もてなしの心

毎日新聞No.69 【平成12年 3月15日発行】 ~観光立県・山梨の未来~ 山梨は観光県である。 県観光課の調べによると、1998年に県内を訪れた観光客は、初めて4,000万人を上回った。また、95年の国勢調査における観光産業(旅行業、ホ[…]

「山梨とアジア」研究

毎日新聞No.68 【平成12年 3月8日発行】 ~地域産業を世界につなげ~ 米・ニューヨーク市のウオール街や証券取引所がニュースに頻繁に登場するわりには、国際化、国際交流、世界都市といったことを聞かなくなった。山梨で活動しているためにそう[…]

大円形劇場都市」のあり方

毎日新聞No.67 【平成12年 3月1日発行】 ~ハワードに学ぼう~ 「甲府盆地は大円形劇場ですね」。NHKの元チーフプロデューサーHさんの印象である。甲斐駒、南アルプス、御坂山系と富士山、そして秩父連峰。扇のように広がるこの大パノラマは[…]

「まちづくり3法」の利用と活性化の3方向  

毎日新聞No.66 【平成12年 2月23日発行】  人口の郊外化や大規模小売店の郊外進出などにより、昔からの町の「顔」である中心商店街の衰退が叫ばれて久しい。これらの問題に対して、これまでの対策を組み直し、より総合的に活性化を進めようとい[…]

「パソコン貧乏」だ

毎日新聞No.65 【平成12年2月16日発行】 ~18年間最新型欲しがり病・・・~ 今年で51歳になる。かなりの人たちに「その年で・・・」と驚かれるが、毎日8時間ほどコンピュータに向かっている。山梨総合研究所における仕事ではむろんのこ[…]

重要性増す広報紙

毎日新聞No.64 【平成12年2月9日発行】 ~住民参加の基本は情報~ 地方自治は、住民の参画と共に成り立っている。住民は地方自治の主人公であり、自分たちの望むまちづくりを行政に行わせることができる権利者でもある。 住民参加は、要望や陳[…]

行政運営に民間手法導入が盛ん

毎日新聞No.63 【平成12年1月26日発行】 ~わかりやすく住民へ~ 2000年を迎え、多くの地方自治体では2000年や21世紀という節目を出発点として、まちづくりの計画である総合計画策定作業が進められています。近年は住民参加が叫ばれ[…]

お土産の包装も

毎日新聞No.62 【平成12年1月19日発行】 ~ゴミについて考えよう~ アメリカから来た友人と石灯ろうを買いに行った時のことである 石灯ろうといっても、セラミックで石灯ろう風につくられた庭の照明器具で、母親へのお土産に持って帰りたいと[…]

2000円札発行の効果は?

毎日新聞No.61 【平成11年12月22日発行】 ~早期普及には懸念残る~ 来年沖縄サミットが開催される前に、42年ぶりの新額面紙幣2000円札が発行される。小渕改造内閣の目玉として実施されるようであるが、果たして私たちの生活にどのよ[…]

創造性と革新性

毎日新聞No.60 【平成11年12月1日発行】 ~相互刺激で地域を輝かせる~ この1年、雇用の悪化を示す指標は過去最悪の状況を更新していたが、ここに来て有効求人倍率が2カ月連続で前月を上回り、「県内の雇用の悪化傾向は底を打った」と見ら[…]

マスメディア変革期へ

毎日新聞No.59 【平成11年11月17日発行】 ~BSデジタルまで1年~ 「うちのテレビが一番小さい。」妻の話によると、ご近所のテレビに比べてわが家のテレビはかなり小さいらしい。なるほどお邪魔してみると、どこのお宅のテレビも30型とか[…]

環境マネジメントの取り組み

毎日新聞No.58 【平成11年11月3日発行】 ~ISO14000シリーズ認証取得を期待~ 地球環境問題への認識が高まるにつれて、企業や行政においては環境への負荷を管理し抑制する「環境マネジメント」の考え方が広がりつつある。 もともと、[…]

地域シンクタンクは”町医者”

