Vol.316-1 農家から見る地方のこれから

株式会社ファーマン 井上農場 代表取締役 井上能孝    北杜市高根町にて有機野菜の生産・販売を行っている、株式会社ファーマン 井上農場の代表を務める、井上能孝と申します。 1.はじめに  農家をしていると、「大変で[…]

Vol.316-2 山梨総研を出た後の私~地域社会の模索~

  NPO法人田村明記念・まちづくり研究会理事 檜槇 貢 (元 山梨総合研究所 調査研究部長) はじめに  1998年4月1日は私にとっては東京脱出の日だった。憧れという動機だけで決めていた都会居住を終えた。その年は東[…]

山梨初のコミュニティ財団

山梨日日新聞No.55【令和6年11月25日発行】  多くの県民の方は耳にしたことはないかもしれないが、全国には一般社団法人全国コミュニティ財団協会(以下「協会」という)とその会員となるコミュニティ財団が、北は北海道から南は沖縄県まで[…]

デッサンで学ぶ見る力

毎日新聞No.677【令和6年11月24日発行】  月に1回、東京都内で開催されるデッサン教室に通い始めて数カ月が経つ。現役のデザインディレクターやイラストレーターから指導を受けながら、6時間をかけてモチーフを描く濃密な時間だ。  […]

関連記事が掲載されました (山梨新報 2024.11.22/今井久理事長)

関連記事が掲載されました。 記事:韓国の電力事情(今井久・山梨総合研究所理事長/山梨学院大特任教授) 掲載紙:山梨新報/2面/直言 掲載メディア:山梨新報ホームページ/ホーム>記事・コラム一覧>《直言》韓国の電力事情 掲載日:202[…]

100年企業を目指す厳しくて温かい経営

山梨日日新聞No.54【令和6年11月11日発行】  今回は(公財)山梨総合研究所が、所属研究員の研修のため視察した株式会社土橋製作所(笛吹市)を通して、同社が掲げる「厳しくて温かい経営」について考えてみたい。  「温かい経営」には[…]

準備は念入りに

毎日新聞No.676【令和6年11月10日発行】  環境省によると、2024年の富士山の全登山道合計の登山者数は、開山日である7月1日から閉山日の9月10日までで約20万4千人であった。山梨県では近年、国内外の富士登山者による山頂付近[…]

Vol.315 統計から考える山梨の農業

公益財団法人 山梨総合研究所 主任研究員 山本 晃郷 1.はじめに  山梨県の農業といえば、ぶどう、もも、すももが有名であり、山梨県で公表している「山梨県のあらまし2024」をみると、令和4年度(2022年度)の年間生産量がいずれも全[…]

飯田線の旅

毎日新聞No.675【令和6年10月31日発行】  9月の平日、休みを取りJR飯田線全線踏破に挑戦した。上諏訪駅から豊橋行きに乗り、単線の101の駅を各駅停車でつなぐ旅である。飯田市のような地方都市は通るが大半は過疎地域であり、利用客[…]