Vol.211-2 色をいかしたまちづくり

-景観計画から地域の色について考える-公益財団法人 山梨総合研究所研究員 渡辺 たま緒 1.はじめに 「なんだか街に特色がない」。山梨にUターン就職した頃に思っていたことだ。  転職して英国のロンドンに暮らし、週末には英 […]

VOL.68 「7.6%」

 平成27年4月1日、東京都渋谷区は、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」を施行した。この条例に「LGBT(性的少数者)」の人権の尊重が謳われた。背景として、男性同性愛者ゲイ)や女性同性愛者(レズビア […]

YAFOメールマガジン VOL.68 2016年2月号

╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆◇◆ YAFOメールマガジン VOL.68 2016年2月号 ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆-自主研究発表 […]

Vol.209-1 この地の酒について

山梨県酒造組合会長 山梨銘醸株式会社 代表取締役社長 北原 兵庫1.はじめに 長野県高遠町郊外で代々造り酒屋を営んでおりました北原家の七代、北原伊兵衛光義がここ白州台ケ原に分家を出したのが寛延三年(1750年)ですから、 […]

ふるさと納税、その使い道は

毎日新聞No.451 【平成27年12月11日発行】 平成27年度の税制改正で、ふるさと納税がより有利に、簡単に利用できるようになった。ふるさと納税は、個人が2千円を超える寄附を行ったときに所得税、住民税が還付、控除され […]

Vol.208-1 甲府市中心街の変遷と今後の展望

甲府商工会議所 中小企業振興部 部長 越石 寛1.はじめに 甲府市中心街が衰退して長い日時が経過したが、その間に甲府商工会議所では活性化のための様々な活動を行い、もう一度人々が集まる中心街を模索してきた。読者の中にも中心 […]

Vol.207-1 6次産業化への取組み

~商品開発とともに大切なこと~栄養士・料理研究家・農林漁業成長産業化支援機構6次化プランナー 株式会社インフィニバリュー 代表取締役 玉川眞奈美1.はじめに 現在私は、平成25年2月に農林漁業者の6次産業化の取組みを支援 […]

Vol.207-2 動き出した地方創生

公益財団法人 山梨総合研究所研究員 三枝 佑一1.896という数字 この896という数字に、見覚えがある方も多いかもしれない。2014年5月に「日本創成会議」が発表した、2040年までに消滅する恐れがある自治体の数である […]

Vol.206-1 山梨県経済について

 日本銀行甲府支店 支店長 谷口 文一1.はじめに 山梨県は、他都道府県比、経済規模の面では決して大きいわけではないが、特徴的な産業が多い他、大消費地の東京都や神奈川県などに近く、ポテンシャルに富んだ地域である。一方、当 […]

やっぱり笑顔

毎日新聞No.444 【平成27年9月4日発行】 8月、ちょっと奮発して沖縄へ家族旅行に出かけた。さすがは、国内有数の観光地である。空を見上げれば旅客機がひっきりなしに離陸していくし、那覇市内は観光客が大半を占めるであろ […]

Vol.205-2 インバウンド観光におけるゴルフツーリズムへの期待について

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 相川 喜代弘はじめに~増える訪日観光客 最近、甲府駅周辺で外国人を見かけることが増えた。  通勤の朝、信玄公像や甲府駅南口にある大手ホテルチェーンの玄関前には観光バスを待つアジア系 […]

Vol.204-1 地方創生に向けた地域金融機関の取組みについて

 山梨中央銀行 営業統括部 公務・地方創生室 室長 酒井 信1.本県における地方版総合戦略の策定 地方創生の動きが山梨県内においても目に見える形となってきた。県をはじめ半数程度の市町村でも策定・推進組織が立ち上がり、「人 […]

Vol.204-2 虫とあそぼう

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章1.虫とりの思い出 子どものころ、夏休みになると虫網と虫かごをもって虫とりに行った思い出を持つ方も多いのではないだろうか。  昔から昆虫採集は、小学生の夏休みの自由研究の […]

盆地文化を見直すとき

毎日新聞No.442【平成27年7月24日発行】 いま、市町村は地方創生をめざして総合戦略づくりに取り組んでいる。 少子高齢化が進み、時代は「成長」から「成熟」へ向かい大きな転換期にある。そのスピードはきわめて速く、かつ […]

Vol.203-1 山梨の将来像をつくるために

山梨経済同友会 代表幹事 入倉 要1.はじめに 先日(5月23日)、経済4団体共催による「地方創生」をテーマにした特別講演会を開催させていただきました。会社経営者や県・市町村職員、県議や代議士、総人数で450名の方々にご […]

地元グルメを世界に!

