フィルムコミッション

毎日新聞No.170 【平成16年3月23日発行】 地域活性化に向けて 映画界最大の祭典である米アカデミー賞で、今年日本旋風が巻き起こった。「ラストサムライ」に出演した渡辺謙が助演男優賞に、山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」が外国語映画賞にノ[…]

原点回帰の取り組みを

毎日新聞No.169 【平成16年3月9日発行】 富士山環境保全 このところ、富士山の環境保全に向けた新たな取り組みが、各所で動き始めている。例えば、一般の登山者がごみを拾いながら登ってゆく姿を見かけることがあるが、こうしたことは登山者の環[…]

目に見えない社会資本整備

毎日新聞No.168 【平成16年2月24日発行】 人と人を結ぶ役割 社会資本の整備というと、建物、道路や交通機関、水道や電気の供給施設など「目に見える社会資本」を連想しがちだが、社会資本のなかには「目に見えない社会資本」もある。これは、人[…]

まちづくり計画の手順

毎日新聞No.167 【平成16年2月10日発行】 住民参加の第一歩 路線バスに乗らなくなった。最後に乗ったのはいつだったか思い出すのに苦労するほどであるが、これは多くの人の実感だろう。なにしろ、県内で利用される交通機関のうち、路線バスの分[…]

地域の哲学

毎日新聞No.165 【平成15年12月23日発行】 発想の転換が必要 社会保障・人口問題研究所の推計では、日本の人口はこれから30年の間に1000万人以上減少する。これは東京の人口がそっくり消えてしまうということである。経済の縮小は避けら[…]

産業観光

毎日新聞No.164 【平成15年12月 9日発行】大きな可能性持つ 近年、「産業観光」が少しずつだが、注目され始めている。とはいえ、この言葉自体を知らない方や知っていてもその意義となると分からないという方も多いのではないかと思う。 産業観[…]

高齢者市場戦略

毎日新聞No.163 【平成15年11月11日発行】真の顧客志向を実践 高齢になると「関節や骨の萎縮、硬直、屈曲」「手足の動く幅の縮小」などで、「関節が曲がりにくい」「機敏に動けない」といった体の変化が生じる。すると「老いは足元から」と言わ[…]

景観の大切さ

毎日新聞No.162 【平成15年10月28日発行】「共有の宝」という意識を 外国、とりわけヨーロッパを旅行してみると感じると思うが、整然とした街並みや田園風景などが美しい景観を持ち、都市として一種の風格を醸し出している。一方、わが国は緑の[…]

地方税の徴収率改善

毎日新聞No.161 【平成15年10月 7日発行】東京都に学ぶ他自治体 長引く不況の影響で地方税収入が伸び悩んでおり、自治体は地方税の徴収率改善に積極的に取り組み始めた。こうした状況下、短期間で徴収率を向上させた東京都主税局の取り組みに注[…]

大停電から学ぶ事

毎日新聞No.160 【平成15年9月23日発行】安定供給の視点を 今年、海外で二つの大停電が発生した。6月に発生したローマを中心とするイタリアの大停電と、8月に発生したニューヨークを中心とする大停電である。二つの原因を探ると、日本の電力業[…]

在宅高齢者への支援

毎日新聞No.159 【平成15年9月9日発行】望まれる防災の視点 先日、ホームヘルパーの講習を終了し資格を取得したという方に、どのような内容の勉強をしたのかを聞いてみた。福祉の理念やケアサービスの意義から、福祉・介護・医療の知識、家事援助[…]

地域ブランド戦略

毎日新聞No.158 【平成15年8月26日発行】民間の発想を行政に 県や市町村などの公共部門の意思決定や行動メカニズムに民間企業の発想を取り入れようとする動きが盛んになってきた。物やサービスの付加価値や競争力を高める上で重要な役割を持つ「[…]

アジア通貨危機の教訓

毎日新聞No.157 【平成15年 7月29日発行】資本移動の自由化に慎重な中国「国際金融のトリレンマ」と呼ばれる定説がある。どの国も為替の安定、自由な資本移動、独立した金融政策の3つを同時には達成できないというものである。これらのうち、何[…]

