選ぶ

山梨日日新聞No.15【令和4年12月24日発行】  大工といったらどんなイメージを思い浮かべるだろうか。「職人」や「親方」などといったイメージを思い浮かべる人もいるかもしれない。  木造建築工事を手掛ける株式会社丸正渡 […]

中小企業の脱炭素経営

山梨日日新聞No.13【令和4年11月26日発行】  カーボンニュートラルの実現に向けて、脱炭素経営が注目されている。脱炭素経営とは、気候変動対策の視点を織り込んだ企業経営のことを言い、企業活動の過程で発生する二酸化炭素 […]

関連記事が掲載されました (GoodWay 金融 & IT業界の情報サイト/山梨フードバレーシンポジウム)

関連記事が掲載されました。 記事:【山梨大学地域防災・マネジメント研究センター / 山梨フードバレープロジェクト】「山梨フードバレーシンポジウム~食と農によるまちづくり~」を開催! 掲載サイト:GoodWay 金融 & […]

「おいしい!」の向こう側

山梨日日新聞No.11【令和4年10月22日発行】  フルーツ王国・山梨を実感するのはいつかと聞かれ、皆さんはどう答えるだろうか。  近年はカフェで地元産フルーツをふんだんに使ったスイーツを食べる時、という方も多いのでは […]

AIが問うもの

毎日新聞No.623【令和4年9月18日発行】  最近、イラストや絵画の画像を自動で生成してくれるAI(人工知能)が話題となっている。その多くが、人間が指定した言葉に基づいて自動で絵を描いてくれるというもので、いわばAI […]

甲信ワインの切磋琢磨を

毎日新聞No.621【令和4年8月2日発行】  7月に開かれた国産ワインの品質を競う「ジャパン・ワイン・コンペティション(日本ワインコンクール)2022」(同実行委員会主催)の注目の審査結果は、山梨、長野両県にとって、い […]

Vol.287-2 今までとこれからの資本主義を問う

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 清水 洋介 1.はじめに  第一次産業革命からおよそ250年が経過し、イギリスやアメリカをはじめとする世界各国は資本主義を中心とした社会システムにより経済的な豊かさを手に入れた。 […]

テレワークの行く先

毎日新聞No.618【令和4年6月26日発行】  新型コロナウイルスの蔓延は、社会にさまざまな変化をもたらしてきた。手洗いなど消毒の徹底、マスクの着用など、ともすれば面倒で不自由を強いられることをイメージしがちだが何も悪 […]

新たな旅のインフラ

山梨日日新聞No.4【令和4年6月11日発行】  昨年8月に山梨―静岡間が全線開通した中部横断自動車道。それを記念して「観光」をテーマに6月6日に開催された県主催の「中部横断道リレーシンポジウム」で、筆者はコーディネータ […]

Vol.286-2 山梨と関西・中京圏との関係を考える~リニア新幹線開通によりどう変わるのか~

公益財団法人山梨総合研究所 元主任研究員 山梨県大阪事務所長 広瀬 信吾 1.はじめに  筆者は昨年4月に大阪に赴任した。コロナ禍の中で1年間を大阪で暮らし、関西都市圏での業務生活の中で、調べ、考えたことを書かせていただ […]

地域に必要なものさし

山梨日日新聞No.3【令和4年5月28日発行】  山梨総合研究所では、令和2年度から自主研究として、山梨県中小企業家同友会との共同により、『地域において持続可能な経営を行うためには何が必要なのか』を明らかにすることを目指 […]