毎日新聞No.439【平成27年6月12日発行】  日本政府観光局(JNTO)による毎月の統計報道発表資料によると、2014年の訪日外客数は前年比29.4%増の1341万人で、過去最高記録となっている。また、2015 年 […]

Vol.201-2 再生可能エネルギーの導入拡大に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久はじめに EUでは2010年以降、新たな雇用の創出に向け、労働者需要が見込まれる環境・エネルギーや健康医療、IT分野での経済成長と雇用拡大を目指している。日本でも同様の […]

VOL.58「5億1,386万円」

 山梨県がまとめた2014年度の県産果実総輸出額は、前年度比1億5,688万円増の5億1,386万円となり、2008年度の調査開始以来、初めて5億円を突破した。県は、円安や、香港や台湾を中心に県産果実が浸透したことなどが […]

Vol.200-1 食農の地域活性化に関する事例と考察

~島根県邑南町・A級グルメ立町への取り組み~島根県邑南町 食のPR大使、飲食プランナーTVチャンピオン牛肉王 石原 隆司1.はじめに 地方における高齢化と人口減少、それに伴う地域の衰退、活力低下が著しいことは改めて申し述 […]

ご当地キャラクターへの期待

毎日新聞No.432【平成27年3月6日発行】  1980年の地方博覧会ブームで作られたキャラクターに端を発すると言われるご当地キャラクター。今や、日本全国で数多く活躍している。  「八百万の神々」という言葉があるように […]

Vol.199-2 中心街よ立ち上がれ!

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 末木 淳はじめに 甲府市中心市街地(以下、中心街)の活性化が叫ばれて久しい。現在甲府市は「中心市街地活性化基本計画」(平成26年10月策定、以下基本計画)に沿って活気あるまちづくり […]

Vol.198-1 プロヴィンチアの挑戦

~ともに未来へ向かって~株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ専務取締役ゼネラルマネージャー 佐久間 悟 これまで 2000年(平成12)にクラブ存続の危機に直面したヴァンフォーレ甲府は、翌、2001年(平成 […]

Vol.198-2 フットパスと健康

~ 健康増進に関する一考察 ~公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 安部 洋1.はじめに 公益財団法人山梨総合研究所では、毎年自治体関係者等と合同で研究会を実施している。その実施目的は、「地域社会との連携強化」と「地域 […]

農村資源と情報発信

毎日新聞No.429【平成27年1月23日発行】  グリーン・ツーリズムという言葉を聞いたことがあるだろうか。農山漁村地域において、自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動と定義される。  もともとヨーロッパにお […]

VOL.52「307年前 富士山・宝永の噴火が発生」

 御嶽山の痛ましい噴火を受け、改めて、火山としての富士山に注目が集まっている。  朝起きれば、美しい富士が見える生活、自然資源や観光資源として、山の恵みに浴する生活の前提は、3世紀以上続く「穏やかな富士」なのだ。  とは […]

Vol.194-1 訪日外国人観光客の推移と現状

山岸旅館グループ代表取締役 VISIT JAPAN大使 外川 凱昭◆決断する 私は現在、1917年(大正6年)創業の山岸旅館と系列(姉妹)旅館として河口湖畔に「富ノ湖ホテル」、鳴沢村青木ヶ原樹海に「じらごんの富士の館」「 […]

Vol.194-2 人口減少社会(2)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 進藤 聡1 はじめに 前回(1)で今後どのように人口が推移していくのか、そして少子化となった要因としてどのようなことが考えられるのかについて述べた。今回は日本創成会議が示した推計の […]

Vol.192-2 キャラクターを導入した農産物の販売拡大への取り組み

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章概要 農産物の消費量が減少しつつある中、農産物の販売量の確保や新たな販路拡大は重要な課題である。農産物の販売にキャラクターパッケージを用いて新たな顧客獲得に成功している例 […]

ユネスコエコパーク正式承認

毎日新聞No.416【平成26年7月25日発行】  6月11日、スウェーデンで開催された第26回MAB国際調整理事会において「南アルプスユネスコエコパーク」が正式に登録承認された。関係者のご努力に心から敬意を表した。   […]

Vol.191-1 文化-ブランド 芸術と経済は連動する

~山梨の更なる魅力高揚のために~ 声楽家 本岩 孝之 パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク…世界を席巻するブランド品が誕生する都市。そこからは魅力的な製品が生まれ、それに高値がつき、素敵な雰囲気を求めて世界中から人やお金 […]

Vol.191-2 甲府地方卸売市場の活性化に向けて

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに 甲府地方卸売市場では、今年度末(平成27年3月)までに、「賑わいのある市場づくり」事業実施計画の策定を目指している。 「賑わいのある市場づくり」の事業目的には […]

Vol.189-2 山岳と健康

~「健康登山」へ向けて~公益財団法人 山梨総合研究所調査研究部長 中田 裕久1.はじめに 昨年6月、富士山が世界文化遺産に登録され、先日4月21日にはユネスコの認定文書の伝達式が外務省で行われた。また、南アルプスではユネ […]

