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　「酒蔵・ワイナリーめぐりをしたことがありますか？」というＪＴＢｗｅｂアンケート調査結果が公表された。(調査年月2009.12・サンプル数2,899)
　それによると、酒蔵などを訪れたことのある地域としては山梨が最も多い結果となった。また「酒にちなんだ場所として連想する地域は？」という質問も山梨が第１位(27％)であった。ワイン産地としてのイメージが強いことを示すコメントが数多く寄せられたようだ。
　しかし、酒蔵を訪れたことのない人に「今後お酒にちなんだ場所を訪れてみたいと思いますか？」という質問には、半数以上が訪れないと回答している。その理由は、「車の運転があるから」、「お酒を飲めないから」などである。
　この調査結果は、関係者のこれまでのご努力のたまものであろう。今後、「酒蔵・ワイナリー王国」としての地域イメージをより高めるために、親子で楽しめる仕込み体験、女性をターゲットとした酒風呂やワインエステなど、年間をとおして五感を刺激するさまざまな仕掛を期待したい。

（主任研究員　村松 公司）

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