ブックタイトル山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

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概要

山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

8公益財団法人山梨総合研究所が、創立20 周年という節目を迎えられましたことを、心からお慶び申し上げます。山梨総合研究所は、1998 年4月に県内唯一の地域シンクタンクとして創立されて以来、個人や地域コミュニティの幸せとは何かというミクロの生活の在り様を見つめ直すことを原点として「地域から未来が見える」をテーマに掲げ、地域づくり・まちづくり、経済・産業・労働政策、観光・交通・環境政策、教育・文化・福祉政策など地域の諸課題の解決に向けた調査研究を進めてこられました。また、新しい地域社会の在り方について、県、市町村、各種団体等への提言をはじめ、地域課題等の情報収集提供、セミナーの開催等、本県の発展に貢献されているところであり、深く敬意を表する次第であります。市長会では、研究所創設以来、市職員の政策形成能力の向上・強化のため、研究所へ市職員の派遣を行っておりますが、これにより的確な分析力と将来を見越した長期的な政策立案能力の向上が図られ、市職員の人材育成に大きな成果を収めておりますことに、厚く御礼申し上げます。現在、私ども市長会、13 市を取り巻く環境は、社会保障サービスなど住民福祉向上のための財政需要が年々増加し、引き続き厳しい財政運営を強いられております。防災・減災対策をはじめ地域医療・福祉の充実、クリーンエネルギーの普及促進、社会資本整備など広範多岐にわたる課題に迅速に対処することが求められており、自主財源の確保や行政改革を重ねる中で、市民の負託に応えるべく懸命に取り組んでいるところであります。特に、人口減少の克服と地方創生の実現のため、自らの地域の実情に応じ、それぞれが持つ魅力や資源を最大限に活用した「地方版総合戦略」により、少子化対策、移住・定住の促進、地域活性化等、我が市の創生に向けて、果敢に各般事業を展開しているところであります。この地方創生の取り組みは、山梨を再生し、未来の山梨を見据え、成長させ、未来を生きる世代に希望を与えるための重要な取り組みであります。明るく輝き、希望に満ちた山梨を実現していくためにも、これまで蓄積されてこられたデータベース、ノウハウ、ネットワークを活用し、中長期的な展望に立って、幅広い視点から地域における政策課題に取り組んでおられる貴研究所の役割はますます重要となり、今後も、都市自治体の良きアドバイザーとして大きな期待をしております。山梨総合研究所におかれましては、この20 周年の節目を機に、これまで蓄積された知識を存分に活用され、山梨の未来をひらく一層充実した諸活動が積極的に展開されますことを祈念いたします。山梨総合研究所に期待すること山梨県市長会 会長 田中 久雄