空き家バンクの未来

毎日新聞No.275 【平成20年11月21日発行】   今、全国の「空き家バンク」が苦戦している。この事業は、数年前から地方の市町村で行われているもので、地方に増えてきている空き家の情報を市町村などが取りまとめ、田舎暮らしを希望している[…]

『Yafo Mag』VOL.34「213,000人」

 先月、富士スピードウェイ(静岡県小山町)において開催されたF1日本グランプリの大会期間中の延べ入場者数である。開催地に隣接している富士五湖周辺では期間中、旅館やホテルが満室となりF1効果が表れた。一方、宿泊施設以外の観光業は、日中、F1客[…]

F1を山梨のイベントに

毎日新聞No.274 【平成20年11月7日発行】   先月、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された自動車レースの最高峰F1日本グランプリを生で観戦することができた。昨年に続き2年連続の開催で、決勝当日は10万5000人の観客がそ[…]

踊りと中心市街地

毎日新聞No.273 【平成20年10月24日発行】   先月始め、愛娘に「お祭りに行きたい」とせがまれた。詳しく聞くと、8月に甲府市中心市街地で行われた「甲府大好きまつり」のような踊りの祭りをみたいと言う。インターネットでそのような祭りが[…]

街づくりに思う

毎日新聞No.272 【平成20年10月10日発行】   総務省の定住自立圏構想研究会が「定住自立圏構想」という報告書をまとめた。それによると、①東京圏への人口流出を食い止めるとともに、地方圏への人の流れの創出②中核都市が周辺市町村と圏域を[…]

『Yafo Mag』VOL.33「29のワイナリー」

 来月、甲州市勝沼地区で、「ワインツーリズム」が開催される。  「ワインツーリズム」とは、ブドウ畑に囲まれた地域を散策し、ワイナリーを訪ねることである。時には作り手と交流しながら、ワインの作られた郷土の料理やその土地の文化などを楽しむことが[…]

「食」から地域を読みなおす

毎日新聞No.271 【平成20年9月26日発行】   「すばく料理」をご存知だろうか。これは昭和30年ごろまで早川町内で広く主食として食べられていた郷土料理である。今ではほとんど見られなくなったが、茂倉地区では時々奥さん方が集まって「すば[…]

あと少しの心のゆとりを

毎日新聞No.270 【平成20年9月12日発行】   今年の春から交通指導員のボランティアをしている。活動の場は県外だが、自分でハンドルを握るのはほとんどが山梨県内であり、何度か街頭に立つにつれ、いわゆる「山梨(甲州)ルール」に代表される[…]

『Yafo Mag』VOL.32「二千円紙幣の流通割合は1.3%と低迷していますが…」

 二千円札は西暦2000年の沖縄サミットに合わせて発行され、紙面には沖縄の守礼門がデザインされています。当時は物珍しさから1度は手にしたことと思いますが、最近ではほとんど見かけなくなりました。流通枚数もピーク時の約3割程度と低迷しています。[…]

インターネットと観光

毎日新聞No.269 【平成20年8月29日発行】   今夏、藤沢市に住む50歳代後半の友人から、夫婦でワインが楽しめる民宿はないかという相談を受けた。県内事情に詳しい方に聞いて、勝沼の1軒の民宿を紹介した。その後、友人から連絡があり、その[…]

草の根異文化交流

毎日新聞No.268 【平成20年8月8日発行】   夏は別れの季節でもある。毎年、国際交流ボランティアとして接してきた外国人たちの帰国を見送っていると、梅雨明けとともに、また、この季節がきたかと思う。  先日も3年の滞在を終えた青年を成田[…]

『Yafo Mag』VOL.31「17,061」

 平成19年度末現在、山梨県には17,061人の外国人登録者がいる。  過去最高を更新した。身近に外国人が増える中、新しい隣人をどのように迎え入れるか、地域社会の包容力が問われる。外国人が増え、海外の情報も容易に手に入るようになった。しかし[…]

