ブックタイトル山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

ページ
51/110

このページは 山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌 の電子ブックに掲載されている51ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

山梨発の地方創生に向けて 公益財団法人山梨総合研究所 創立20周年記念誌

46山梨総合研究所創立20 周年おめでとうございます。人間でいえば、めでたく成人を迎えられたことになります。これまでの関係者の絶え間ないご尽力と輝かしい実績に対して心から敬意を表しますとともに、次の30 年、40 年をめざした更なる発展をお祈り申し上げます。と同時に、これまで以上に貴研究所と本学との連携を深め、ここ山梨の地域活性化のために、ともに力を合わせて邁進していきたいと考えています。さて、創立12 年目となる山梨県立大学は、第二期中期目標において、地域との連携に関する目標が次のように定められています。「山梨県や県内市町村、企業、NPO 法人などとの主体的・組織的な連携を深め、交流を進めるとともに、少子高齢化、人口減少等を始めとした地域が抱える様々な課題に対応した地域研究や地域と連携したプロジェクトを推進し、大学の知的資源を活用した支援など、地域のシンクタンクとしての役割を果たす。」県立大学としての使命・役割である「地域に開かれた大学」あるいは「地(知)の拠点として地域社会をリードする大学」として発展していくためには、上記の目標に掲げられている関係機関・組織との連携協力が不可欠であり、先輩でもある山梨総合研究所のシンクタンク的機能を大いに学んでいかなければならないと考えています。本学においては、平成25 年度には、大学が自治体と連携し、全学的に地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める大学を支援する文部科学省の「地( 知)の拠点整備事業( 大学COC事業)」(Center ofCommunity)に採択され、地域に根ざすフィールドワークなどの実践を中心として地域コミュニティの中核的存在としての大学の機能強化を図ってきました。また、平成27 年度からは、国の地方創生を産官学等が一体となって推進すべく新たな「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COCプラス)」が県内すべての11 大学を含むオール山梨の事業として採択され、活動を開始しております。大学COC事業では、県や自治体・企業との連携協力の下で12 の地域活性化プロジェクト研究が開始され、子育て支援から高齢者支援まで幅広い領域で活動が展開されています。さらに、COC+事業では、「やまなし未来創造教育プログラム」の中の子育て支援コースの幹事校として、地域教養科目の運営とともに未来創生を推進しているところです。このほか、学長プロジェクト研究では、「地域を愛し、地域を育てる」ことをテーマに、本学の3学部すべてにおいて地域活性化に向けた組織的な研究プロジェクトが進行しているところです。周知のように、地域再生・地域活性化を旗印とした「地方創生」政策も加速化しています。山梨県の未来を、地域の活性化と結びつけて想う仲間が増えていくことを願っています。この想いをともにするところに未来を生み出す力が生まれ、山梨の未来を創造-クリエイトすることができるのではないかと思います。最後に、重ねてこのたびの20 周年をお祝い申し上げ、今後ますますのご発展をお祈り申し上げますとともに、これからも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。山梨の地域活性化をめざしてともに歩みましょう!山梨県立大学 理事長・学長 清水 一彦