椅子取りゲームは、「はしっこく」

毎日新聞No.409【平成26年4月18日発行】  集団登校の後姿に、新しいランドセル。春は進学、進級・クラス替えの季節である。そういえば、クラス替えの後のレクリエーションで「椅子取りゲーム」をしたことを思い出す。  “ […]

Vol.187-2 富士山世界遺産登録が観光入込客等に与えた影響

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 進藤 聡1 はじめに 2013年4月30日に世界文化遺産の登録について評価を行っているイコモスは、「富士山」について、三保松原を除き「記載」が適当との評価結果及び勧告を、世界遺産委 […]

リニア新幹線中間駅の可能性

毎日新聞No.405【平成26年2月21日発行】 2027年のリニア新幹線開通まで14年を切った。まったく新しい輸送手段がもう目の前に迫っている。こうした中、中間駅周辺の各自治体・団体等は既に整備計画の策定に着手し、それ […]

Vol.185-2 統計からみた甲府の観光産業の現状と課題

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 中村 直樹1 はじめに 観光産業は裾野が広く、交通機関の利用や宿泊にとどまらず、地元の飲食・小売へと波及することで地方に所得機会や雇用機会を生みだす。農業や製造業を取り巻く環境が厳 […]

Vol.184-2 石和温泉街のイメージ転換

~歓楽街からの脱却~公益財団法人 山梨総合研究所研究員 岡 浩之【はじめに】 山梨総合研究所では、県内市町村が抱える地域課題について考え、市役所・役場職員と膝を交えて話し合い、自治体行政への有効な提言につなげていこうとの […]

ビッグデータの活用

毎日新聞No.398 【平成25年11月1日発行】 先日、観光庁が観光振興にビッグデータを活用する手法の検討をはじめたと報道された。全国の8つの地域を対象に観光客の行動パターンの把握、分析を試験的に行うとされている。 こ […]

Vol.183-2 石和温泉の活性化に向けての一提案

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 千野 正章【はじめに】 公益財団法人 山梨総合研究所では、毎年県内の自治体と1つの地域課題をピックアップして、解決策について意見交換を行う検討会を実施している。 本年度は、「石和温 […]

Vol.182-2 TPPを語る前に地域農業の現状を知ろう(後編)

公益財団法人 山梨総合研究所主任研究員 古屋 亮1.はじめに 前編では、TPPが農業に与える影響について、県内農業者の意識を概観し、次いでTPP参加において、農業の影響として特に問題とされている食料自給率を取り上げ、県内 […]

文化の時代の地域デザイン

毎日新聞No.395【平成25年9月20日発行】 9月上旬夏季休暇をいただいてパリとその近郊を訪ねた。この時期は、長いバカンスが終って普通の生活に戻るころであり、観光客にとってはオペラ座の興行がまだ始まらない端境期である […]

異常気象と防災対策

毎日新聞No.394【平成25年9月6日発行】 今年の夏は、猛暑とともに大雨のニュースが報じられている。7月下旬には島根、山口両県では「経験したことのない大雨」による洪水、土砂崩れで山間部の住民が孤立した。気象庁によると […]

Vol.181-1 地域を束ねるということ

農事組合法人 清栄 代表理事 浅川 豊和【はじめに】 平成19年2月に地域の農地、農業を守っていくため農事組合法人「清栄」を立ち上げた。法人では、私がいる北杜市高根町清里の樫山地区を中心として、主にソバと大豆を栽培してい […]

おもてなしは地域で進めよう

毎日新聞No.393【平成25年8月23日発行】 清里 萌木の村で行われた第24回フィールドバレエを観賞した。 連日報道され、全国的にも暑い地域と認知されつつある甲府の酷暑から逃れ、高原の爽やかな締まった空気のもと、野外 […]

Vol.180-2 山梨の水資源を考える

公益財団法人 山梨総合研究所副理事長 早川 源1.はじめに 地球は水の惑星といわれている。その水の約97.5%は海水である。淡水は2.5%で、そのほとんどが南極や北極の氷である。利用しやすい河川・湖沼・地下水はわずかに0 […]

VOL.36「1人当たり1,000円」

 富士山の登山者は夏の登山シーズンだけで年間30万人、また、5合目付近には山に登らない観光客も含め、年間260万人が訪れているという。  平成25年6月、カンボジアで開催された第37回ユネスコ世界遺産委員会において、富士 […]

Vol.176-1 森林散策と中高年の血圧

元 山梨県環境科学研究所副所長 永井 正則1.はじめに 地域の自然環境を活用した保健休養活動が、全国的に盛んに行われている。保健休養活動のための自然環境という点から山梨県を見ると、県の面積の78%が森林で覆われていること […]

地域への誇りをまち歩きで

毎日新聞No.382 【平成25年3月15日発行】  本県で開催中の「国民文化祭やまなし2013」では、県内全域を舞台にフットパス・イベントが行われている。フット(歩く)パス(小径)の字義どおり、案内者の説明を聞きながら […]