公共交通存続のために

毎日新聞No.267 【平成20年7月25日発行】   現在、地域公共交通に関する議論が盛んだ。私も地域公共交通に関する調査研究、会議などに多数参加させていただいているが、課題は多い。  02年2月、規制緩和の一環として改正道路運送法が施行[…]

住基カード普及の目的

毎日新聞No.266 【平成20年7月11日発行】   住民基本台帳カードの普及が低迷している。確かに年度ごとの発行枚数は増加傾向にはあるが、交付が始まった03年8月から07年度末までの累計発行枚数は約234万枚、普及率はいまだ2%にも満た[…]

『Yafo Mag』VOL.30「43、46」

 2006年度の全国税徴収率で、山梨県は43位、市町村は46位と下位に低迷し、徴収率アップが課題となっている。  今年度から、県と20の市町村は「県地方税滞納整理推進機構」を設立し共同で滞納税の徴収強化を図っている。悪質・常習滞納者には、差[…]

税収確保の取り組み

毎日新聞No.265 【平成20年6月27日発行】 06年度の都道府県別税徴収率(現年分と滞納繰越分の合計)で、県は46位と下位に沈み、徴収率アップが大きな課題となっている。また、モラルの低下や権利だけを主張し義務を果たさない住民の増加、さ[…]

山梨発の「つみ木広場」

毎日新聞No.264 【平成20年6月13日発行】 今月初め、昭和町において、町内の5保育園合同による積み木イベント「楽つみ木(らくつみき)広場」が開催された。今回のイベントには、2万5000個の積み木が用意され、総勢200名以上の子どもた[…]

『Yafo Mag』VOL.29「221団体」

 今年4月から住民基本台帳カードの発行手数料を無料とした全国の市区町村の数である。平成15年8月から交付が始まり、19年度末までに累計2,339,949枚という低い数字にとどまっている住基カードの普及を促進するため、これまでは20数団体が独[…]

徒歩通勤の効用

毎日新聞No.263 【平成20年5月30日発行】 2年半前から徒歩通勤している。これは、仕事柄デスクワークが多く健康管理の理由から始めたものである。最近、この徒歩通勤は健康維持の他に色々な面で効用があることが分かった。  まず一つが、自分[…]

「高齢者の世紀」企業は備えを

毎日新聞No.262 【平成20年5月16日発行】 後期高齢者医療制度や運転免許証返還促進の問題など、このところ高齢者に関する話題が多くなってきた。 ところで、いつ、誰が、65歳以上を「高齢者(老人)」と決めたのだろうか。調べてみると、今か[…]

『Yafo Mag』VOL.28「10年経過で補助金返還不要」

 地方自治体が国の補助金で建設した施設は、耐用年数(建物は50年程度)を経過しないと、補助目的以外への転用は難しい。また、転用が認められても、通常は補助金返還が必要となる。 しかし、政府は、今夏頃までに、完成後約10年を経過すれば、補助金返[…]

行政評価で切磋琢磨

毎日新聞No.261 【平成20年4月25日発行】 先ごろ、県内の市町と県の職員で構成された自主研究会が、「新たな行政評価手法のあり方に関する調査研究会報告書」という冊子をとりまとめた。行政評価とは読んで字のごとく行政活動を評価することであ[…]

学術都市の可能性

毎日新聞No.260 【平成20年4月11日発行】 昨今の明るい話題の一つが、山梨県が新エネルギーの研究開発の拠点になりつつあるということである。山梨大学の燃料電池開発には新エネルギー・産業開発機構の事業費補助が採択された。県と山梨大学は旧[…]

未婚晩婚のリスク

毎日新聞No.259 【平成20年3月28日発行】 最近、歌手の倖田來未さんの「35歳になると羊水が腐る」発言が問題となった。もちろん、35歳になると羊水が腐るなどということはないが、35歳以上で子供を産むことは医学的に高齢出産と呼ばれ、早[…]

『Yafo Mag』VOL.26「90万人割る」

 震災や水害など大規模災害発生時には、消防署、警察、自衛隊のみでは十分に地域を守ることは困難な場合も想定される。そのため、住民などで組織され、地域の実情を熟知し、動員力を有している消防団の役割は重要である。 しかし、かつて全国で200万人い[…]