はぎれアートコンテスト

毎日新聞No.156 【平成15年 7月 15日発行】~ されど「はぎれ」・・・・~ 富士の麓(ふもと)は古くから「海気」とか「甲斐絹」という先染めの織物産地として知られている。ネクタイ、ショール、婦人服地、ウエディング地、カーテン地、座蒲[…]

まちづくり

毎日新聞No.155 【平成15年 7月 1日発行】車は本当に不可欠か この4月に甲府に移り住み、最も驚いたのは、街路にひしめく車の多さである。2000年(平成12年)には、山梨県民一人あたりの乗用車数は0.66台で、これは全国第3位であっ[…]

水道事業

毎日新聞No.154 【平成15年 6月17日発行】~ 供給態勢の再考を~ これから夏に向け、渇いたのどを潤すために水道水を口にする機会が増える。おいしい水の条件としては、水温10~15度で、味を良くするカルシウム、マグネシウム、ナトリウム[…]

消防団

毎日新聞No.153 【平成15年 6月 3日発行】~「非常備」を見直そう~ 徳川吉宗が設置した町火消「いろは四八組」は、その後「消防組」「警防団」と変遷し、1948年の消防組織法施行に伴い現在の消防団制度が確立された。 全国ほとんどの市町[…]

ものづくり

毎日新聞No.152 【平成15年 5月27日発行】~こだわりを見直せ~ 山梨におけるブドウ栽培の歴史は、平安時代にもさかのぼり、行基という高僧が伝えたといわれている。その歴史たるや1,200年である。世界的な古都京都に匹敵する歴史を持って[…]

これからの地域産業政策

毎日新聞No.151 【平成15年 5月13日発行】~オンリーワンで発展を~ 最近、オンリーワンという言葉が様々な場面で使われている。社会経済のグローバル化が進展する一方で、ローカル(地域)の重要性も認識されてきている今日、これからの地域の[…]

停電防止へ消費者も協力を

毎日新聞No.150 【平成15年 4月15日発行】~原発停止点検による電力不足懸念~ 去年発覚した電力会社各社の原子力発電所の問題は、電力業界のみならず国民に対しても大きな波紋を投げかけた。定期点検および補修作業において発見された炉内隔壁[…]

課題に応じ見直しを

毎日新聞No.149 【平成15年 4月 9日発行】~合意形成の在り方、他にも~ 昨年(2002年)12月7日の各紙は、道路関係4公団民営化推進委員会の記事で埋め尽くされた。最終報告書に関する混乱を報じるもので、委員長の今井敬氏が、他の5名[…]

経営の自主、安定に期待

毎日新聞No.148 【平成15年 3月11日発行】~中国への企業進出〝独資〟主流に~ 日本企業による中国進出は、鄧小平の「南方講話」があった92年から95年にかけて急増した後、一旦、わが国の景気低迷長期化を反映し減速した。その後、ここ2~[…]

地域ぐるみで社会実験を

毎日新聞No.147 【平成15年 3月 4日発行】~本県の「環境首都」実現へ~ 昨年暮れの12月14日、山梨県環境科学研究所主催「富士山の地下水の現状と今後の問題」と題するフォーラムに参加した。このフォーラムは今年3月大阪・京都・滋賀を会[…]

最小経費で最大効果を

毎日新聞No.146 【平成15年 2月25日発行】~放課後児童クラブへの自治体関与~ 放課後児童クラブは、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校低学年児童に対し、放課後に様々な施設を利用して適切な遊びや生活の場を与え、その健全な育成を[…]

環境分野の先進県に

毎日新聞No.145 【平成15年 2月25日発行】~新知事は積極的実践を~ 2003年1月、東京臨海部で高さ70メートルのデンマーク製の風車2基の組み立てが始まった。 風力発電用のもので3月末から稼働する予定である。場所は、お台場の南側に[…]

身近な取り組みから

毎日新聞No.144 【平成14年12月10日発行】~地球全体の環境保護~ わが国は、水道の水をそのまま飲むことのできる、世界でも数少ない国のひとつであり、また多様な植相を持つ森林など、世界でも有数な豊かな自然を持つ国です。 日本の自然の特[…]

