ブックタイトル山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

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概要

山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

20th Anniversary29このたび、山梨総合研究所が創立20 年を迎えられましたことを、心よりお慶び申し上げます。貴財団は平成10年4月1日山梨県に地域のシンクタンクとして創立されて以来、これまで各種の調査研究活動や計画策定支援事業を通じて、山梨県地域社会の発展に向けた多くの実績を、着実に築いてこられました。歴代の理事長ならびに研究スタッフ各位のご努力と情熱に、深く敬意を表する次第です。貴財団には、平成27 年6月「山梨の将来像をつくるために」と題してニュースレターに寄稿させていただきました。この時は、山梨県経済4団体で「地方創生」をテーマにした特別講演会を開催した時期であり、山梨経済同友会における理念、組織、提言活動の成果や、今後の活動方針「手遅れになる前に、地域戦略を」をまとめて紹介させていただきました。山梨経済同友会の設立も貴財団と同時期(平成9年9月24 日)ですので、我々も総勢130 名の経営者集団として本年20年の区切りを迎え、立場は異なりますが、地域のブレーン、提言団体として、同じくその意義と未来への決意を強く感じる次第です。今、世界はグローバル化、IT化、ソーシャル化という変革の時代にあり、AI、ビッグデータ、IOTなどの統合的活用が社会や産業構造を大きく変えつつあります。山梨経済同友会では、山梨県における財政、社会保障、格差、貧困、働き方改革、教育など様々な問題に向き合い、企業として果たすべき責任と社会に対する貢献の道を考え、様々な課題に取り組んでいます。山梨県では人口減少・高齢化が進んでいますので、将来をしっかりと見定め、持続可能な地域社会・発展性のある地域経済の実現を目指して道筋を整理し、政策提言や貢献事業を行って参ります。同友会の現在行っている委員会活動の取り組みについてご紹介します。◆山梨リニューアル委員会「リニア中央新幹線」「富士山世界遺産登録」「中部横断自動車道」に対して、経済人として長期的な視野を持ちつつ、タイムリーな情報収集及び提案活動をします。◆山梨創生委員会○ 次世代育英部会~若年世代(小中高)へ社会人講師派遣を実施。○ 産学連携部会~山梨県立大学連携講座「山梨創生学」授業を実施。○ 山梨ネットワーク部会~インターネット活用(広報)を実施。◆ 組織運営委員会〇 山梨の未来創生の会~経済団体、マスコミ等と連携し、首長との意見交換を実施。〇 経済団体との連携事業~婚活・チャリティー事業を実施。〇 青雲の志部会~起業マインド醸成に向けた産業育成活動を実施。◆ 新DCTP会議〇「 やまなし女性にプラス!」~県内女性の活躍に向けたプロジェクトです。〇「20年後の山梨をどうするか」~山梨県の目指すべき姿の提言に取り組みます。20 年後のこれからの山梨県の姿は「元気で美しくイキイキと過ごせる県」を目指すべきと考えます。そのためには、山梨県が持つ強み=差別化資源(立地条件、観光、自然豊かな生活環境、高付加価値の産業)を、「女性目線」、「若者」、「コトの提供(満足度・癒し・幸福感などの価値)」といった視点から有機的に結び付けて、「山梨ならでは」の先進地域としての魅力を一歩一歩積み上げていくことが必要でしょう。地元の「愛郷心」や「発信力」を高めていくことにより、山梨県人がより深く山梨を知り、自信と誇りをもって暮らすことができると思います。地域の創生には、我々は他県の経済同友会との連携はもとより、貴財団との連携、産学官金労言との連携も生かした活動が将来のカギを握っていると思っています。山梨の豊かな未来を目指すために、同友会と志を共にする山梨総合研究所のますますのご活躍を祈念しまして、創立20 周年のお祝いの言葉とさせていただきます。山梨の豊かな未来を目指すために山梨経済同友会 代表幹事 入倉 要