「命名権」ビジネス

毎日新聞No.337 【平成23年4月29日発行】   「ネーミングライツ」という言葉をご存じだろうか。主にスポーツ施設や文化施設などの命名権を企業などに売却することであり、すでに導入例は100を超えるなど全国的に広がりを見せている。山梨県[…]

Vol.153-1 建設産業の活性化へ向けて

~相談窓口現場からのリポート~山梨県県土整備部 建設業対策室専任相談員 金丸 猛雄1.はじめに 江戸の昔から建築・土木工事などを請け負う専門職人の集団はその名称の末尾に「組」という字をあてていた。大工の「組」をはじめ左官、鳶などは代表的だ。[…]

Vol.153-2 企業文化を意識した経営

公益財団法人 山梨総合研究所専務理事 福田 加男1.はじめに 一つの企業が創業から成長・発展に至る流れの中で、創業者の起業哲学が重要な意味を持つ。つまり経営者がどのような理念・信条、価値観を持っているか。あるいはどのような、理想を掲げてその[…]

VOL.10「2年連続 日本一3冠」

 中央市立図書館(田富図書館、玉穂生涯学習館、同館豊富分館)の貸出件数、蔵書数、図書購入数が人口3万人未満の市立図書館のなかで2年連続、日本一3冠を達成した(「日本の図書館 統計と名簿2010」)。同館は複数のボランティアグループと連携し子[…]

シェア(共有)という発想

毎日新聞No.336 【平成23年4月15日発行】  個人でモノを所有せず、グループ内で共有する「シェア」という考え方が、浸透しつつある。 シェアの代表例として、国内のカーシェアリングを見ると、これまで社会実験の域を抜け出せないでいたが、近[…]

協働で築く子どもの健全育成

毎日新聞No.335 【平成23年4月1日発行】  4月に入り桜が舞う季節となった。街の風景もどことなく昨日とは異なり、新鮮さが感じられる。それもそのはず、そこかしこに初々しい新入学の児童生徒の姿を見かけるからであろう。 このような微笑まし[…]

VOL.9「月間最大電力5,999万キロワット(H22年7月実績)」

 東京電力が実施する地域や時間帯を決めて電気を止める計画停電により、家庭生活や企業の活動に深刻な影響が出ている。戦後の高度経済成長を経て、行き着いた先に待っていた「ロウソク生活」が示唆するところは非常に大きい。  同社の発表によると、大地震[…]

大切にしたいスポーツ文化

毎日新聞No.334 【平成23年3月18日発行】  先月14日、内閣府が10年の名目国内総生産を発表した。それによるとGDPは5兆4742億ドルとなり、中国の5兆8786億ドルを下回った。68年以来守り続けた経済大国2位の座を中国に明け渡[…]

「未来公益」とは何か

毎日新聞No.333 【平成23年3月4日発行】   ある青年と語る機会があった。彼は大手商社をスピンアウトしたあとネットビジネスなどを展開しながら、07年にNPO法人を立ち上げている。名刺には「未来公益」を追求する、とある。「未来公益」と[…]

VOL.8「米国の電子書籍シェア8.3%」

 米出版社協会(AAP)が発表した2010年の米国での書籍売上高を見ると、電子書籍が前年の約2.6倍、約370億円、一般書籍全体のシェアは8.3%に達した。  電子書籍専用端末の普及、アップル、グーグルの電子書籍の販売開始等を要因に電子書籍[…]

平成28年度 第6回 環境・健康ビジネス研究会 概要報告

第6回 環境・健康ビジネス研究会の概要を更新しました。テーマ1: 山梨県における環境配慮設計事例 ~竜王用水(下堰)のケース~【1,257KB】(PDF)発表者:梶原 誠(株式会社 ハヤテ・コンサルタント 設計部設計課)—[…]

人口減少と地方都市の姿

毎日新聞No.332 【平成23年2月18日発行】   自治体の総合計画や都市計画は人口増加を前提とし、自治体の将来像を展望することが常識であった。しかし、日本では00年~06年の間に人口10万人以上の都市の27.5%が人口を減らし、05年[…]