視点を変えて商売を

毎日新聞No.143 【平成14年12月 3日発行】~売れる仕組みづくりへ~  地方の中心商店街を中心に、多くの中小商店が売上不振により閉店を余儀なくされている。その理由は、郊外の大型小売店の増加により顧客が奪われたためであるといわれている[…]

地域に同一性ネットを

毎日新聞No.142 【平成14年11月26日発行】~産業空洞化の処方せん~ 日本企業の国際競争力の低下、それに伴って加速する生産拠点の海外移転は、東アジア諸国の競争力強化を促し、ますます日本経済に閉塞感を漂わせている。情報サービス業などの[…]

住むに値するまちづくり

毎日新聞No.141 【平成14年11月12日発行】~健康づくりで満足度向上~ 地方分権の時代を迎え、今や、どの地方自治体においても個性あるまちを創り出すことが求められている。これまで地方自治体は、国の強力な指導のもと、ナショナル・ミニマム[…]

広がる路上喫煙規制

毎日新聞No.140 【平成14年10月29日発行】~「マナー向上」時代の流れ~ 私は愛煙家である。寝起きの一服、食後の一服、風呂上りの一服は欠かしたことがない。こんなことを言うと何か自慢しているように聞こえるかもしれないが、要はタバコ中毒[…]

折り返し点過ぎた人類

毎日新聞No.139 【平成14年10月 8日発行】~価値観の転換も大切~ 今年7月に長野県飯山市で、3人委員会飯山哲学塾が開催された。3人委員会哲学塾とは、内山節(哲学者)、大熊孝(河川工学)、鬼頭秀一(環境倫理学)の3氏が主要メンバーと[…]

製品開発力 支援を

毎日新聞No.138 【平成14年10月 1日発行】~メーカー海外移転 厳しい下請け受注~ 最近、大手都市銀行の上海支店幹部から聞いたところによると、上海やその周辺地域での生産開始のための準備調査を目的とする、日本企業関係者の同支店への訪問[…]

創意で地域おこし

毎日新聞No.137 【平成14年 9月10日発行】~合併しない早川町 「やる気応援事業」~  “あたしんとうが燃えなけりゃあ、まちは元気にならんちゅうこんだよね・・・・”7月5日NHK甲府放送局が制作したTV番組「[…]

「新市の姿」策定に参加を

毎日新聞No.136 【平成14年 9月 3日発行】~市町村合併 歩み寄りが重要~ 合併市町村への優遇措置を盛り込んだ合併特例法の期限(2005年3月)まで3年を切り、山梨県内で合併に向けた動きが一段と活発化してきた。2002年8月の時点で[…]

家庭の資源消費削減を

毎日新聞No.135 【平成14年 8月27日発行】~日常生活の環境負荷過大~ 地球温暖化、土壌汚染、ヒートアイランド、排気ガス規制、再生可能な新エネルギーの開発、不法投棄など環境関連のトピックを日常見聞きする機会が近年急増している。自然、[…]

成熟した社会の構築を

毎日新聞No.134 【平成14年 8月 6日発行】~超高齢社会のインパクト~  先日山梨県より発表された、「平成14年度山梨県高齢者福祉基礎調査」によると、平成14年4月1日時点での本県の高齢化率はついに20%を超え、人口の5人にひとりが[…]

受け入れ態勢整備の継続を

毎日新聞No.133 【平成14年 7月30日発行】~外国人誘客PR、W杯が効果~  1ヶ月間にわたって日本、韓国が熱狂したサッカーのワールドカップ(W杯)が終わった。この間、世界中の国々から大勢の外国人が日本を訪れたと思うが、日本の印象は[…]

「まちの起業家」創出がカギに

毎日新聞No.132 【平成14年 7月23日発行】~地域産業の活性化~ 現在は「まちの起業家」の時代だという。これは、高度な技術的知識をもった理想的なハイテクベンチャーにばかり注目していたこれまでの創業や起業家支援の対策から、「まちの起業[…]

