やまなし未来共創HUB 事業報告 

事業概要

 山梨総合研究所では、やまなしにおける地域の問題解決のため、ソーシャルビジネスの創出や持続的な事業活動を支援することを目的とした、多様な主体による共創プラットフォーム『やまなし未来共創HUB』を設立しました。
 『やまなし未来共創HUB』では、地域の問題の中から、取り組むべき「共創テーマ」毎に多様な参加者による「共創チーム」を設けます。そして、「支援チーム」や「やまなし未来共創HUB会議」のサポートを受けながら、共に問題解決のアイデアを生み出し事業化を目指します。

▶▶添付資料 パンフレットPDF

 

令和3年度の取り組み

「やまなし地域づくりフォーラム2021」の開催 

 県内で様々な分野で地域づくりに携わる市民団体などを対象としたフォーラムを開催。
 市民団体間のネットワークづくりを促進、取り組むべき地域課題の抽出。

【抽出された地域課題】

  • 就職に伴う若者の県外流出
  • 地元企業の人材不足
  • 障がい者などの厳しい雇用環境
  • UIJターンの就職先が限定的 等

▶▶資料:フォーム報告書

 

 

 やまなし共創HUB会議の設置 

 行政、産業団体、高等教育機関、金融機関、報道機関等によるソーシャルビジネスの支援体制となる「やまなし未来共創HUB会議」を構築。

▶▶資料:やまなし未来共創HUB会議 設置要綱
     やまなし未来共創HUB会議 参加団体

 

 共創テーマの設定 

 今年度取り組む共創テーマを選定、事業化に向けた連携や支援の方向性を決定

【共創テーマ】

 1.子ども「を」学び、子ども「と」学ぶ社会を創ろう! ▶▶概要

 2.だれもが働きがいを感じられる社会を創ろう! ▶▶概要

 3.若者が自己実現できる社会を創ろう! ▶▶概要

 

 共創チームの募集 

 選定された共創テーマに関心のある市民団体や民間事業者を広く公募し、事業アイデアの創発を目指す「共創チーム」をチラシとHPにより募集を実施。また、共創テーマについての説明会を実施。

 

 公募結果 

 テーマ1:15
 テーマ2:12
 テーマ3:15

 

なお、共創チームには共創サポートチームとして以下のメンバーが参加。

 テーマ1:深沢さやか氏(NPO法人森の劇場主催者)
 テーマ2:赤池侑馬氏(KEIPE(株)代表取締役)
 テーマ3:辻麻梨菜氏((株)トレジャーフット事業推進部長)
 全体サポート:澤伸恭氏(中小企業診断士・()オープンフィールド)

▶▶資料:共創チーム募集チラシ
     説明会資料

 

 事業創出(9~2月)

 テーマ毎にミーティング等を実施、問題点の整理を行い、取り組みの中間報告や事業実施に向けた実証実験などを経て、ビジネスモデルを作成。

▶▶ 資料:共創チーム活動状況
      中間報告会
      実証実験の実施

 

 成果発表 

 共創チームにより創発された事業アイデアを第2回やまなし未来共創HUB会議にて発表、事業化に向けた具体的な支援策を検討。

<事業内容>

1.CX推進事業 「聴いてもらえる」体験ができるコミュニティを構築・運営し、コミュニティに参加する人を傾聴により活気づけることで、組織全体の活力の向上を図る。
2.仕事体験プラットフォーム「やってみ」 障がい者雇用活性化のため、企業及び障害者双方が無料で利用できるマッチングサイトを開設及び仕事体験を提供することにより就業の定着を図る。
3.「自己探索」サポート事業 県内大学生と若手社会人が交流する場を設け、相互のキャリア形成を行うサポートを実施する。

 

 また共創テーマの共通の課題として検討を行った結果、共通事業モデルとして「(仮称)y2(ワイスクエア)プロジェクト」を創出。

 ▶▶ 資料:ビジネスモデル発表会資料(共創テーマ1~3、共通)
       ビジネスモデル概要(共創テーマ1~3、共通)