毎日新聞No.57 【平成11年10月27日発行】 ~生活者の視点を~ 1970年代まで横浜市のまちづくりに取り組み、一昨年まで法政大学でまちづくりを教えつつ全国を歩いていた田村明さんが今年の5月に「まちづくりの実践」(岩波新書)を出版[…]

野外バレエの聖地に

毎日新聞No.56 【平成11年10月20日発行】 ~世界に肩並べた清里の祭典~ 5、6年前になるだろうか。男5人でドイツ、イタリア、スイス、フランスの旅に出掛けた。フランクフルトに着いてから地図を買い、真新しいベンツのレンタカーをチャ[…]

「森林都市」の可能性

毎日新聞No.55 【平成11年10月6日発行】 ~子供にの自然体験の場を提供~ 21世紀に向けての都市像のキーワードとして、高齢化社会に対応した「バリアフリー」や、インターネットの普及などに伴う「情報化」、エコロジーに配慮した「循環型[…]

歯止めかからぬ少子化

毎日新聞No.54 【平成11年9月29日発行】 ~「女性の自立」進む一方で~ 「合計特殊出産率」、「高齢化率」という言葉がある。前者は15歳から49歳までの女性が生涯に子どもを産む年齢別出生率のことで、後者は総人口に対する65歳以上の[…]

危機的状況の医療保険制度

毎日新聞No.53 【平成11年9月22日発行】 ~被保険者は意識改革を~ 世界で最も優れた制度として評価されている日本の医療保険制度が、現在、危機的な状況にある。生活水準の向上や医療技術の進歩などにより、年々医療費が増大しているからで[…]

危機的状況の医療保険制度

毎日新聞No.52 【平成11年9月8日発行】 ~住民基本台帳法の改正~ 先の国会で住民基本台帳法の一部改正案が可決し、8月18日に公布された。 内容としては、今まである住民票の13の記載事項のうちの氏名、住所、性別、生年月日の4つの情[…]

台所の中にも「説明責任」

毎日新聞No.51 【平成11年9月1日発行】 ~好きな魚を食べ続けるために~ 5年前アメリカに戻った友人が、日本で仕事をしている妹さんを訪ねて、久しぶりに日本にやってきた。日本にいたときの知り合いが集まって、旧交を温める場があったが、[…]

中小企業と金融機関

毎日新聞No.50 【平成11年8月25日発行】 ~難しい融資判断 新たな仕組みづくりが必要~ 金融機関の融資が伸び悩んでいる。これは、自己資本比率の目標水準が打ち出され、達成しないと最終的には業務停止となることから、貸し渋りを行なって[…]

CATVやインターネットで

毎日新聞No.49 【平成11年8月11日発行】 ~コミュニティネットワーキングへ~ 「グローバル時代の日本社会」という募集論文の受賞作を読んだ。その中で筆者は、地球を一つの社会としてとらえ、地球社会を「年齢、性別、能力などが異なる人々[…]

デジタル的説明を

毎日新聞No.48 【平成11年8月4日発行】 ~地上波デジタルでお茶の間はどう変わる?~ 大学1年の時、夏休みに帰省してみると、実家の居間に、なんとビデオデッキがあった。当時、家庭用のビデオデッキは、値段は下がりつつあったものの、一人[…]

「通行記憶」の情報化

毎日新聞No.47 【平成11年7月14日発行】 ~カード記録の新たな側面~ 早いもので東京から甲府に赴任してきて、1年3ヵ月が過ぎた。東京と甲府の生活で大きく違うのは、やはり電車に乗る機会がめっきり減り、かわりに自動車に乗る時間が増え[…]

住民による会

毎日新聞No.46 【平成11年7月7日発行】 ~意義感じ積極参加を~ 「あなたが住んでいる市町村のまちづくりに対する基本的な方針を知っていますか?」と尋ねた時、「知っている」と答えられる人は何人いるのだろうか。 一般に住民は、市町村が[…]

精神産業の時代へ

毎日新聞No.45 【平成11年7月1日発行】 ~「情報化」が盛衰を左右~ 先日、民俗学者の梅棹忠夫先生のお話を拝聴した。視力を失い手を引かれておられたがお元気そうであった。先生は36年前の「情報産業論」の中で 、既に今日の情報化社会の[…]