スポーツ文化の醸成とは

毎日新聞No.131 【平成14年 6月25日発行】~欠かせぬ生活への密着~ サッカー・ワールドカップ(W杯)に出場したカメルーン代表チームのキャンプ受け入れを終えて、地元の武川勉・富士吉田市長は、議会の所信表明の中でキャンプ受け入れを振り[…]

電力小売り全面自由化へ

毎日新聞No.130 【平成14年 6月11日発行】~地域間格差、安定供給など課題に~ 4月4日に開かれた総合エネルギー調査会の電気事業分科会で、委員の南直哉・電気事業連合会長(東京電力社長)が、家庭用を含む電力小売りの全面自由化を受け入れ[…]

富士にはシャンブレーが似合う

毎日新聞No.129 【平成14年 6月 4日発行】~北ろく産地の職人たちの挑戦~ 「シャンブレー」という美しい織物がある。繊細で様々な色に染めた絹糸で布地を織っていくため、織られた布地は、光に応じて玉虫のようにその装いを変えていく。そんな[…]

加速する生産の海外シフト

毎日新聞No.128 【平成14年 5月28日発行】~高付加価値分野でも強まるアジア攻勢~ 我が国の企業による製造拠点の海外シフトの動きが加速している。経済産業省「海外事業活動基本調査」によると、我が国企業の海外生産比率(=現地法人(製造業[…]

メセナの真髄とは

毎日新聞No.127 【平成14年 5月14日発行】~森村市左衛門が残したもの~ 日本のメセナの先駈けである「森村豊明会」が設立されて100年になる。東京で洋装店を営んでいた森村市左衛門は1876年に貿易立国を志し、福沢諭吉の応援を得ながら[…]

「W杯経験 次に生かせ」

毎日新聞No.126 【平成14年 4月23日発行】~問われる自治体の役割~ サッカーワールドカップ(W杯)出場のカメルーンのベースキャンプ地が、富士吉田市と河口湖町に決まった。人類の4人にひとりがテレビ中継などを通じて、同じ瞬間に同じプレ[…]

完全5日制で変わる教育

毎日新聞No.125 【平成14年 4月 9日発行】~親、学校、社会が協力を~ この4月施行の新学習指導要領により、公立学校での完全学校五日制がスタートした。私が学生であるならば手放しで喜んだかもしれないが、近い将来親となる私にとって教育に[…]

心が通う 税金

毎日新聞No.124 【平成14年 4月 2日発行】~お金の循環、明示する必要~ 最近、各自治体の来年度予算の記事を目にすることがある。それをみてふと感じたことがある。それは、税金とは”冷たい”もの、つまり心が通わな[…]

清里 百年の計画

毎日新聞No.123 【平成14年 3月28日発行】~時間と時のゆらぎの中で~ 春がきた。春は様々な時となる。種蒔きの時、門出の時、いのち生命萌え出ずる時。私たちは知らず知らず「時」と「時間」とを使い分ける。時間に間に合わない、締め切りまで[…]

海外からの旅行客が増加

毎日新聞No.122 【平成14年 3月12日発行】~自由貿易協定が後押しか~ 日本国民による国内旅行は、ここ数年のわが国経済の低迷を映じ、伸悩みが続いている。 国民一人当たりの国内での平均宿泊旅行回数は、平成10年に2.69回となってから[…]

上流圏に育つ新たな活力に期待

毎日新聞No.121 【平成14年 2月28日発行】 21世紀は水の世紀といわれている。  本県にはその水源を守る上流圏地域に二つの研究所がある。一つは、平成8年早川町に設立された「日本上流文化圏研究所」。 もう一つは、平成13年小菅村に設[…]

犬も歩けば…

毎日新聞No.120 【平成14年 2月 5日発行】~赤岡町まちのホメ残し隊の元気~ 「犬も歩けば赤岡町」という本を見つけた。帯紙には「この本売れたら風呂屋が残る!」とあり、本の発行者は「赤岡町まちのホメ残し隊」となっている。まちづくり会議[…]