おもてなしの心を大事に

毎日新聞No.331 【平成23年2月4日発行】   先日、甲斐市双葉北部方面の市民バスに乗車した時、この市民バスをはじめて利用する高齢者が乗車した。すると乗務員が路線、利用時の料金、乗り継ぎの仕方などを丁寧に説明し、乗降時には「お気をつけ[…]

VOL.7「平均12,406人」

 昨年のヴァンフォーレ甲府のホーム平均観客数である。J2では最多であり、J1のヴィッセル神戸(12,824人)には僅かに及ばないものの、京都サンガ(11,126人)などよりも多い。J1・J2を合わせた37チーム中、堂々の17位となっている。[…]

脱成長という考え

毎日新聞No.330 【平成23年1月21日発行】   昨秋、中国を訪れた。短い旅程ではあったが、その経済成長の速さを実感するには十分だった。急ピッチで進む道路や鉄道のインフラ整備、乱立する高層マンション。出会った日本人駐在員は、変化が激し[…]

「就活」に負けるな

毎日新聞No.329 【平成23年1月7日発行】   文部科学省、厚生労働省が発表した今春卒業予定の大学生の就職内定率(昨年10月1日時点)は57.6%と、調査開始以降、過去最低となった。県内大学生の就職内定率も38%と低水準であり、「新就[…]

VOL.6「石油生産のピークアウトは2035年?」

 国際エネルギー機関がこのほど発表した「WEO2010(世界エネルギー展望2010)」で、ピークオイルに真正面から言及している。ピークオイルは、日本のマスコミでは取り上げられることも少ないが、「いつ世界の石油生産が限界に達し、資源枯渇期(ま[…]

ロボットが活躍する社会

毎日新聞No.328 【平成22年12月10日発行】   ロボットといえば「鉄腕アトム」や「機動戦士ガンダム」など空想の世界での活躍をイメージするのではないだろうか。空想上のロボットと現実のロボットとが混同されがちだが、私たちの周りでは既に[…]

電子書籍元年

毎日新聞No.327 【平成22年11月26日発行】   国民読書年の今年は、電子書籍元年とも呼ばれ、読書の在り方を変える大きな動きがある。アマゾンのキンドル、アップルのiPad、日本からはNTTドコモ、大日本印刷など複数企業が電子書籍市場[…]

VOL.5「あると便利なサービス 外国語表示の案内板21.8%」

 山梨県が来県中の外国人観光客を対象に実施した「平成22年外国人観光客実態調査報告書」における、「県内旅行中にあると便利なサービス」についての回答結果である。以下、「通訳ガイドサービス」(19.7%)、「東京からの直通バス」(16.1%)と[…]

住民の力で商店街を守ろう

毎日新聞No.326 【平成22年11月12日発行】   ある地域を訪れた時のこと、駅に隣接した大型スーパーが閉店していた。県庁所在地で立地条件がよい大手スーパーがなぜ撤退するのであろうか。   これまでは、大型スーパーなどが地域進出し、地[…]

企業の評価

毎日新聞No.325 【平成22年10月29日発行】   社会規範やマナー違反があとを絶たない。これは個人のマナー違反もさることながら、企業体による違反の多さにも驚かされる。「企業は社会の公器」と言われながら、近年、企業による不祥事が増加し[…]

VOL.4「B-1第1位」

 9月に開催された第5回B-1グランプリで、甲府鳥もつ煮が第1位となった。以来、甲府地域は近年まれに見る盛り上がりをみせている。鳥もつ煮の看板やのぼりが目立つようになり、夕方ともなれば鳥もつ煮の匂いで、ついつい家路が遠くなる方も多いのではな[…]

新しい湯村を演出

毎日新聞No.324 【平成22年10月15日発行】   老舗旅館やホテルの閉館が目立ち湯村温泉郷の面影は失せつつあるが、このほど湯村を元気にしようと三つのプロジェクトが動き出す。  一つは「山梨文学シネマアワード(賞)」。湯村は井伏鱒二、[…]

甲府を涼しいまちに

毎日新聞No.323 【平成22年10月1日発行】   夏の暑さは耐えがたいものになっている。今年の6月1日から9月27日までの間、最高気温35度以上の猛暑日日数は甲府市が34日で、猛暑ランキングは14位である。ちなみに、館林(群馬県)、熊[…]