2地域居住・移住施策の有効性

毎日新聞No.258 【平成20年3月7日発行】  2地域居住という言葉が最近よく聞かれる。手短にいうと、都市住民が、農山村などにおいて、中長期、定期的に滞在し、都市に加え複数の生活拠点を持つことである。 県では06年3月に、田舎暮らしなど[…]

無くしたときも警察へ

毎日新聞No.257 【平成20年2月22日発行】  改正遺失物法が、昨年12月10日施行された。今の情報化社会や遺失物の内容等を反映させた今回の改正の概要は、拾得物の情報をインターネットで公表すること、拾得物の保管期間を6ヶ月から3ヶ月に[…]

ユニバーサルデザインの定着

毎日新聞No.256 【平成20年2月8日発行】  「ユニバーサルデザイン(UD)」という言葉をどの程度知っていますか。  県が県政モニターに対して行った調査結果によると、「全く知らなかった」39.1%、「言葉を見たり聞いたりしたことはあっ[…]

『Yafo Mag』VOL.25「95名の市民プロデューサー」

 「長崎さるく」という言葉を知っていますか? この言葉は、日本ではじめて行われたまち歩き博覧会のことです。 独特な言い回しである「さるく」とは、「まちをぶらぶら歩く」という意味の長崎弁であり、歩きながら長崎の観光や見聞を深めるというものです[…]

地域の消防・防災の要

毎日新聞No.255 【平成20年1月25日発行】  新春恒例の消防団出初め式が、県内各地で行われた。威勢の良い出初め式とは裏腹に、消防団は今、大きな岐路に立たされている。  95年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、多くの消防団員が[…]

景観法と街づくり

毎日新聞No.254 【平成20年1月11日発行】 04年に景観緑3法が施行された。この法律の目的は美しく風格のある国土の形成、潤いのある豊かな生活環境の創造、および個性的で活力ある地域社会の実現である。   そして、これまで法的拘束力のな[…]

『Yafo Mag』VOL.24「24→24」

 9月28日付、総務省による平成18年度市町村普通会計決算の概要(速報)の中での、全国における平成17年度及び18年度の実質収支が赤字の団体の推移である。団体数は同じだが、この中の1/3にあたる8市町が入れ替わっている。ここ5年間、毎年5~[…]

来る人、帰るが如し

毎日新聞No.253 【平成19年12月21日発行】  二つの話を紹介したい。一つは、10月初旬、山梨で開かれた学会に青森からお見えになったHさんの話である。学会が終わって一杯やろうというとき、彼は開口一番「山梨学院大学の前で流しのタクシー[…]

『Yafo Mag』VOL.23「1、2、2.8」

 ヴァンフォーレ甲府のJ2降格が決まりました。新聞では特集を組んで敗因などを分析していますが、やはり、気になるのは来年の昇格の可能性ですね。 2000年以降J2に降格したチームが何年でJ1に復帰したか調べてみました。(現時点、入れ替え戦の結[…]

安全・安心は地域から

毎日新聞No.252 【平成19年11月30日発行】  果たして日本は、治安がよく、安心して暮らせる国なのか。07年2月に内閣府が発表した「治安に関する世論調査」では、「そう思わない」という回答が52.5%と半数を超えた。また、「ここ10年[…]

『Yafo Mag』VOL.22「8993万人」

 国立社会保障・人口問題研究所の発表によると、2055年の日本の人口は 1億人を割って8993万人に減少する。「人口減少社会の到来」に伴い、 各自治体の少子化対策への財政投入は必至となる。  早川町は、子育て支援策として第1子から、その子が[…]

命を守る道具が増えた

毎日新聞No.251 【平成19年11月2日発行】  緊急地震速報の一般向けサービスが、10月から始まった。この速報は地震の発生直後、震源に近い地震計の観測データを解析して震源や地震の規模、さらに各地への大きな揺れの到達時刻や震度を推定し、[…]