地域高規格道路に期待

毎日新聞No.44 【平成11年6月24日発行】 ~高速交通時代のまちづくり~ 設計速度60~80キロ、片側2車線で測道・歩道部分を含むと幅40メートルに達するという、これまで県内で建設された一般道路として最も幅広い「地域高規格道路」の[…]

女性プランに「魂」を

毎日新聞No.43 【平成11年6月17日発行】 ~策定すれど推進できず~ 普段から、「おい」ではなくて「妙子」と妻の名前を呼び、休日には誠意を込めて家族の朝食を作り、食後の後片付けをする。これが、「男女共同参画社会の実現」を研究する私[…]

国民健康保険制度の不思議

毎日新聞No.42 【平成11年6月10日発行】 徴収方式 一本化を検討~被保険者すべて納付を~ 自治・厚生両省が、国民健康保険の徴収方式について「税金方式」を廃止し、本来の「保険料方式」に一本化する方向で検討に入ったことが伝えられた。[…]

コンピューター西暦2000年問題

毎日新聞No.41 【平成11年5月27日発行】 対策はすんだ?~真剣な取り組みPRのよい機会~ 「西暦2000年問題」については、実態が把握できないもどかしさに加え、生活の中で改めて感じるコンピューターの多さに、不安感が日に日に増大し[…]

「知る義務」の確認

毎日新聞No.40 【平成11年5月20日発行】 ~PRTR制度の採用は~ 情報公開法が成立した。 いくつか問題点は指摘されているが、国民の「知る権利」を実現するものとして(条文中に「知る権利」という言葉がないことが問題だといわれている[…]

観光施設どう集客 草取りで入場無料?

毎日新聞No.39 【平成11年5月13日発行】 ~フラワーセンターで実験を~ 2月のよく晴れた日に、明野村にある県フラワーセンターに出かけた。最近は笛吹川フルーツ公園や愛宕山の県立科学館などミニテーマパークと呼べそうな施設が県内にも数[…]

日本NPO学会設立 整備促進に期待

毎日新聞No.38 【平成11年4月29日発行】 ~地域政策の形成が多元化~ 昨年12月に施行された特定非営利活動促進法(NPO法)に基づいて認証を受けたNPO法人は、この4月8日現在、全国で48団体(「C’s・市民活動を支[…]

都内のデパートで見た

毎日新聞No.37 【平成11年4月22日発行】 「おもてなし」の心 「スーパーあずさにどうしても乗りたい。」という3歳の息子の願いを聞き入れ、久しぶりに上京した。新宿に着くと、妻の「百貨店はしご」が始まった。息子の面倒は私の役目となる[…]

今後も署名活動継続

毎日新聞No.36 【平成11年4月15日発行】 ~地域の盛り上がり不可欠~ 2002年に開催されるサッカーのワールドカップ(W杯)を目指して、富士北ろく地域へのキャンプ地の誘致活動がスタートした。 誘致活動の第1弾として、3月28日に[…]

山村の魅力論議 ―関東都市学会白州大会報告―

毎日新聞No.35 【平成11年4月8日発行】 ~都会のけん騒から放れ~ 去る3月12日、13日の2日間、山梨総研の小さなフォーラムとして関東都市学会が白州町で開かれ、20人ほどの都市学者が集まった。フォーラムのテーマは首都東京と白州町[…]

加算は貧者の思想か

毎日新聞No.34 【平成11年4月1日発行】 ~経済成長重視から転換を~ 我々は毎日3リットルぐらいの水を飲む。ところがインド人はその3倍もの水を飲むそうである。日本上流文化圏研究所(早川町)の小俣研究員は、インドのミティラ-地方の人[…]

女性・市民バンク NPO拡大に期待

毎日新聞No.33 【平成11年3月25日発行】 ~新しい都市型市民金融~ 金融機関の貸し渋りが話題になって久しいが、海外でもアジアを中心に金詰まりは深刻である。経済混乱に苦しむタイでは、庶民が日常手元に置いておく現金を持ち寄って「基金[…]