VOL.3「山梨の高齢化率24.1%、国・県とも超高齢社会が一段と進展」

 「敬老の日」(9月20日)に合わせて総務省が発表した推計によると、わが国の65歳以上の高齢者は前年に比べて46万人増え2944万人、総人口に占める割合である【高齢化率】は23.1%となり、いずれも過去最高を更新した。  また山梨県の65歳[…]

ヴァンフォーレのように戦おう

毎日新聞No.322 【平成22年9月17日発行】   サッカーJ2のヴァンフォーレ甲府(VF甲府)が、第25節を終了して第2位と好位置につけている。チームとしてのコンセプトが明確で、まとまっていることが好調の要因ではないだろうか。一方では[…]

海の向こうの特別な友達

毎日新聞No.321 【平成22年9月3日発行】   アメリカの小さな町に暮らす人々の優しい笑顔は、子供たちの目にどう映っただろうか。南アルプス市の姉妹都市交流プログラムに引率として参加し、中学生9人と米国アイオワ州マーシャルタウンを訪れた[…]

VOL.2「リチウム確認可採掘埋蔵量410万トン」

 米国地質調査研究所のデータによると、世界のリチウム確認可採掘埋蔵量は、410万トンにのぼる。  現在、世界各国で次世代自動車の開発競争が激化しており、電気自動車、エコカーといった話題を頻繁に耳にする。リチウムは電気自動車、パソコン、携帯電[…]

めざせ「イクメン」

毎日新聞No.320 【平成22年8月20日発行】   「イクメン」という言葉をご存知だろうか。「育 MEN」すなわち育児を楽しむ男性のことである。共働き家庭が増加する中、またライフスタイルや価値観の変化により、育児や家事に積極的にかかわり[…]

ハイブリッドな通勤手段

毎日新聞No.319 【平成22年8月6日発行】   梅雨明け以降、毎日暑い日が続く。県内も猛暑日・真夏日が続き、エアコンの利いた部屋から出るのには相当な勇気が必要だ。こうした猛暑や局地的な豪雨などの異常気象は地球温暖化もその一因といわれ、[…]

科学・技術力の増強

毎日新聞No.318 【平成22年7月23日発行】   先月、60億キロ、7年間の長旅を終え、宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が帰還した。はやぶさ帰還のニュースは、日本中に感動を与え、世界に日本の技術力の高さをアピールした。  はや[…]

VOL.1 / 創刊号「日本1位、2位」

 日本の高峰第1位は誰もが知っている富士山(3,776m)。第2位は南アルプスの北岳(3,193m)。日本で1、2位の高峰が山梨にはある。今年も本格的な登山シーズンを迎え、県内には大勢の登山客が押し寄せている。7月の3連休、甲府駅のバスター[…]

目指せ、地域の「日本一」

毎日新聞No.317 【平成22年7月9日発行】   「地域に愛着をもっていますか」と質問されたら、読者のみなさまは、どう答えるであろうか。ある会社が実施した興味深い調査結果を紹介したい。これは、全国約8万人が回答した「住んでいる都道府県に[…]

広い視点からの地域活性化

毎日新聞No.316 【平成22年6月25日発行】   先日、福岡市で開催された地方シンクタンク協議会のフォーラムに参加した。テーマは、「グローバリゼーションと地域活性化」である。グローバリゼーションの定義を簡略化して考えると人・モノ・金・[…]

『Yafo Mag』VOL.52「県内高速道路無料化 57km」

 高速道路無料化の社会実験が6月28日(月曜日)午前0時から始まる。国土交通省の発表によると、山梨県内の無料化対象区間は、中央自動車道(東富士五湖道路を含む)大月JCT~須走間41km、中部横断自動車道双葉JCT~増穂間16kmの合計57k[…]

異界の話に耳を傾ける「能」

毎日新聞No.315 【平成22年6月11日発行】   今春亡くなられた多田富雄氏は野口英世記念医学賞、エミール・フォン・ベーリング賞、朝日賞などを受賞し、84年に文化功労者となった免疫学の世界的な権威である。氏は、能に造詣が深く新作能「原[…]

ガンバレ、ニッポン

毎日新聞No.314 【平成22年5月28日発行】   まもなく、4年に一度の世界的なお祭りを迎える。壮行試合の韓国戦では、5万7千の観衆の目の前で岡田ジャパンは攻守ともに圧倒されてしまった。今年になって東アジア選手権、国際親善試合に良い結[…]

