ブックタイトル山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

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概要

山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

20th Anniversary7この度、公益財団法人山梨総合研究所が創立20 周年という節目を迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。私が第61 代山梨県知事として県政執行の大任を担うこととなってから、2年9箇月が経過しようとしています。この間、県政運営の指針となる「ダイナミックやまなし総合計画」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」をはじめ、県政各分野の62 に上る計画を策定し、様々な施策・事業を着実かつスピーディーに実行に移しました。中でも、人口減少対策は、県政の最重要課題であり、自然減と社会減の両面への対策を推進して参りました。3年目となる本年は、産業界や関係団体、市町村等との連携を強化しながら、これらの計画に基づく取り組みを一層加速して実行しています。人口減少対策と並んで、将来、山梨が飛躍するために、今、取り組まなければならないものとして、10 年後に迫ったリニア中央新幹線の開業に向けた準備があります。世界最先端の高速交通は従来の国土軸を大きく変えるとともに、国内外の更なる交流や産業創出をもたらすことが期待され、本県が更に発展していくための最大の切り札であると言えます。また、アジア諸国などが経済発展を続け、市場としての存在感を高めている今、富士山や八ヶ岳をはじめとする四季折々の豊かな観光資源があり、果樹農業や機械電子産業、特色ある地場産業など、世界に通用する産業を有する本県においては、大きな好機でもあります。10 年後のその時に向けて、県民の皆様と一丸となって準備を進め、本県の地域資源を磨き上げる中で、世界の中でひときわ輝く山梨を創り上げて参ります。もう少し近い将来の話では、3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みも重要であります。県では、スポーツを通じた交流の促進を図るとともに、美しい自然や多様な文化といった本県の魅力を世界に発信する好機として、市町村や競技団体などと連携しながら、事前合宿の誘致を積極的に推進しています。現在、県内でのオリンピック・パラリンピックに対する機運は高まりを見せており、県と9つの市町村を主体とした8件の誘致活動がホストタウンとして登録され、件数としては全国第3位の状況にあります。こうした中、事前合宿をより確実なものにするため、去る7月9日から13日にかけて、フランスでトップセールスを行って参りました。日本大使公邸を会場にして開催したやまなし魅力説明会では、競技団体の幹部に対して本県の立地環境や練習環境を強力にPRした結果、富士河口湖町と鳴沢村におけるトライアスロン、忍野村におけるバスケットボール、甲州市におけるハンドボールの3つの競技について、事前合宿の実施が決定し、誘致の取り組みを着実に前進させることができました。今後も、適切にフォローアップすることで、事前合宿の誘致を契機としたオリンピック・レガシーの創造に向け、積極的に取り組んで参ります。これからも、全ての県民の皆様が明るく希望に満ち、安心して暮らせる「輝き あんしん プラチナ社会」の実現に向け、誠心誠意努力して参る所存でありますので、公益財団法人山梨総合研究所におかれましては、新藤理事長様を中心とした英知と創意工夫により、郷土山梨の更なる発展のため、県政に対しまして絶大なるご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。結びに、公益財団法人山梨総合研究所の今後の益々のご発展と、新藤理事長様をはじめ職員の皆様のご健勝、ご活躍を祈念いたしましてお祝いの言葉といたします。山梨総合研究所創立20周年によせて山梨県知事 後藤 斎