山梨滞在メニューの提案

毎日新聞No.250 【平成19年10月19日発行】  08年4月から山梨デスティネーションキャンペーンが始まる。地方公共団体、JR、地元観光関係事業者などで構成される大型観光キャンペーン推進協議会は06年から3年間、集中的に宣伝事業を実施[…]

緑化の重要性

毎日新聞No.249 【平成19年10月5日発行】 皆さんのご自宅のお庭はどのようなお庭でしょうか?私はこの春からケンタッキーブルーグラスという寒地型の西洋芝で庭を緑化すべく奮闘しています。ケンタッキーブルーグラスは、日本の庭によく見られる[…]

『Yafo Mag』VOL.21「40.7%→54.8%」

 今年8月、内閣府により「森林と生活に関する世論調査」が実施された。 H15調査と比較すると、「森林づくりのためのボランティア活動への参加意向」が、40.7%から54.8%に上昇している。この背景として、森林の地球温暖化防止効果や水資源のか[…]

観光振興と地域活性化

毎日新聞No.248 【平成19年9月21日発行】  観光振興による地域振興がうたわれて久しい。6月末には「観光立国推進基本計画」が閣議決定され、外国人旅行客数、日本人の宿泊日数などの目標値を設定し、これら目標に向けた総合的な施策を計画的に[…]

精神障害の根本的予防を

毎日新聞No.247 【平成19年9月7日発行】  1984年から2万5000人前後で推移していた年間自殺者が、98年に初めて3万人を超えてしまった。以来06年まで、増減こそあれ3万人を割ることはなかった。このような状況に対して、06年10[…]

『Yafo Mag』VOL.20「初の300万人突破」

 今年6月15日に閣議決定された「障害者白書」中の精神障害者の推定数である。前回取りまとめた3年前から約45万人増加し、302.8万人と推計された。これに対し内閣府は、「社会全体のストレス過多と、精神障害のクリニックの充実も患者数増加に影響[…]

行政サービスの積極利用を

毎日新聞No.246 【平成19年8月24日発行】  国から地方への三位一体改革による税源移譲で、今年6月から個人住民税の引き上げが実施され、住民からの苦情が殺到した。総務省は、「住民税の増えた分は、所得税が減っているので、両税を合わせた負[…]

メタボ対策に地域資源活用

毎日新聞No.245 【平成19年8月10日発行】  08年度から、40~74歳の被保険者に対するメタボリック症候群への対策が本格的に実施される。国民健康保険(国保)の保険者である市町村などの全医療保険者に対して、生活習慣病に関する健康診査[…]

『Yafo Mag』VOL.19「2359」

 ヴァンフォーレ甲府は前半戦を5勝3分10敗の15位で折り返した。8月12日のリーグ戦再開が待ち遠しいが、ここでは観客数に着目したい。 J1一年目の昨年はナビスコカップ3試合を含む観客数の平均は11,516人であり、今年の11,078人を上[…]

中心市街地をめぐる議論

毎日新聞No.244 【平成19年7月20日発行】  全国の地方都市では、中心市街地活性化に向けた取り組みが盛んである。県内においてもさまざまな議論がなされている。そこで、議論を深めるために次の視点を提案したい。それは、中心市街地が空洞化し[…]

『Yafo Mag』VOL.18「6日間で661件」

 6月3日からの6日間で甲府市に寄せられた住民税増加についての問合せ件数である。 税源移譲では、ほとんどの方は所得税が減り、その分住民税が増えるようになる。毎年の所得に変動があまりない方は、平成19年度の住民税が増えた分は、所得税が減らされ[…]

地域格差と納税制度

毎日新聞No.243 【平成19年6月15日発行】  「ふるさと納税制度」の創設が話題になっている。この税制は、個人住民税の一定割合を居住地ではなく、その人が育ったふるさとに納税することを選択できるという新しい制度である。10年ほど前から議[…]

『Yafo Mag』VOL.17「89億円」

 平成18年5月の一ヶ月間に、県内の国民健康保険(国保)被保険者が医療機関で支払った診療費である。診察件数は31万件に上り、いずれも過去最高で、平成7年の同時期と比較して約1.5倍に増加している。 現在、国や県では平成20年度を初年度とする[…]