住民によるまちづくり 実現に絶好の機会

毎日新聞No.32 【平成11年3月18日発行】 ~意義感じ積極参加を~ 「あなたが住んでいる市町村のまちづくりに対する基本的な方針を知っていますか?」と尋ねた時、「知っている」と答えられる人は何人いるのだろうか。 一般に住民は、市町村[…]

脳死判定 複雑な検査手順

毎日新聞No.31 【平成11年3月11日発行】 ~急がれる基準の見直し~ 約1年前のこと。歳をアバウトで数えるようになった誕生日の夕食後、妻が黄色い「臓器提供意思表示カード」を差し出した。一緒に書こうというのである。カードの裏をみると[…]

低料金化に期待

毎日新聞No.30 【平成11年3月4日発行】 ~家電リサイクル法 2001年本格施行 企業努力で素材開発~ 1998年が暮れようとしたころ、わが家のテレビが急に映らなくなった。これはどうしたことかと思いつつ、たたいたり、なだめたりした[…]

リスク・コミュニケーション 情報のひとり歩き

毎日新聞No.29 【平成11年2月25日発行】 ~影響力の検証が必要~ リスク・コミュニケーションという言葉をご存知だろうか。 この言葉を聞いたとき「また、新しいカタカナ言葉が増えたか。」とあまりいい気持ちがしなかったのは私だけだろう[…]

地域振興券 有効な使い方、議論を

毎日新聞No.28 【平成11年2月18日発行】 ~期待される波及効果~ 政府が景気回復策の目玉として発表した地域振興券が配布され始めた。この政策は、純粋に経済対策として実施されるとは言い難いだけに経済効果については疑問視する声が大きい[…]

「ユーロ」誕生の意味

毎日新聞No.27 【平成11年2月4日発行】 ~地方分権の主役は地方~ 不可能といわれた欧州通貨統合がこの新年、1月1日に始まった。欧州連合(EU)では、経済統合という今世紀最後の最大事業が単一通貨「ユーロ」の誕生とともに最終段階を迎[…]

未来のために…

毎日新聞No.26 【平成11年1月21日発行】 ~環境ホルモン問題考え禁煙~ 昨年7月に始まった私の禁煙は、年が明けても続いている。我ながら大したものだと思う。最近ではたばこを吸っている人に注意までするようになって、少々煙たがれている[…]

W杯キャンプ地に

毎日新聞No.25 【平成11年1月17日発行】 ~2002年サッカー機に ぜひ立候補を~ 昨年6月にフランスで開催されたサッカーのワールドカップ(W杯)は、地元フランスの初優勝という結果に終わり、シャンゼリゼ通りを埋め尽くした150万[…]

成熟社会に向かって

毎日新聞No.24 【平成10年12月17日発行】 ~急がれる生活ビジョンづくり~ 10月29日、東京都庁知事特別室で私は8名の審査員を代表して青島幸男都知事に、都民公募の「循環型社会づくりのためのネーミング大賞、アイデア大賞」の選考結[…]

ホイリゲのある町

毎日新聞No.23 【平成10年12月10日発行】 ~ワイン所ならではの工夫を~ プラハ交響楽団の首席フルート奏者を務めていた大嶋義実さんは、その後請われて群響に入られた。彼には、私たちが十数年来続けている”森を核とした地域[…]

「徒歩10分」のまちづくり

毎日新聞No.22 【平成10年12月3日発行】 ~「遠さ」も逆手に取れば・・・~ 以前「おしん」や「銀山温泉」で有名な山形県尾花沢市を訪れたときのことである。のんびりした田園風景を楽しみながら散策していると、「○○湖まで徒歩3時間30[…]

時間かけあきらめず

毎日新聞No.21 【平成10年11月19日発行】 ~環境問題 考え方の転換必要~先月の末ごろだろうか、海外では環境を守ろうとして爆破などのテロ行為をする団体があると新聞に書いてあった。地道で平和的な活動をしているほとんどの環境保護団体[…]

地域開放で有効活用を

毎日新聞No.20 【平成10年11月5日発行】 ~少子化による”余裕教室”~1997年厚生省国民生活基礎調査概況によると、日本の1世帯平均人数は2.79人と過去最低を記録している。一方、65歳以上の高齢者がいる[…]