『Yafo Mag』VOL.51「廃止36事業」

 昨年秋に実施され話題を呼んだ事業仕分け第二弾(前半日程)が4月末に終了しました。前半日程では、独立行政法人が行う151事業が対象となり、そのうち36事業が廃止、51事業が規模縮減との判定を下されました。   今回も、事業仕分けの様子がニュ[…]

農業担い手確保に期待

毎日新聞No.313 【平成22年5月14日発行】   就農定着支援制度が始まった。この制度は、果樹農家の担い手確保に向け、就農希望者が熟練の農業者の元で栽培技術や農業経営などを学ぶもので、県が実施する。今回この支援制度が受けられる就農希望[…]

アイオワ・山梨 50年

毎日新聞No.312 【平成22年4月30日発行】   本県が米国アイオワ州と姉妹州県を結び今年で50年になる。州県間の姉妹関係としては我が国で最も古い。そして最も成功している姉妹交流の一つでもある。交流が長期にわたって多方面で展開され、行[…]

『Yafo Mag』VOL.50「7年に一度」

 長野県諏訪大社の御柱祭といえば勇壮な祭りとして有名であり、今年も全国ニュースで盛んに放送されていた。実はこの御柱祭が県内でも行われている。  南アルプス市上今諏訪、下今諏訪にある諏訪神社上社と下社で寅年と申年に開催される。長野県の諏訪大社[…]

自転車にやさしいまちづくり

毎日新聞No.311 【平成22年4月16日発行】   最近、自転車通勤を始めた。学生時代以来、久しぶりに自転車に乗ったのだが、これがなかなか重宝である。ちょっとの距離であれば、車より自転車のほうが便利であり、遠い場所に行く場合も、健康のた[…]

合併後の地域づくり

毎日新聞No.310 【平成22年4月2日発行】   3月8日、増穂町と鰍沢町が合併し富士川町となった。03年3月の南部町を皮切りに県内各地で市町村の合併が進み、03年1月の64市町村から現在の27市町村へと、山梨県の市町村の数は半分以下と[…]

『Yafo Mag』VOL.49「たばこ税 1本3.5円増税」

 今年の10月より、たばこ税が1本あたり3.5円値上げされる。メーカーの値上げ分(1.5円)と合わせて、1本あたり5円、1箱100円程度の値上げとなる。税収の確保ではなく、国民の健康増進の観点から、たばこの消費を抑制することを目的としている[…]

自治体アンテナショップ

毎日新聞No.309 【平成22年3月19日発行】   自治体アンテナショップという言葉を聞いたことがあるだろうか。各県などの自治体が主に首都圏において特産品の販売や観光情報を提供する施設である。地域情報の発信拠点といえる。消費者にとっては[…]

自治体アンテナショップ「走れ宮バス」

毎日新聞No.308 【平成22年3月5日発行】   「走れ宮バス」― お隣の静岡県富士宮市役所が発表した、全国でも珍しいコミュニティバス(以下「コミュバス」)応援歌のCDタイトルである。市街地を循環するコミュバス「宮バス」の利用促進のた[…]

『Yafo Mag』VOL.48「酒蔵・ワイナリーめぐり…山梨No.1」

 「酒蔵・ワイナリーめぐりをしたことがありますか?」というJTBwebアンケート調査結果が公表された。(調査年月2009.12・サンプル数2,899)  それによると、酒蔵などを訪れたことのある地域としては山梨が最も多い結果となった。また「[…]

しなやかな香港

毎日新聞No.307 【平成22年2月19日発行】   昨年の暮れ、3年ぶりに香港を訪問する機会があった。97~98年のアジア通貨危機を乗り越え、今回の世界金融危機の影響も軽微であり、繁栄を謳歌していた。  香港は、イギリス統治時代から積[…]

応募してみませんか「清里文学賞」

毎日新聞No.306 【平成22年2月5日発行】   八ヶ岳南麓には文化的な雰囲気がある。宮沢賢治と保坂嘉内(韮崎市出身)の親交はよく知られている。夜行列車が闇の中を一筋の光の帯となって天空に昇っていく「銀河鉄道の夜」は八ヶ岳南麓の景であ[…]