VOL.43「県内の「馬」にまつわる地名(大字)「10か所」」
午年を迎え、甲斐駒ケ岳を仰ぎながら、ふと、県内にはどれほど「馬」にまつわる地名があるのだろうと思い調査(※)した結果が標記のとおりである。
ちなみに内訳は以下の通りである。
「馬」:朝日馬場(都留市)、馬籠(中央市)、馬場(道志村)
「駒」:駒橋・七保町駒宮(大月市)、藤井町駒井(韮崎市)、駒場(南アルプス市)、御坂町上黒駒・同町下黒駒(笛吹市)
「午」「騎」、「駿」、「鞍」は該当がなかったが、手綱の「綱」まで広げると、梁川町綱の上(大月市)が見られた。
ウマを逆読みすると「マウ」=「舞う」の連想から、馬を縁起物と捉える向きもあるという。
昨年から差し始めた薄明りをめがけて疾走する駿馬のイメージをもって、本年の更なる飛躍を期待しようではないか。
(主任研究員 佐藤 史章)
※資料:平成24年経済センサス-活動調査、町丁・大字別集計
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001050710&cycode=0
に掲載の町丁・大字をもとに筆者が集計)